さじかげんだと思うわけッ!

日々思うことあれこれ。
風のようにそよそよと。
雲のようにのんびりと。

中規模危機?

2009-03-07 20:33:57 | 
「都市一つ壊滅したかも」小惑星あわや激突…豪学者が観測(読売新聞) - goo ニュース

【ブリスベーン=岡崎哲】3日未明、直径30~50メートルの小惑星が地球の近くをかすめていたことが、オーストラリア国立大学の天文学者の観測で分かった。
最接近時には地球からわずか約6万キロの距離で、博士は「衝突していれば1都市が壊滅するところだった」としている。


記事本文によれば、6万キロがどれほどの近さかというと、月~地球間約38万キロの六分の一だそうですから、かなりの近さですね。
この規模の小惑星は、1908(明治41)年にロシアのツングースカで起こった「ツングースカ大爆発」という天体現象と同等である、50~60m程度だったといいます。

ツングースカはここ。


このときは、シベリアの森林が半径三十キロに渡って炎上、一千キロ離れた家の窓ガラスが割れたといいますから、かなりのもんですね。
この博士曰く、「もし地球に落下していたら、都市一つ吹き飛んでいたかも」だそうです。
1908年のときは、ほぼ無人のシベリアでしたから死者は一名だったそうですが、21世紀の今日では、そうはいかないかもしれません。
次に、この危機が訪れるのは100年後だそうで。
そのときには、わたしはいないとはいうものの、ぜひこの研究結果を次に生かしていただきたいと思います。
今回は、事後発表ということですからねぇ…危ないところだったんですよねぇ。