さじかげんだと思うわけッ!

日々思うことあれこれ。
風のようにそよそよと。
雲のようにのんびりと。

欽ちゃん球団、よかったなぁ。

2006-07-23 22:29:40 | 
萩本欽一さんの解散宣言から四日。新潟にて、萩本欽一さんの口から「復活宣言」が出されました。
何はともあれ、よかったですね。一安心しました。
現在、日本野球連盟に所属しているクラブチームは250を超えているそうです。
様々なプロ野球OBや芸能人が主催したり所有したりしているクラブチームも、21世紀に入ってから、急激に増えていきました。
その先駆けとなったのがご存じ茨城ゴールデンゴールズでした。

プロ野球が目に見えて低迷している最中、その再興を信じて立ち上げたのがこの球団でした。
その心構えについては、この間書いたのでいいとして、このように日本の末端の人たちが野球人気の回復を目指していると思うと、野球ってなんて国民的なスポーツなんだろうって思いますね。
サッカーもその発足当時は、資金難から経営が行き詰まるなどしてしまうことが多かったですが、その危機を救ったのは本拠地となっている地区の住人の熱烈な援助でした。
かくいうわたしの出身地山梨県をホームとしているヴァンフォーレ甲府も、一時はクラブ解散の憂き目に遭いましたが、見事に復活を成し遂げました。
クラブチームの強みは、まさしくこのような地域住民との密接関係にあります。
時には、自治体すら動かしてしまうほど、住民の行動力は影響は大きいのです。

今、プロ野球は地域だけでなく、国全体の野球好きたちの後押しを受けて成り立っています。
そのような環境、実に幸せなことだと思うのです。
ともに勝利を分かち合い、そしてすばらしいプレーには敵味方問わずに賞賛を送る。
もちろん、少しのお負けをつけてくれれば、それにこしたことはありませんが。

ディズニーとジブリの共通性

2006-07-23 00:21:46 | 
わたしの住んでいる甲府市では、周辺の小中学校では昨日から夏休みに入っています。
もはや社会は夏休み一色になりつつあります。
映画館でも、夏休み映画が続々と封切りされますね。
その中で相変わらず注目を集めているのは、子どもやファミリー層を狙ったアニメ映画ですね。
スタジオ・ジブリ『ゲド戦記』(7/29公開)、ディズニー・ピクサー『CARS』(上映中)をはじめとして、『森のリトルギャング』(ドリームワークス、8/5公開)、『ブレイブ・ストーリー』(フジテレビジョンなど、上映中)など目白押しですね。
既存のアニメでも『劇場版ポケットモンスター~ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ』(テレビ東京など、上映中)などが健闘しています。

さて、その中でも『ゲド戦記』と『CARS』は最注目株といってよいでしょう。
わたしは、昔からジブリとディズニー映画の類似性が気になってしょうがありません。
といっても、悪い意味ではありません。
ある意味、ヒット映画の条件といってもよいのではないかと、勝手に一人で考えているのです。

双方ともに独自の作風を持ち、技術の高さも世界最高峰。ストーリーにしても、よく練られていて、原作を意識させない話作りはさすがです。
真似とかではありません。それぞれが独自に確立した作風なのですから。

ではどこが似ているのか?
その類似性とは、「キャラクター作りの巧みさ」です。
双方の作品には、マスコット的なキャラクターが必ずと言ってよいほど出てきます。時には主人公(『リロ&スティッチ』のスティッチや『となりのトトロ』のトトロ)だったり、時には脇役だったりします。
分かりやすい例でいえば、『ハウルの動く城』のヒン・カブ・マルクル、『もののけ姫』のコダマ、『ライオンキング』のティモン・プンバァといったところでしょうか。

これらの映画は、連続アニメの劇場版というわけではありませんから、そのキャラクターの作り方はよほど腐心しているものと思われます。
キャラクターがよく作り込まれているので、ある程度話がややこしかったり、テーマが重厚であったりした場合でも、全体の雰囲気が重くなりにくく、卑俗な笑いに走らなくても映画に軽みが出る。
つまり、バランスがとれてメリハリをつけやすくなるわけです。
これが連続アニメのキャラクターなら、そこまでややこしくキャラクター作りができませんので、話もやや単調になってしまう傾向にあると思います。

なんて知ったような口を利いていますが、ただの一鑑賞者なのです。わたしは。
今年の映画、どんな話になるのか。そして、どんなキャラクターが出てくるのか。
非常に楽しみですね。