瀬尾 まいこ / マガジンハウス(2003/12/18)
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夢をあきらめ、何となく国語教師になった清(きよ)が主人公。赴任してきた高校で文学部の顧問にさせられた清は、たった一人の部員である垣内くんと出会います。今までバレー一筋だった先生と文学の好きな少年という、全く正反対の二人。そんな二人のやりとりが面白かったです。
また、清はあまり先生らしくないのに対し、垣内くんはクールで落ち着いていて、どっちが大人なのかわからない(笑)最初、清は無気力であまり好きになれなかったのですが、だんだん垣内くんの影響を受けて変わり始めます。清は自分が楽しいと思う授業をするようになり、私も清の授業を受けてみたくなりましたっ。垣内くんはちょっと変わった少年ですが、物の考え方が格好良いと思いました。私も文学に興味があるので、垣内くんに共感しました。大きな事件は起こりませんが、心地よい時間が流れていてオススメです☆
この学校の図書室は海が見えて、すごくうらやましいです。でも、自分が通っていた学校の図書室も結構、好きでした。どこも独特の雰囲気があって。私も好きな本に囲まれて、仕事がしたいな~。
瀬尾さんの小説はほかも面白いと噂では聞いていますが、まだ読んでいません。「図書館の神様」は、ほんわか癒し系の雰囲気が漂うお話でしたが、ほかはどうなのでしょうね。今度読んでみたいと思います。
瀬尾まいこさん、先生しながら精力的に書いて
らっしゃってすごいですよね。
友人が出るたび買っては貸してくれるので、
図書館待ちしないで、他の作品も読んだのですが・・・
個人的には「幸福の食卓」がよかったです。
家族のあり方も、ちょっと考えさせられました。
ホントに、先生をしながらよく書けるな~と思います。
辞めた後、作家になる人は多いですが。
先生の経験が活かされていて、とてもリアリティーのある作品だと思いました。
友人が貸してくれるなんて、いいですねっ。
未だに他の作品は読んでないのですが、ぜひ「幸福の食卓」を読んでみたいと思います!
また良ければ、遊びに来てくださいね