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本と雑貨と手作りのブログ。

めでたづくし・その後。

2006-08-30 | 切り紙
今日は、「紋切り型 めでたづくし」の型をたくさん切って遊びました~。やる前はあまり集中力がなかったのに、やり始めると夢中になってしまうのが、「紋切り型」の不思議☆いろいろ作ったので、作品画像をお見せしたいと思います。


      

一番上の画像は、いつもと同じ普通の折り紙サイズ。桃(左上)・大根(右上)・茄子(左下)・茗荷(右下)と、食べ物の紋切り型を集めてみました~。桃は、邪気をはらい寿命をのばすと言われ、多産の象徴でもあり、大根は、二股や二本交わったものは生殖を意味し、繁栄成功の吉兆。茗荷は、延暦寺に祀られている摩陀羅神の墓にミョウガが生えたことから悟りのシンボルとなり、「冥加がいい」(神の加護があるという意味)という言葉にも通じることから、縁起がいい紋と考えられました。

二番目の画像は「百の字」という紋切り型で、鳥のかたちをしています。私たちの祖先は、「かたちから生まれた漢字を、文様や紋として再びかたちの世界に返す」という知的な遊びを楽しんできたそうです。この形も百という字から生まれたものなんですが、わかります?なんとなく「日」のようには見えますが・・・。紙の色を変えると、また印象が変わって面白いです。

三番目の画像は、カードに載っていたぽち袋の作り方を見て、作ったもの。カードの例は2種類だったのですが、それ以外も工夫次第で作れると書いてあったので、例を参考にして作りました。四番目の画像も、ぽち袋(小さくて、ちょっと見えづらいですね・・・)。ただ紋を貼りつけたものから、ちょっと手を加えたものなど。コースターの作り方から、ヒントを得たりしました(紋の一部を丸いコースターに貼っていたところなど)。色の組み合わせを考えたりするのが、楽しかったです!!

今回、付いてきた和紙は、赤・青・黄・緑…となかなかカラフルでした!金と銀も一枚ずつ付いてたし。赤色は3種類あって、<紅白>にするととても美しかったです。余談ですが、紋切り型を紹介しているサイトに「絵本の店・星の子」というのがあります。紋切り型のいろんなかたちが見れて、オススメですよ♪

「紋切り型 めでたづくし」

2006-08-26 | 切り紙
「紋切り型 月之巻」の記事の中で触れた、フェリシモの切り絵コレクション。最近、やっと1回目のコレクションが届きました!今回、届いたのは、私の好きな紋切り型シリーズの1冊。この「めでたづくし」は持ってなかったので、ちょうど良かったです☆

紋切り型については、他の記事で説明しているので省略。この本は、タイトルの通りおめでたい紋を集めています。長寿のシンボルである鶴や亀、初夢に見ると縁起のいい富士・鷹・茄子など、全部で26種類。いつも付いているカードには「めでたいかたち」の意味やルーツが書かれていて、とてもためになりました!

例えば、富士山は言わずと知れた霊山で多くの信仰を集めた山ということでめでたく、鷹は勇猛果敢な尚武のシンボル、茄子は「事を成す」のナスだそう。「一富士二鷹三なすび」という言葉はよく知られていますが、なぜ縁起が良いのかは知らなかったなぁ。どのかたちも面白い由来があって、思わず「へぇ~!」と言いたくなります。

今回の型紙は小さいサイズが多く(4分の1の折り紙で作れる)、いろんなモノに貼って楽しめそうです。カードには紋切り型を作って使えるように、ご祝儀袋やぽち袋、コースターの作り方も紹介しています。見本の写真を見るとどれも洒落ていて、ぜひ作ってみようと思いました。まだあまり作ってないので、また後日画像を載せておきます~。


話は変わって、商品と一緒に届いた新しい「クチュリエ」のカタログ。このカタログはいろんな手作りキットが載っているのですが、今回、消しゴムはんこのコレクションが出ていましたっ。これ、はんこの図案に葉書サイズの消しゴムとスタンプインクが2つ付いていて、なかなかお得~。インクは毎回違う色が届くので、全6回で12個揃えることができます。図案も可愛くて、こちらも申しこもうかと思ってます。

「天の橇がゆく」

2006-08-22 | エッセイ
児童文学作家・神沢利子さんのエッセイ。宇野亜喜良さんの美しい挿絵付きです☆画像は「早春のはがき」のページより。

 <目次>
ゴールデン・ベア/鴨の叔父さん/幻の馬が棲む/宙に綾なす/早春のはがき/凍蝶/幼年と雨/老年萬華鏡/天の橇がゆく/蝦夷松/井の頭をゆけば

神沢 利子, 宇野 亜喜良 / 福音館書店(2003/11)
Amazonランキング:位Amazonおすすめ度:


北海道、樺太で過ごした幼少期の話など、11編のエッセイを収録。昭和の前半に子ども時代を過ごしたこともあり、戦争の暗い影も所々に見られました。私は「くまの子ウーフ」が大好きで、神沢さんの作品研究もしたことがあるので、とても楽しく読みました。私が一番気に入った話は、「早春のはがき」。この早春のはがきというのは、詩人のまど・みちおさんが神沢さんに宛てた手紙です(神沢さんは童謡を書いていた時期があり、そのとき指導を受けたのがまどさんなのです)。

神沢さんは「スーホの白い馬」を読んで、馬頭琴をいつか聴いてみたいと思っていたのですが、ある日の新聞で馬頭琴の名手が来日するという記事を見つけ、まどさんに手紙でそのことを知らせました。そして、その手紙の返事が送られてくるのですが、そこには馬頭琴ならぬ「鳥頭琴」という言葉が書かれていました。これは、神沢さんの字をまどさんが読み違えたためなのですが、神沢さんはこの字を目にしたとき、見知らぬ異国の鳥の頭を持つ琴が虚空に浮かび上がり、未知なる響きが心をふるわせた、と語っておられました。

そんな話を聞いて、私も鳥頭琴という言葉にとても不思議な魅力を感じました。また、鳥頭琴をイメージして描かれた絵も素晴らしくて、すごく気に入りました!それは、ほとんどの挿絵がペンで描かれているのに、この話の挿絵だけは鉛筆のような線で描かれ、淡いピンク色が水彩で付けられていたため。とても優しい雰囲気で、印象的でした♪

「鴨の叔父さん」も好きなのですが、これは亡くなった叔父とそっくりな鴨に会った話。その鴨が「キメタノカ」「ユケルトキニ イクトヨ」と言ったような気がした神沢さんは、決めかねていたカムチャツカへの旅のことが頭に浮かびます。神沢さんの処女作「ちびっこカムのぼうけん」は「カムチャツカ探検記」という本を読んで生まれたと言い、その物語の舞台をこの目で確かめたいと思っていたそうです。

神沢さんは樺太に住んでいたこともあり、カムチャツカをほんの向こう岸だと思っていたのですが、入国は長い間許されていませんでした。しかし、ほんの4、5年前に入国が解禁され、この夏には名古屋からチャーター便が飛ぶという情報を得て胸を躍らせますが、処女作を書いてから30年余が経ち、その旅が決して楽ではないという思いから、カムチャツカ行きを迷っていたのです。

そんなときに叔父そっくりの鴨に会い、かつて叔父が述懐した「ひとつのことをじっくりやりとげることが肝心」という言葉が背中を押し、カムチャツカへ行くことを決意するというのが、この話。私もこの叔父さんの言葉に共感したのですが、こんな叔父さんが身近にいた神沢さんはとても幸せだなと思いました~。


100人が選んだ絵本。

2006-08-19 | その他の本
マーブルブックス / マーブルトロン(2004/08)
Amazonランキング:261,127位Amazonおすすめ度:


この本は、2001年に出版した「私が1ばん好きな絵本―心の本棚に置く絵本選集」の初版から記事を抜粋掲載し、新たに100人の絵本好きを対象にした絵本ランキングをもとに構成しています。初版は読んでいたのですが、ランキングが気になって手に取りました。初版の内容を忘れていたためか、どの記事も新鮮でした~☆

ランキングは、<物語と展開が好きな本><絵やビジュアルが好きな本><言葉が好きな本><キャラクターが好きな本>の4項目。そこで上位に選ばれた絵本を、それぞれのジャンルで活躍する個性あふれる読み手が語っています。100人が好きな絵本なので、選ばれた本は名作が多く、あまり目新しいものはなかったのですが、その絵本についてのダイアローグは面白かったです。

私が一番興味深かったのは、<キャラクター>のダイアローグ。キャラクターそのものの調査・研究を行っている、バンダイキャラクター研究所所長という方が語っているのですが、上位に選ばれた絵本のキャラクターの特徴を詳しく分析しておられました。例えば、「ぐりとぐら」は造形的に特殊なわけでも、デザイン的に優れているわけでもないけれど、子どもらしさが自然に具現化されていると言います。そして、このキャラ立ちしていないところがバランスのいい世界を作り出しているのであって、キャラクターだけ切り取ってグッズにしても魅力が減ると指摘しています。

それと好対照なのが「ミッフィー」で、シンプルで性格づけがくっきりしていないところは「ぐりとぐら」と共通しているのですが、デザインとしては完成しきっている。世界観や背景を持たなくても成立するほど完成していて、キャラクター単体で切り取っても成り立つのです。だから、グッズとしてもよく売れるのですね~。絵本のキャラクターといっても、いろんなタイプがあることを改めて認識しました。

また、ダイアローグだけでなく、項目に合ったコラムもあり、いろんな芸術家(文筆家やイラストレーターなど)が絵本について語っています。「くいしんぼうの絵本」や「日記絵本の愉しみ」など、テーマがユニークでこちらも面白かったです!最後に、<私が一番好きな本―総合ランキング10位の絵本>や<こっそり教えたいこの一冊―ランキング外の絵本30冊>などもあり、内容はぎっしり。総合ランキングの1位は「ぐりとぐら」だったのですが、この本は4項目のランキングにいつも入っていて、絵も文もすべて良いからこそ人気があるのだと思いました。

ちなみに、マーブルブックスが出している「私が1ばん好きな絵本〈2〉日本の絵本150選」「私が1ばん好きな絵本〈3〉海外の絵本150選」もオススメ。100%orangeさんの可愛いイラストが表紙で、中のレイアウトもオシャレな本です。

「ちいさなちいさなえほんばこ」

2006-08-16 | 絵本
可愛いケースの中に、手のひらサイズのミニ絵本が入った『ちいさなちいさなえほんばこ』。いつも在庫切れになっていた本なのですが、やっと買うことが出来ました~。「アメリカワニです、こんにちは」、「ジョニーのかぞえうた」、「ピエールとライオン」、「チキンスープ・ライスいり」の4冊入りです(ちなみに、分売用の大きい判も出ています)。

私が一番好きなのは、「チキンスープ・ライスいり 12のつきのほん」。この本は12ヶ月のかぞえうたになっていて、リズムの良い文章☆声に出して読むのが、とても楽しい作品です。1月はスケートを滑りながらスープをすすり、2月は去年つくったゆきだるまのたんじょうびをスープで祝い・・・という風に、一年中、チキンスープ・ライスいりを楽しむ姿が描かれてます。

「ジョニーのかぞえうた」は、「1にんまえの ジョニーくん、ひとりぐらしを していると、2げこんできた こねずみが、たなのうえに とびのって、3ざんさがした くろねこが、あいたまどから とびこんで・・・」という風に、次々とお客がやってくるお話。そうして、部屋は10人に増え、困ったジョニーは<かずをさかさにかぞえるうちにいなくならないと、みんなまとめてたべちゃうぞ>とおどします!1から10まで面白い言葉遊びになっていますが、原文ではどんな風に書かれているのか気になりました~。

「ピエールとライオン ためになるおはなし(はじまりのうたいつつのまき)」は、タイトルの通り、ちょっと教訓っぽいお話。このピエールという男の子は何を言われても、「ぼく、しらない!」と答えます。ある日、はらぺこライオンがやってきたときもこんな調子で、ピエールはライオンに食べられてしまいます。おかあさんとおとうさんがライオンをおいしゃさんのところへ連れていき、助け出されたピエールが覚えたためになる言葉とは一体何でしょう?

「アメリカワニです、こんにちは ABCのほん」は、AからZまでのゆかいなお話。アメリカワニという単語<allogator>のAから始まり、Zまでいろんな言葉が登場します。それぞれ独立した絵のようで、ちゃんとアメリカワニ一家のストーリーになっているところがすごいです。


  

「ムジナ探偵局」

2006-08-13 | 児童書
夏と言ったら、怪談話?ということで、幽霊が出てくる作品を紹介~。

富安 陽子, おかべ りか / 童心社(1999/03)
Amazonランキング:194,177位Amazonおすすめ度:



「ムジナ探偵局」は、古本屋の主人であるムジナ探偵と常連客の源太少年が送る物語。ムジナ探偵は、店の横に「探偵」という看板もかけているため、横丁の人から変人だと言われています。しかし、推理に関しては天才で、いつも奇怪な事件の調査を依頼されます・・・。

この事件というのは妖怪や幽霊に関係していて、なんとも不思議。読み終えた後も謎めいた雰囲気が残っていて、普通の探偵ものとは違う印象を受けます。ちょうど夏の話もあるので、このコンビとともに肝試し気分を味わってみてはいかが?シリーズになっていて、現在5冊まで出ています。

私が好きなのは、二人のユニークなキャラクター。ムジナ探偵は賢くて一見、クールにみえるのですが、大人気ないところも。口が悪くて言いたいことをずばずば言ったりするし、面倒なことはやりたくないという感じで人に無関心だし。でも、このダメダメさが見ていて面白い!

また、源太くんはいつも古本屋にやって来ては、堂々とマンガを立ち読みしている少年。ムジナ探偵に文句を言われても全く動じず、逆にお店にけちをつける程の厚かましさを持っています。事件が起きれば好奇心いっぱいでムジナ探偵に付いていったり、何でも自由なところが好き。お調子者でおバカなところもあるのですが、それも可愛いです☆


富安 陽子, 篠崎 三朗 / 新日本出版社(2001/07)
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もう1冊オススメなのが、この本。「引っ越した家に幽霊が住んでいた」というよくある設定なのですが、これも謎を解いていくストーリーになっています。季子(ときこ)が出会ったのはおばさんの幽霊で、この家に住みたければ自分が出す三つの試験にパスするよう言われます。物語が進んでいくと、おばさんの過去が明らかになっていき、最後は心温まる結末。頼りない親に代わって、走り回る季子の行動力に尊敬しますっ。

「Snowflakes For All Seasons」

2006-08-10 | 切り紙
「紋切り型 月之巻」の記事の中で触れた、「Snowflakes For All Seasons」という本。最近、Amazonでコンビニ支払いがスタートしたので、これを利用して注文してみました。

Cindy Higham / Gibbs Smith(2004/09/30)
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この本は「紋切り型」と同様、切り絵が楽しめるもの。紙を折って(三角に2回折ったものを、3等分に折ります)、型紙通りに切るところは、紋切り型とほとんど変わりません。洋書ですが、型紙の通りに切るだけなので、英語がわからなくても大丈夫です~。この値段で72もの形を作ることができるのは、とてもお得だと思います☆結構、複雑に見える形も、ほとんどハサミだけで簡単にできて驚きましたっ。

この本に載っている切り絵は、「snowflakes」という題名の通り、どれも雪の結晶のような形をしています。そして、一年の行事をモチーフにしていて、どの形もユーモアにあふれています。例えば、クリスマスの場合は、おもちゃの兵隊やツリー・くるみ割り人形(バレリーナ)・ベル(画像にある黄色い切り絵)など。「CHRISTMAS」に使える切り絵も多いですが、「VALENTINE'S DAY」や「WINTER」というページも充実していました。

ただ、普通の折り紙では型紙が少しはみ出てしまうので、注意。私は100均で売っていたジャンボ折り紙を使いました。22色入りでしたが、茶色など入ってない色もあったので、もっと使えそうな紙を探そうと思います~。


 

「赤ちゃん絵本ノート」

2006-08-07 | その他の本
田中 尚人, あべ みちこ / 中央公論新社(2005/08/31)
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この本は、0歳から3歳ぐらいの子どもに向けた絵本を160冊紹介。見開き1ページに4冊ずつ取り上げているので、1冊の紹介文は短め。でも、作者のお子さんの反応など親しみがわくような感想が載っていて、読みやすかったです。絵本の表紙がカラーで載っているところも、参考になります。

第1章は、この本のメインである「赤ちゃんのためのブックガイド」。24のテーマ別に絵本を紹介しています。テーマを例に挙げると、「この音、なーんだ?」とか「よちよち、はいはい、動きたい!」、「きゃーこわーい!にハマッた!」など。一番気になったのは、「英語で何て言うのかな?」というテーマ。ここでは洋書が取り上げられているのですが、豊かな色彩や英語ならではの楽しいリズムなど、日本の絵本にはない魅力を紹介しています。英語の苦手な人にもオススメということで、すごく興味を惹かれました☆

第2章は、「絵本選びと読み聞かせに関するQ&A」。絵本選びに関する質問6つと読み聞かせに関する質問6つに、あべさんと田中さんが答えています。第3章は、「ママとパパの現場から」。この章は、伊藤まさこ×あべみちこ、パパイヤ鈴木×田中尚人の対談や、赤ちゃん絵本が買える全国オンラインショップガイドなどを掲載。オンラインショップは14個載っていて、知らないサイトもたくさんありました~。

もう1冊、「小学生が好きになるこんなに楽しい子どもの本」という本も最近読みました。全部で216冊紹介していて、絵本だけでなく読み物も少し取り上げています。こちらも表紙のカラー写真付き。見開き1ページに、それぞれ面白いテーマがついています(3冊ずつ取り上げていて、左ページは1冊、右ページは2冊掲載)。ある本好きの母・娘・孫娘が選んでいて、懐かしいと思う本からちょっと新しい本まで揃っていました。

「子どもに読んでほしい84冊」

2006-08-05 | その他の本
私は読書案内の本が好きです☆この間、図書館へ行ったのですが、こういう本ばかり借りてしまいました~。

東京新聞編集局 / 東京新聞出版局(2004/09)
Amazonランキング:314,604位Amazonおすすめ度:


この本は、東京新聞で連載されていた「子どもの本」を構成したもの。いろんな職業の方28人が、それぞれお気に入りの3冊を選んでいます(例外もあり)。見開き1ページに1冊紹介していて、とても読みやすかったです。

この28人の中で一番多いのは、作家や詩人。絵本作家の五味太郎さんや長新太さんもいれば、詩人の谷川俊太郎さんや工藤直子さんも!作家の梨木香歩さんもいました☆それ以外は、精神科医・作曲家・落語家・サイエンスプロデューサー・スポーツジャーナリストなどなど。職業に関する話や子ども時代の話なども語っているところが、面白いです!

私は赤木かん子さんの選んだクリスマスの本が、すごく気になりました。赤木さんが選んだ9冊の本は知らないものが多くて、さすがは本の探偵さんだなと思いました。

章は、「絵のちから、言葉のまほう」「自然のふしぎ、地球のすてき」「子どものこころ、大人のおもい」「命のおもみ、世界のみかた」「心のくすり、夢のちから」の5つ。面白そうな本がいっぱいで、また積読が増えそうです。

消しゴムはんこ・第3弾。

2006-08-02 | 紙モノ雑貨
「晴れときどきはんこ」(こまけいこ)や「消しゴムはんこ。」(津久井智子)などに続き、またまた消しゴムはんこの本を紹介。この2冊も、こまけいこさんの本です。

はんこでつくるかわいい毎日
こま けいこ著
河出書房新社 (2005.12)
通常2-3日以内に発送します。

ちいさなおうちのちいさな消しゴムはんこ
こま けいこ〔著〕
ブティック社 (2005.11)
通常2-3日以内に発送します。

図書館でようやく見つけたのですが、やっぱりこまさんの作品は可愛い!(こういう絵を描けるところも尊敬)。再び、はんこ作りに熱中しております☆「はんこでつくるかわいい毎日」は、大きい写真(はんこを押した布雑貨など)が多いため、はんこの図案は少なめ。内容は、ラッピング、キッチン、インテリア、手紙の4つのアイデアに分かれています。こまけいこの手づくりレシピというページもあり、クッションカバーとカーテンの作り方も紹介していました。

「ちいさなおうちのちいさな消しゴムはんこ」は、はんこを使った雑貨作りといった感じで、紙よりも布や食器にいろんなはんこを押しています。雑貨は、ふきんやランチョンマット、お皿、コップなど、ランチに使うものが多く、料理道具や食材の図案がよく載っていました。

また、こまさんがよく使っているはんこ雑貨作りにかかせない素材(布、紙、食器など)の話、図案のアイデアを与えてくれる雑貨(パッケージが可愛いお菓子や食品、キッチングッズなど)の話も。こまさんのはんこライフが覗けて、とても楽しかったです☆私はこちらの本が気に入ってます。

毎回、思うのですが、このパッケージのはんこはものすごく細かい!パッケージの文字(英語)がとても小さいため、なかなか彫ることができませんっ。いつか作れるといいのですが・・・。