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本と雑貨と手作りのブログ。

「Listen To The Music 2」

2005-09-28 | 音楽
槇原敬之さんのカヴァー・アルバム『Listen To The Music 2』が、本日発売されました!デビュー15周年を記念して制作されたアルバムです。『1』はあまり知っている曲が少ないので聴いてないのですが、『2』の方は聴いてみたい曲ばかりです。

槇原敬之 / 東芝EMI(2005/09/28)
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1.Smile / Nat King Cole
2.Your Song / Elton John
3.野に咲く花のように / ダ・カーポ
4.traveling / 宇多田ヒカル
5.I Will Be Here For You / Michael.W.Smith
6.Forget-me-not / 尾崎豊
7.島育ち~人の歩く道~ / 山弦
8.Time After Time / Cyndi Lauper
9.言葉にできない / オフコース
10.ヨイトマケの唄 / 美輪明宏
11.ファイト! / 中島みゆき
12.ごはんができたよ / 矢野顕子
13.見上げてごらん夜の星を / 坂本九(※初回限定)

洋楽邦楽を問わず、槇原さんが影響を受けた歌がカバーされています。あの歌声が好きな方には、是非オススメです♪まだ視聴しかしてませんが、個人的に6・8・9曲目が好き。6曲目の「Forget-me-not」は、尾崎豊のトリビュートアルバム『BLUE~A TRIBUTE TO YUTAKA OZAKI』の中で歌っていた曲。泣けるような良い曲です!

マッキーの曲は『世界に一つだけの花』の大ヒット以来、よく聴いているような。あの曲はホントに素晴らしいと思います~。

槇原敬之「Listen To The Music 2」 2005年9月28日リリース!

「ターン」

2005-09-27 | 小説
北村 薫 / 新潮社(2000/06)
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北村薫さんの『ターン』を読みました『夏の庭』に続き、これも夏のお話。400ページとちょっと長めの物語ですが、面白くてどんどん引き込まれました!ちょっとめずらしい二人称語りの作品です。

<本のあらすじより>↓
真希は29歳の版画家。夏の午後、ダンプと衝突する。気がつくと、自宅の座椅子でまどろみから目覚める自分がいた。3時15分。いつも通りの家、いつも通りの外。が、この世界には真希一人のほか誰もいなかった。そしてどんな一日を過ごしても、定刻がくると一日前の座椅子に戻ってしまう。いつかは帰れるの?それともこのまま…だが、150日を過ぎた午後、突然、電話が鳴った。

主人公はとても好感が持てる女性で、感情移入しやすかったです。共感するところも多く、男の作家が描いたとは思えないくらい(逆に、男だから理想的な女性が描けるのかも)。モノ作りの喜びが描かれているところも好きです。私が一番共感したのは、真希が日記を書きたいと思うところ。

真希は3時15分になると一日前の状態に戻ってしまうので、文字を書き残すことができない。でも、すべてが流れ去る中で記録することができたら、どんなに楽だろうと思う。ただ体験するのと体験したことを書き残すことは違うと、真希は言います。私はそこに共感しました。

なぜかと言うと、私がブログを書く理由と似ていたからです。私がブログを始めたのは、同じような日が毎日続くなかで、少しでも自分が感じたことを残したいと思ったのがきっかけ。自分を振り返ることで、何かが得られるように感じたのです。また、最近、趣味の話をする機会が減ったこともあり、誰かに聞いてほしいという真希の気持ちがよくわかりました。そんなわけで、とても心に残った作品です。

『夏の庭』も『ターン』も、またいつか読み返したいと思います!

長新太さんの絵本。

2005-09-24 | 絵本
今日は絵本作家・長新太さんのお誕生日です~。前に書きましたが、長さんは今年の6月にお亡くなりになりました。長さんの絵本はどれもナンセンスで面白いものがいっぱい。なので、いくつか紹介したいと思います。

『キャベツくん』
キャベツくんとキャベツくんを食べようとするブタヤマさんのやりとりが面白い!ブタヤマさんの驚く姿が笑えます。続編もたくさん出ています~。

『つきよ』
月が山を降りてきて、湖で泳いだりして遊びます。全体に広がる夜の絵と少ない文字が、静かで落ち着いた雰囲気を感じさせます。大人にオススメ。月の綺麗な今の時期に、ぴったりの一冊です。

『くまさんのおなか』
ピンクのくまさんがとても可愛い作品。でも、内容はくまのぬいぐるみのお腹にいろんな動物が入っていくというもの。長さんのナンセンスな世界が広がっています。

『ぼくのくれよん』
ぼくのクレヨンとは、ゾウの大きなクレヨン。ゾウが描いた絵は迫力があり、動物たちは本物と勘違いをしていきます。長さんの大胆なタッチとストーリーがよく合っていると思います。

『ごろごろにゃーん』
「ごろごろにゃーんごろごろにゃーんと、ひこうきはとんでいきます」という文章の繰り返しの絵本。ネコたちが乗ったとびうおのような奇妙な飛行機が、ただ「ごろごろにゃーん」と飛んで行くシュールな作品です。でも、よく絵を見ると、ネコたちの表情が違っていたりして、楽しい!

興味のある方は、ぜひ読んでみて下さいっ

「夏の庭」

2005-09-23 | 児童書
湯本 香樹実 / 新潮社(1994/03)
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少し前ですが、湯本香樹実さんの『夏の庭』を読みました!毎年、新潮文庫の100冊に選ばれていたり、映画化にもなったりして有名な作品ですね。久しぶりに良い作品に出会えたと思いましたっ。小中学生にぜひ読んでほしい作品です。薄い本なので、読みやすいと思います。

<Amazon.co.jpのレビュー>より↓
小学6年の夏、ぼくと山下、河辺の3人は、人が死ぬ瞬間を見てみたいという好奇心から、町外れに住むおじいさんを見張ることにする。一方、観察されていると気づいたおじいさんは、憤慨しつつもやがて少年たちの来訪を楽しみに待つようになる。ぎこちなく触れあいながら、少年達の悩みとおじいさんの寂しさは解けあい、忘れられないひと夏の友情が生まれる。

最初は悪ガキっぽい少年という感じだったのですが、実はいろんなことを考えていて見直しました。おじいさんも見られているだけでなく、少年たちのことをよく見ていて、心が温かくなりました~。また、おじいさんが見られることによって生き生きしていく様子は、すごくわかる気がしました。誰も見ていないと、どうでもよくなることってあると思うので。

こんな貴重な夏を過ごした彼らが、とてもうらやましいです。ラストの少年たちの言葉も素敵☆ちなみに、梨木香歩さんの『西の魔女が死んだ』も同じようなテーマです。こちらもすごく良い作品です!

ミスドの新商品☆

2005-09-19 | 日記
ミスドのポン・デ・リングに新しいシリーズが出ましたね!ポン・デ・リング、好きなので嬉しいです~。今回、発売されたのは<ショコラ><ダブルショコラ><アーモンド>の3種類。<ダブルショコラ>と<アーモンド>を食べましたが、おいしかったです!やっぱりチョコレート系とドーナツは合います♪

また、ドリンクにも<カフェオレ>が新登場。おかわり自由っていうのが嬉しいですね。今度、お店に行ったら、挑戦してみたいです。

今、100円セールもやってるので、よくドーナツを買ってます。おかげで、ミスドカードも集まりました。私の住んでるエリア(Bエリア)はポン・デ・ライオンのリラックスグッズがもらえます~。ポン・デ・ライオンのグッズはどれも可愛くて好き☆私は<ピローに変身ブランケット>を選ぼうと思ってます。ちなみに、ミスドのグッズはAエリアとBエリアでグッズが違います。Aエリアではポン・デ・ライオンのバスタイムがもらえるそうです。そのうちBエリアでも始まると思いますが、可愛くてうらやましいですっ。

ミスドのサイトはこちら。ポン・で・ライオンの可愛い壁紙などもダウンロードできます!
ミスタードーナツ

絵本作家・パート4!

2005-09-13 | 絵本
今週、誕生日を迎えた降矢奈々さん(11日生まれ)と鈴木まもるさん(13日生まれ)を紹介します~。お二人とも画家さんで、絵本を出したり挿絵を描いたりしています。

降矢奈々さんの絵本は、「ともだちや」シリーズ(内田麒太郎さん・作)が人気☆一時間百円で友達になってあげるという商売を思いついた、キツネのお話。ひょうきんなキツネの絵がとても可愛い作品です。それから、ゆかいな妖怪たちが登場する『めっきらもっきらどおんどん』(長谷川摂子・作)も人気ですっ。物語に出てくる「ちんぷく まんぷく・・・めっきら もっきら どおんどん」という歌が、とても楽しいですよ~。また、降矢さんは、私の好きな富安陽子作品にも絵を描いています。降矢さんが描く『やまんば山のモッコたち』のおてんばな山姥娘や『レンゲ畑のまんなかで』の女の子の絵は、物語を引き立ててます。

鈴木まもるさんは、妻であり童話作家である竹下文子さんとの共作が多いです。その中でも、「黒ねこサンゴロウ」シリーズが有名。物語も好きだけど、鈴木さんの素敵な絵が大好きです。記憶を無くしながらも、船乗りとして自分自身を探していく、黒ねこサンゴロウのストーリー。クールなサンゴロウがとても格好いいです!それと、子どもの頃に好きだった「おてつだいねこ」シリーズもオススメ。何をやっても失敗ばかりのお手伝いねこですが、とても愛らしくてほのぼのする作品です。また、鈴木さんは鳥の巣研究家としても有名で、各地で「鳥の巣展覧会&絵本原画展」を開催。『鳥の巣の本』など、図鑑のような本をたくさん出しています。鳥の巣といえども巣を作る場所や使う材料や形も違うそうで、なかなか面白そうな本です。


ティム・バートン×ジョニー・デップ☆

2005-09-11 | 映画・DVD
ティム・バートン監督とジョニー・デップがタッグを組んだ「チャーリーとチョコレート工場」が公開されましたね!原作は40年以上も世界でベストセラーになり続けている、ロアルド・ダールの『CHARLIE AND THE CHOCOLATE FACTORY』(邦題は『チョコレート工場の秘密』)。ロアルド・ダールは短編作家、児童文学作家として有名で、ブラックユーモアの効いた独特の作品を書いています(代表作は『おばけ桃の冒険』『マチルダはちいさな大天才』)。児童書が原作の映画って好きなので、観に行けたらいいな~。

☆☆☆ チャーリーとチョコレート工場 ☆☆☆

ティム・バートンの映画は「シザーハンズ」が好きです。バートン製作の人形アニメ「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」も好きvvvどちらもラブ・ファンタジーですが、主人公がちょっと変わってるところが面白いです。さっき知ったのですが、「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」のゲーム(PS2)が出てるんですね!もうすぐプレミアムパックも発売されるそうで、すごく興味がわいてますっ。

最近観た映画は「容疑者・室井慎次」。『踊る大捜査線』スピンオフ企画の第2弾です。室井さんがすごく格好良かったのですが、ちょっと物足りない感じも受けました(Yahooユーザーの評価があまり良くないのも、少しわかるような気がします)。『踊る~』のようなスリルがあまり感じられないからかな?また別物の映画だと思いました。室井さんの他には、哀川翔さんが演じる新宿北署の刑事や田中麗奈さんが演じる新米弁護士がとても良かったです!

元気の出る曲♪

2005-09-10 | 音楽
ウルフルズのアルバム『9』を借りてきました!少し前にCMで流れていた「暴れだす」(au関西キャンペーンCMソング)や「大丈夫」(進研ゼミキャンペーンソング)が聴きたくなったためです~。


ウルフルズ(2005-02-23)
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他にも、江崎グリコポスカムのCMソング「まいどハッピー」など聴いたことのある曲がいろいろ入ってました☆ウルフルズを聴いたのはすごく久しぶりでしたが、やっぱりいいですね。ウルフルズの曲はノリが良くて、楽しくなります。歌詞も面白いし、聴いていると元気が出ます!



リニューアル☆Yonda?CLUB

2005-09-06 | 日記
新潮文庫の「必ずもらえるYonda?CLUB」がデザインをリニューアルしました!またまたイラストレーターの「100%ORANGE」の二人がグッズを担当しています。グッズは全部で14種類。前と同じグッズもありますが、新作はどれも可愛いですよ~。新潮文庫ってあんまり読まないけど、応募マークを集めるために買おうと思います。

私はピンバッチ(5冊)やガムテープ(10冊)、マグカップ(20冊)が欲しいな。リニューアル前のマグカップはゲットしたのですが、新しいのも素敵。4つのデザインがあるのですが、選べないのが少し残念です。

リニューアル前のグッズは応募締め切りが9月25日(当日消印有効)なので、欲しい方はお早めに~。シールやトランプなどは新しいのには載ってないので。

新潮社ホームページ

前に言っていた新潮文庫のブックチャーム、角川文庫のブックカバーももうすぐ締切です。ブックカバーはこの間、届きましたよ!MAYA MAXXのカバーにしました。スヌーピーのカバーも応募中。もう一冊買うと応募できるので、アランジアロンゾをゲットしようかな。

「ドミノ」

2005-09-02 | 小説
恩田 陸 / 角川書店(2004/01)
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恩田陸さんの『ドミノ』(角川文庫)を読みました!ジャンルはパニックコメディというもの。27人+1匹が登場するちょっと変わった作品ですが、とても面白かったですっ。最初は次々といろんな人が登場するので、少し読みにくい気もしたのですが、読み出すとどんどん引き込まれました。ちゃんとそれぞれに個性が描かれているのが、すごい☆ハードカバーの方には、登場人物のイラストが載っているそうです。

この27人+1匹はそれぞれの目的で東京駅へやって来るのですが、偶然が偶然を呼んである事件へと巻き込まれていきます。すべての人たちが最後に一つの線で結びついていく様子が、ドミノ倒しのようでスリルがあります~。多くの登場人物がつながっていくという点は、宮部みゆきさんの『長い長い殺人』に似ているかも。

話は変わって、今、気になっている本のこと。それは、荻原規子さんの『西の善き魔女』です。荻原さんの<勾玉>シリーズ(3部作)は大好きなので、『西の~』もずっと気になってはいるのですが・・・(『西の~』は勾玉3部作とは雰囲気が異なり、少女小説らしいです)。最近、中央公論新社から文庫になっているのを知って、改めて興味を惹かれました。実物はまだ見てませんが、この文庫の表紙がとても素敵なのですよ♪最初に出た中央公論新社刊C・NOVELSファンタジアとは違った感じになってます。また、5月に発売された『風神秘抄』は<勾玉>シリーズの続編だそうで、これもすごく気になってます!!

中央公論新社