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本と雑貨と手作りのブログ。

「ベストクラシック100」

2006-01-28 | 音楽
今年はモーツァルトの生誕から250年ということで、TVや新聞などでよく取り上げられています。また、今月の27日が誕生日ということもあり、関連本もよく出ているようです。

最近のクラシックブームで、モーツァルトの曲100曲が入ったCDは大人気。東芝EMIの「ベスト100」シリーズ『ベスト・モーツァルト100』、エイベックスの「100曲=10枚10時間3000円=」シリーズ『100曲モーツァルト =10枚10時間3000円=』、ユニバーサルクラシックの「どこかで聴いたクラシックベスト101」シリーズ『どこかで聴いたクラシック モーツァルト名曲ベスト101』などがあります。どれも100曲3000円というのがいいですね。モーツァルトの音楽療法は有名なので、これらのCDをぜひ聴いてみたいです。

ちなみに、最近聴いたクラシックのCDは『ベストクラシック100』(東芝EMI)。レンタルで出てたので、借りてきました~。

オムニバス(クラシック), アカデミー室内管弦楽団, ヘンデル, マリナー(ネヴィル), メニューイン(ユーディ), ヴィヴァルディ, リジィ(アルベルト), マーシャル(ウェイン), バッハ, タックウェル(バリー) / 東芝EMI(2005/04/13)
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6枚組のCDで、それぞれ↓のようなテーマがついています。DISC4はクラシックの名曲、DISC5はみんなに愛されている曲を集めているのですが、テーマだけではわかりにくいですね。アバウトだし。テーマに合ってないような曲もあったような(私だけ?)。でも、曲自体は良いものばかりですよ☆

DISC1 元気がでるクラシック
DISC2 リラクシング・クラシック
DISC3 ヴォーカル・クラシック
DISC4 ゴールデン・クラシック
DISC5 フェイバリット・クラシック
DISC6 スピリチュアル・クラシック

「博士の愛した数式」

2006-01-25 | 小説
第一回本屋大賞を受賞したり、映画化されたことで話題の作品。まだ読みかけの本があったのに、夢中で読んでしまいました!

小川 洋子 / 新潮社(2005/11/26)
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ある日、家政婦として働く「私」が派遣されたのは、64歳の数論専門の元大学教師の家。彼(博士)は17年前に交通事故に遭い、記憶が80分しかもたないという。そんな博士は言葉の代わりに数字を持ち出し、私と交流を図る。そこへ、私の10歳の息子(ルート)も加わり、不思議なつながりが生まれていく・・・。

私とルートは博士が見せる数字の美しさに引き込まれていくのですが、読んでいる自分もとても興味を持ちました。あちこちに散りばめられた数式が魔法のように彼らを包んでいて、本当に美しい博士の話は面白くてわかりやすかったので、数学嫌いな私も楽しむことが出来ました~。私もこんな先生に出会いたかったと思いました。博士の純粋なところが、すごく好きです。

また、もう一つ物語のキーになっているのは、阪神タイガース。実際に存在するチームが出てくることに最初、違和感を感じましたが、うまく使われていて驚きます!野球も数学と関わりながら、物語が展開していきます。1975年頃の野球を知っている人はもっと楽しめるかもしれません。

不思議な感動が味わえる作品で、かなり気に入りました☆あっという間に読んで、もう一回読み返したほど。読んだ後、すぐ読み返すなんて、めったにないのですが。ぜひ読んで、実際にこの世界を体験してほしいです。

「ライオンと魔女」

2006-01-22 | 児童書
3月に公開される映画「ナルニア国物語」(第1章)の原作『ライオンと魔女』。始めの方だけ読んでずっとそのままになっていたので、再び読んでみることに。何で読めなかったのか不思議なくらい、面白かったです☆

C.S.ルイス, 瀬田 貞二, C.S. Lewis / 岩波書店(2000/06)
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物語は、ピーター、スーザン、エドマンド、ルーシィという4人の兄弟が地方の古い屋敷に疎開してくるところから始まります。そして、そこで見つけた大きな衣装だんすから、ナルニアという国へやって来ることに。4人は冬がずっと続くナルニアを救うため、森の王であるライオンと一緒に悪い魔女と戦います。

4人の兄弟やアスランというライオン、白い魔女など、どのキャラクターも個性的でとても面白い。特に、アスランが格好良かったです。他に好きなのは、味方になってくれるフォーン(ヤギと人との入りまじった、野山の小さな神)のタムナスさんやビーバーの夫婦。子どもたちを温かく迎えているところに、人の良さ(人ではないけど)が溢れています。

また、作品に出てくる食べ物がとても魅力的。タムナスさんやビーバーが作ってくれた料理、白い魔女が出した魔法のプリンなど、どれも美味しそうで、子どもたちがとてもうらやましくなりました~。

映画の方もすごくよさそうですねっ。予告編を何度か見ましたが、ナルニアの美しい自然にとても魅せられました。公開が楽しみです!

「リトル・ダンサー」

2006-01-17 | 映画・DVD
お正月に録画した映画『リトル・ダンサー』を観ました!主人公は、ボクシング教室に通うビリー。ある日、隣でレッスンしていたバレエを見たビリーは、女の子に交じって練習することになります。そして、自然とバレエダンサーを目指すように。ビリー役のジェイミー・ベルの演技力が素晴らしくて、圧倒させられましたっ。バレエの技術はもちろん、表情がとても良い☆特に、踊っているときの顔が本当に楽しそうで、見入ってしまいますよ~。

舞台はイングランド北部の炭坑町で、激しいストが起こっている時代。ビリーの父や兄もストに参加しながら、貧しく暮らしています。そんな中、夢に向かって生きるビリーの姿が輝いていて、すごく印象的でした。また、ビリーだけでなく、その周りの人も良かったですビリーの父・兄・祖母、バレエの先生、友達。みんな個性的な人たちですが、それぞれビリーのことを想っていて感動しました。かなりオススメの作品です!!

ちなみに、↓は先月出た『リトルダンサー コレクターズ・エディション』のDVD。メイキングや未公開シーンなどが入っているようで、ぜひ観てみたいです。

/ アミューズソフトエンタテインメント(2005/12/22)
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しみこむ絵本。

2006-01-14 | エッセイ
中島 京子 / 主婦の友社(2005/09)
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いろんな絵本が19のテーマに添って紹介されている本。全ページカラーで写真が載っているので、見ていると手に取ってみたくなりました~。絵本を専門的に解説しているのではなく、その絵本に関する身近なエッセイが書かれているので、とても楽しく読みました☆

19のテーマをいくつか紹介すると、<とってもつらいときに読む本>や<ちょっとブラックで不思議テイストの絵本>、<音楽が聞こえてくる絵本たち>など。一つのテーマにたくさんの絵本を取り上げていて、すごく面白いですっ。

知ってる本も多かったですが(良い本はいろんな所で紹介されているので)、初めて見た本も結構ありました。この本の特徴は、アートな洋書絵本も取り上げているところ。作者のセンスの良さが感じられました!

ちょっと残念なのは、紹介した絵本の一覧が付いていないこと。こういう本にはタイトルや作者名の一覧が付いていることが多いのですが。これがあると、本を探すのに便利なんだけどな~。

スピッツのベスト!

2006-01-12 | 音楽
スピッツが2006年3月25日のデビュー15周年記念日にシングル集を発売☆デビュー曲「ヒバリのこころ」から97年1月発表の「スカーレット」までを収録した『CYCLE HIT 1991-1997 Spitz Complete Single Collection』と97年4月発表の「夢じゃない」から2005年4月発表の「春の歌」までを収録した『CYCLE HIT 1997-2005 Spitz Complete Single Collection』の2枚同時リリースです。

スピッツのベスト盤は『RECYCLE~Greatest Hits of ZTIPS』というのがすでに出ているのですが、このCDはメンバーや所属事務所が納得してリリースしたものではないそうです。また、ある一時期の作品だけを収録しているところにも問題があり、封印できるなら封印したいという思いがあったと言います。

そこで、新しいシングル集の発売をうけ、『RECYCLE~Greatest Hits of ZTIPS』は今月末をもって製造中止になります。一部のヒット曲を<RECYCLE>したベスト盤ではなく、スピッツの歴史<CYCLE>のわかるベスト盤へ。新しいシングル集に期待ですっ。

スピッツ, 草野正宗, 笹路正徳, 土方隆行 / ポリドール(1999/12/15)
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収録曲など詳しい情報はこちら↓
CDJournal.com - ニュース - スピッツ、シングル集2タイトルを同時リリース!

こいぬとこねこの物語☆

2006-01-09 | 児童書
ヨゼフ チャペック, Josef Capek, いぬい とみこ, 井出 弘子 / 河出書房新社(1999/11)
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年末に買った本も犬の本でした!表紙がすごく気に入っているのですが、挿絵も可愛くてオススメ☆一緒に暮らしている仲良しのこいぬとこねこのお話が10コ入っています。こいぬとこねこのキャラクターが良く、二匹のやりとりがとても面白いですっ。こいぬは無邪気、こねこはしっかりした印象を受けました。

また、いろんなところでユーモアが感じられ、おもしろかったです。作者もお話の中に登場したり・・・。<アレンカとすべての子どもたちへ>という前置きがあるように、子どもを意識した語りになっています~。

作者のヨゼフ・チャペックは、『ダーシェンカ』で有名なカレル・チャペックのお兄さん。『ダーシェンカ』は愛犬ダーシェンカのためにいろんなお話を語りかけている作品。愛らしい自筆イラストと写真がいろいろ載っていて、眺めていると癒されます☆

チャペックが文、ヨゼフが絵を描いた『長い長いお医者さんの話』も有名なので、読んでみたいです。

「キングダムハーツ」

2006-01-06 | ゲーム
/ スクウェア・エニックス(2005/09/08)
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今頃ですが、「キングダムハーツ」を買いました!最近2も出たし、やっぱりやってみたくなって。RPGやアクションが苦手なので結構手間取ってますが、なんとか進んでいます。ディズニーの世界を冒険できるのはいいですね☆可愛いキャラクターに会えるのが、とても嬉しいです。

消しゴムはんこ。

2006-01-03 | 紙モノ雑貨
最近、「消しゴムはんこ」の本というのをよく目にします。↓の本も書店で見つけたのですが、そのはんこの可愛さに衝動買いしてしまいました~。さっそく100均などで消しゴムの詰め合わせを買って、少しずつ彫っています。年賀状用にもいくつか作って使いました☆

こま けいこ / 主婦と生活社(2004/10)
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可愛い図案がいろいろ載っているので、絵が描けない人には便利。ただ、初心者には難しいものが多いかも。こんな細かいのがホントに彫れるのか、と思うくらい。オシャレなものはそれだけ高度な技術が要りそうです。たくさん作ったら、難しいのも作れるようになるのかな~?最近、新刊も出てたので、それも気になってます。



謹賀新年!

2006-01-01 | 絵本
明けましておめでとうございます☆昨年はいろいろとお世話になりました。今年もよろしくお願いいたします!今日の画像は、自分で活けた花。習ったことはないので、自己流です。さて、新年最初の記事は、またまた絵本で。犬の絵本を取り上げます~。


まず、ガブリエル・バンサンの『アンジュール ある犬の物語』。鉛筆だけでデッサンされた絵がとても美しい作品。文字はないけど、犬の表情からいろんな気持ちが伝わってきます。

ガブリエル バンサン / ブックローン出版(1986/05)
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それから、ルドウィッヒ・ベーメルマンスの『マドレーヌといぬ』。アメリカ最高の絵本賞、コールデコット賞受賞の絵本。パリが舞台のお話で、全体的におしゃれな雰囲気が漂っています。主人公のマドレーヌちゃんがとても可愛いです。

ルドウィッヒ・ベーメルマンス, 瀬田 貞二, Ludwig Bemelmans / 福音館書店(1973/05)
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もう一つは、島田ゆかさんの「バムとケロ」シリーズ。犬のバムとかえるのケロちゃんのキャラクターがとても良い☆また、島田さんの絵本は背景にいろんなモノを描いているところが魅力。じっくり見てると、いろんな発見があっておもしろいです!

島田 ゆか / 文溪堂(1994/09)
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他にも犬の絵本はたくさんありますが、特に好きなのはこの3冊。オススメがあれば、ぜひ教えて下さいませ☆