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本と雑貨と手作りのブログ。

文庫フェア・2007。

2007-06-29 | 日記
今年も夏の文庫フェアがやって来ました!案内の冊子は書店に出てなかったのですが、出版社のサイトでチェックできました☆角川文庫は、今年も2冊買うとブックカバーがもらえるフェア。ブックカバーは全8種類で、定番の<スヌーピー><ケロロ軍曹><発見。オリジナル>から<鬼太郎>や<バッテリー>といった新作がありました!

新潮文庫も2冊買うと必ずもらえるフェアで、今回はこちらもブックカバー。アロハの柄に、マスコットキャラクター・Yondaくんのイラストが入っていて、とても可愛らしかったですよ。カラーは5種類あるのですが、色は選べないそうで残念。角川文庫は選べるのに・・・。

発見。角川文庫   新潮文庫の100冊 2007 



  <今日のオマケ画像>

先日買った「雑貨カタログ」を見ながら、作った布箱です。材料は、紙(厚紙と画用紙)と布とレースのリボン。布とリボンはお店で買ってきたのですが、久しぶりに手芸用品を物色できて、楽しかったです(縫い物しないので、余り買わないのです)。和柄の布で作っても、面白いかもしれないですね。

この箱は、ふたや底・側面など細かいパーツに分かれているので、それを組み立てるのに時間がかかりました。難しかったのは、水で薄めたボンドで布を貼り付ける作業。なぜかあまりくっつかなくて、ちょっとイラッとしてしまいました~。


      


「B-SIDE」

2007-06-26 | 音楽
久しぶりに音楽の記事(音楽の感想は書きにくいので・・・)。先月、発売したMr.Childrenのアルバムです。

Mr.Children
トイズファクトリー
発売日:2007-05-10


このアルバムは、シングルのカップリング曲で、アルバムに未収録の曲を集めた作品。2枚組で全20曲も入っております。ブックレットには桜井和寿さんによる手書きの歌詞と、メンバーによる曲の解説を掲載。曲の裏話などが書かれていて、面白かったですよ~。

個人的には、DISC2の方が好きな曲が多かったです(1より2の方が曲が新しい)。「花」や「くるみ」「ひびき」など、知ってる曲もあったので。初めて聴いた中では、「さよなら2001年」という曲に惹かれました。

この曲は、9.11事件を受けて、「今年こそはたくさんのいいことがあるように」というメッセージが込められているのです。<ねぇ 神様/あなたは何人いて 一体誰が本物なの?/僕にだけこっそり教えてよ>というフレーズにも、強い印象を受けました。

ちなみに、全20曲と表記されてますが、DISC1・2の最後に1曲ずつおまけが付いていました~。

「ラベル・カードブック」

2007-06-23 | 紙モノ雑貨
パソコンとプリンタで、自分だけのしるしを作る本。作ったしるしをカードやラベルにして使うアイデアがいろいろ載っています。

松浦 弥太郎, みうら じゅん, 木下 綾乃, mitsou, Anano, エーワン / WAVE出版(2006/06/06)
Amazonランキング:164857位Amazonおすすめ度:


  <目次>
Part1 わたしのしるし/Part2 記憶のしるし/Part3 気持ちのしるし

「わたしのしるし」では、自分の名前や好きなものを表すイラスト・写真を使った<ラベルの作り方>と、<貼り方のアイデア>を紹介。その中で、しるしを使った名刺が紹介されていたのですが、面白いアイデアで自分も作ってみたくなりました。

「記憶のしるし」では、ミニブックやCDラベルの作り方を紹介。お気に入りの写真や音楽が入ったCDにラベルを貼るアイデアは、やってみたいと思いながらまだ手付かずのままでした。けれど、こうして写真で見ると、やっぱり良いっ。旅行の思い出をまとめて、ラベルをつけてプレゼントしたら、ステキだろうな。

「気持ちのしるし」では、オリジナルカードや手紙の作り方を紹介。ちょっとした工作のような作品ばかりで、どれもすごく凝っています!またこの章では、木下綾乃さんが手紙の封を留めるシールを作っておられます。すごく簡単なアイデアなんですが、これがまた可愛んですよね。それで、自分が持ってる無地のシールで、↓のようなものを作ってみました。これはただラクガキしただけですが、チープな雰囲気が逆に気に入ってます。

  

「ももこタイムス」

2007-06-20 | エッセイ
こちらは、新聞形式のエッセイ。絵や文などが自由にレイアウトされていて、学級新聞のような懐かしさが感じられます。

ももこタイムス
さくら ももこ著集英社 (2005.9)通常2-3日以内に発送します。

スポーツ新聞のような派手な見出しから、4コママンガや広告、悩み相談のスペースなど遊び心がいっぱいで、見た目から楽しい作品。旅のエッセイがが多く、バリやバンコク、オーストラリア、中国などの海外から京都や東京まで、あちこちへ行っています。

他には、健康オタクであるさくらさんらしく、体に良いお茶やジュースの話やアトピーの話(息子さんがアトピーであるため)など。またまた出版社の人の話もありますが、今回は写真付きでいろいろ説明してあるので面白かったです。(その人がガイコツに似ているというところから話が始まり、なぜかガイコツパーティーまで開かれています)。

「Daddy Long Legs」

2007-06-16 | 漫画
ジーン・ウェブスターの「あしながおじさん」をもとに、勝田文(かつたぶん)さんが漫画化した作品。

勝田 文 / 集英社(2006/04/19)
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舞台を日本の昭和時代にアレンジしているのですが、すごく良かったです!原作は主人公の一人称で進む物語ですが、こちらは坊ちゃんの視点からも描かれていて面白かった☆大人もときめいてしまうような作品です。表紙の絵は乙女チックですが、中のイラストはヘタウマな雰囲気で味があります!

表題作の他、「天馬」「パーラー」「シンガポールの月」という短編も収録。一番初めに入っていた「天馬」(「Daddy Long Legs」は一番最後)は少しファンタジックで、初めて読む人にはとっつきにくい可能性も。個人的には「パーラー」がオススメなので、こちらから読んでみてもいいかもしれません。「Daddy Long Legs」以外は、大人っぽい印象を受けました。

この本はクイーンズコミックス(集英社)の一冊なんですが、このコミックスは主人公が社会人だったり、大人を読者対象にした作品が多いようです。私がよく読むのは「花とゆめ」系なので、このコミックスは買ったことがありませんでした~。

雑貨カタログ 6月号。

2007-06-13 | その他の本
ちょっと見るつもりで手に取った雑誌ですが、買ってしまいました。今号は、「かわいい文房具大特集●銀座、吉祥寺、京都、大阪、神戸…のおすすめ文房具店」というタイトルです!文房具だけでなく、いろんな雑貨が掲載されていて、写真も文も充実した内容。切り取って飾りたくなるような写真が多くて、とても気に入りました。

個人的に惹かれたのは、「かわいい布箱づくり」というページ。前からカルトナージュ(布と紙による箱作り)に興味があったのですが、思ってたよりも簡単にできるようで、ぜひ挑戦してみようと思います。

/ 主婦の友社(2007/04/16)
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ここからは先日の話の続きになるのですが、写真展へ行くついでに雑貨屋にも寄っていたり。そのお店もちょうどこの雑誌に載ってましたっ。1つは「CHARKHA」(チャルカ)というお店(オーナーさんのインタビュー記事)。以前、ブログでも紹介したのですが、ここはチェコやハンガリーの雑貨を扱っているところです。久しぶりに行ってみたら、欲しかったマスキングテープがたくさん置いてあって、嬉しかった!

マスキングテープというのは薄く透けた紙(和紙)でできていて、手で切ることもできるテープ。その質感などが文具好きの人に受けていて、最近、じわじわと人気が出ているのです(木下綾乃さんなども愛用)。↓の画像がそのテープ。ほぼ全色、購入してきました☆

もう1つは、「FRANNAGAN」(フラナガン)というお店。ここは、海外の文房具を扱っているお店で、写真展と同じ建物内にありました。その後は東急ハンズなどに行って、工作や手芸用品を物色。右の画像は、そのとき買った紙なんですが、うっすら模様の入っているところが可愛らしい。たまにしか行かないので、ついついあれこれと買い物してしまいました~。


       

藤田一咲さんの写真展。

2007-06-10 | エッセイ
今日は、大阪農林会館B1階にある「NADAR」という写真画廊へ行ってきました!というのも、藤田一咲さんの写真展(「お茶と写真の時間」)を見るため。10日までの開催だったのですが、ぎりぎり見に行くことができて良かったです(さっき藤田さんのブログを見たら、大阪での写真展はあと20年はやらないと書いてありましたっ)。

農林会館は少し古い建物で、独特の雰囲気。静かな中、階段を降りていくと、写真展の看板が付いた扉があり、入るのにちょっと緊張しました~。でも、藤田さんの写真集『PARIS GRAFFITI』(画像左)のプレゼントがあったり、お茶を出して頂いたりして、いろいろ楽しませてもらいました☆

ちなみに、『PARIS GRAFFITI』のサブタイトルは「パリの落書き」。その名の通り、パリの街に描かれた落書きを写真に撮っておられます。今はいろんな国で落書きが問題になったりしていますが、そこにはいろんな意味が込められているんですよね。落書きの歴史も実は長く、アートとしての価値を再発見させられます。この落書きたちは景色を壊さず、周りと溶け込んでいるので、お洒落に感じられました。

プレゼントの写真集は、サイン付きだったのですが、他にもサイン付きの著作が置いてあって、私は『ポラロイドの時間』を購入。写真展の本『お茶と写真の時間』が欲しかったのですが、売れてしまったようで・・・。『ローライフレックスの時間』という本にはサインとイラストが付いていて、こちらも気になりました。

一番右の画像は、「CAFE PHOTO magazine」という雑誌の2号。この雑誌は、藤田さんが撮影から取材、レイアウト、構成まで全て担当した本です。2号は「花の写真を楽しもう!」という特集があって、綺麗な写真ばかりでした!近々、読みたいと思います。

      

「さいでっか見聞録」

2007-06-07 | エッセイ
児童文学作家・富安陽子さんのエッセイ。エッセイが出るというのは、有名だったり、人気があるということなので、嬉しい☆雑誌「月刊クーヨン」に連載した原稿に、書き下ろしを加えています。

富安 陽子 / 偕成社(2007/04)
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関西出身の作家ならではの文章で、笑わせてくれる作品。富安さんを知らない人でも楽しめる内容になっています。児童文学を書いていると言うと「心のきれいな人」と思われたりするそうですが、この本を読むとそういうイメージが変わると思いますよ。

作家のお仕事のことから、家事や育児のこと、子どもの頃のことなど様々な話がありますが、一番面白いのは2人の息子さんの話!上の息子さんはもの忘れの達人だそうで、低学年の頃には担任の先生の名前をなかなか覚えず、自分の誕生日はつい最近(中学か高校生?)まで覚えていなかったり(富安さん自身ももの忘れが激しく、自分の講演会の日時を忘れたりしているのですが・・・)。

下の息子さんは「宿題、いまむかし」という話に出てくるのですが、仕事中や家事の途中にいつも教科書(宮沢賢治の「やまなし」など)を読むので、「うるさい! クラムボン! 笑うな!」とどなりたくなったそう(笑)。また、中学での国語のテストではありえないような間違いをして、国語が得意な富安さんはイライラしていたり。普通のお母さんの一面が表れていて、親近感が沸きました~。


「和な文房具」

2007-06-04 | その他の本
柳沢 小実 / ピエブックス(2006/12/09)
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この本は、タイトルの通り「和」の文房具を掲載した本。見開きにいろんな商品の写真が載っていて、カタログを見ているような雰囲気です。和モノを専門的に扱っているお店の商品が多く(例えば、月光荘や鳩居堂など)、普通のお店ではなかなか見れないようなセンスの高い商品が並んでいます。もっといろんな所でこういう商品を扱ってほしい!

巻末には、掲載商品の問合せ先(住所からウェブサイトまで)が載っていて、見たことのある会社名もいくつか発見。個人的には、「ミドリ」や「G.C.INC.」が好きです。東京のお店が多いですが、京都のお店も多く、関西人には嬉しい(「京都 老舗文房具屋めぐり」という章も)。最後の方には「ハンコ作家を訪ねて」というページがあり、「ガリガリ絵はんこ帖」の作者・カキノジンさんのお店も取材されていました。

ほとんどが紙モノの文房具(例えば、祝儀袋や一筆箋、和綴本、懐紙など)を取り上げているのですが、ページの間に可愛い和柄の紙(印刷)を挟んでいるところが凝っています♪このページをコピーしたら、いろいろ使えそうですよ~。