wonderwall

本と雑貨と手作りのブログ。

「音速パンチ」

2006-02-26 | 音楽
Cocco, 根岸孝旨, 長田進 / ビクターエンタテインメント(2006/02/22)
Amazonランキング:位Amazonおすすめ度:



Coccoが5年ぶりに出したシングル『音速パンチ』。発売当日にゲットし、ずっと聴いております!仕事場ではFMラジオが流れているのですが、そこでもよく聴けるので嬉しいです

「音速パンチ」は、タイトルも曲もポップな感じ。SINGER SONGER(Coccoが組んだバンド)の曲に近くて、あの活動がすごく影響しているのを感じます。でも、歌詞はCoccoらしいダークでワイルドな雰囲気です☆

イントロは穏やかで癒されるような曲調なのですが、ギターが激しく鳴り始めるとロックに一転。サビでは、またゆったりとした曲調に戻ります。格好良い&爽やかなサウンドで、とても聴きやすいです~。「どしゃ降り夜雨」・「流星群」(「進め 進め 前へ/走れ」という歌詞が好き)も気に入ってます。

また、初回限定盤についていた「音速パンチ」のPVもすごく良かったっ。Coccoの周りをカメラがぐるぐる回る、スピード感あふれる映像。時々、カメラ目線のCoccoちゃんにどきっとします。赤いドレスも可愛かったです~

3月3日のMステにまた出演するようなので、楽しみ!緊張気味のCoccoとタモリさんの会話が微笑ましくて好きです。

エーリッヒ・ケストナー!

2006-02-22 | 児童書
今日はドイツの児童文学作家・ケストナーの誕生日です

ケストナーの作品で有名なのは、『エーミールと探偵たち』。主人公の少年・エーミールはおばあさんを訪ねる列車の中で、大事なお金を盗まれてしまいます。しかし、エーミールは心強い少年たちに出会い、みんなで泥棒を捕まえようと団結します☆

エーミールや少年たちのキャラクターが魅力的で、とっても愉快なお話です!それぞれ自分の個性に合った役割を果たしながら、泥棒を追い込んでいく様子に関心させられましたっ。カラーの鮮やかな挿絵も良い味を出していて、気に入っています。続編に『エーミールと三人のふたご』があります。

エーリヒ・ケストナー, 池田 香代子 / 岩波書店(2000/06)
Amazonランキング:11,292位Amazonおすすめ度:



もう一つオススメなのが、『飛ぶ教室』という作品。寮で暮らす5人の少年のストーリーです。『エーミール~』と同様、個性あふれる子どもたちが活躍。子どもも悩んだり、傷ついたりしながらも一生懸命生きているというのを、改めて感じさせてくれます。また、正義先生や禁煙さんと呼ばれる大人たちも、すごく良い。子どもと大人が信頼し合っていて、とてもうらやましく感じます。

いろんな出版社から文庫になっていますが、大人が読む場合は講談社の文庫(↓)が一番読みやすいです。解説も詳しくて、参考になるし。ケストナーが子どもを信頼している様子がよくわかります。ちなみに、この作品は少し前に映画にもなっています~。

エーリッヒ ケストナー, 山口 四郎, 桜井 誠 / 講談社(2003/12)
Amazonランキング:7,920位Amazonおすすめ度:


工藤ノリコのマンガ☆

2006-02-21 | 漫画
久々にマンガを買いました!工藤ノリコさんの「ワンワンちゃん」シリーズ第3弾です。

工藤 ノリコ / 白泉社(2006/01/27)
Amazonランキング:位Amazonおすすめ度:


あらゆる仕事に全力で取り組むワンワンちゃんが主人公の就職4コママンガ。今回もいろんな職業にチャレンジしています~。

このワンワンちゃんの前には、いつも迷惑なお客が登場します。集団でワンワンちゃんを困らせるノラネコ軍団やクレームばっかり言うおっさん、パソコンも使えるインテリ赤ちゃん&保護者やどこでも手品を披露するマジシャン、などなど。むかつくけど、どこか憎めないキャラクターたちで、おもしろいです。

私が一番好きなキャラクターは、ワンワンちゃんと暮らすしゃべるロボット・マーミーちゃん!ロボットと言っても、ファービーのようなぬいぐるみっぽいロボットで、とっても可愛らしい☆今回はあまり出てこなくて、残念でした。一番オススメなのは、マーミーちゃんが表紙の『がんばれワンワンちゃん』2巻かな。名作童話(「ヘンゼルとグレーテル」や「シンデレラ」など)のパロディがいろいろ入っていて、すごく良かったです。

ちなみに、一本のマンガにアドバイスが一言載っているのですが、あまりマンガとアドバイスがかみ合ってないようなものも・・・。なくても別にいいんじゃないかな~と、ちょっと思いました。

工藤ノリコのオフィシャルサイト:ブーフ(buch)

プレゼントしたい絵本。

2006-02-18 | 絵本
今日はホワイトデーにオススメの絵本を紹介します

まずは、ガース・ウイリアムズの『しろいうさぎとくろいうさぎ』。原題は『The Rabbits' Wedding』といい、2匹のうさぎのラブストーリーを描いた作品です。「いつまでも君と一緒にいられますように」というくろうさぎの願いに、ぐっときます!絵もただ可愛いのではなく、美しさがあり、オススメ。うさぎのふかふかした毛並みから森の風景まで、どの絵もリアルで綺麗です。全体的に落ち着いた色合いなので、大人に好まれると思います~。

ガース・ウイリアムズ, まつおか きょうこ / 福音館書店(1965/06)
Amazonランキング:8,741位Amazonおすすめ度:



もう一つは、佐野洋子さんの『100万回生きたねこ』。同じように愛を描いた作品ですが、こちらは泣けるお話。自分が大好きだったねこが美しい白ねこと出会い、初めて誰かを愛することを知る。そして、今まで100万回死んでも悲しくなかったねこが、白いねこが死んだときに初めて涙を流します・・・。心を動かす愛のチカラは本当にすごいと思いました~。いろんなことを深く考えさせられる作品です。

佐野 洋子 / 講談社(1977/01)
Amazonランキング:2,524位Amazonおすすめ度:



2冊とも友達や恋人など、好きな人にプレゼントしたい絵本です

「チャーリーとチョコレート工場」

2006-02-14 | 映画・DVD
/ ワーナー・ホーム・ビデオ(2006/02/03)
Amazonランキング:位Amazonおすすめ度:


今日はバレンタインデーなので、チョコレートが出てくるこの映画を紹介。映画は観に行ったのですが、感想を書きそびれていました~。

ご存知の通り、ティム・バートン監督とジョニー・デップの最強コンビが再びタッグを組んだ作品。原作は子どもに大変人気があるという、ロアルド・ダールの『チョコレート工場の秘密』です。一番の感想は、「シュール!」という一言。ダールやバートンが好んでいるブラックユーモアがたくさん使われていて、変わった映画だな~と思いました。それがこの映画の見どころですが、私はあまり楽しめなかったです・・・。

でも、どんな役にも成りきってしまうジョニー・デップの演技は素晴らしいと思ったし、男の人とは思えない美しさにもすごく目を惹かれました。また、貧しい一家の少年、チャーリーを演じたフレディー・ハイモアもとっても可愛かった!素朴で純粋な感じが、すごく応援したくなりましたっ。チャーリーの家族も温かい人ばかりで好きです☆

「この本が、世界に存在することに」

2006-02-11 | 小説
角田 光代 / メディアファクトリー(2005/05)
Amazonランキング:12,802位Amazonおすすめ度:


本をめぐる9つの短編が収録されている作品。角田さんの作品らしい、恋愛ものの話が多かったです。主人公は女性が多い中、唯一男性が主人公の「ミツザワ書店」という短編が特に気に入りました。

もう一つ、祖母の思い出の本を探す「さがしもの」という作品もオススメです!少女とおばあさんのやりとりがすごく良かったっ。けんかもしながらも、お互い相手のことを想っているのが感じられて。「ミツザワ書店」にも別のおばあさんが出てくるのですが、このおばあさんも魅力的です。特に会話はないのに、行動だけで性格を描いているところがすごいと思いました。本との出合いも人それぞれで、一期一会だということを改めて感じさせる物語でした。

<収録作品>
「旅する本」/「だれか」/「手紙」/「彼と私の本棚」/「不幸の種」/「引き出しの奥」/「ミツザワ書店」/「さがしもの」/「初バレンタイン」

この本を読んで、ふと本との出合いについて思い返していました~。子どものときから本は好きだったのですが、買ってもらったり読んでもらった記憶はあまりない私。でも、図書館にはよく連れていってもらいました。小学生のときは読書カード(プリントにタイトルなどを記入していく)がたまっていくのが嬉しかったな。と、そんなことを思った、記念すべき100個目の記事でした☆

「大人の科学マガジン」

2006-02-09 | その他の本
大人の科学マガジン編集部 / 学習研究社(2005/09)
Amazonランキング:1位Amazonおすすめ度:


ネットでこんな雑誌を見つけ、衝動買いしてしました☆毎号、組み立てキットが付いている科学雑誌なのですが、この号にはなんとピンホール式プラネタリウムが付いてます!最近、TVなどでも見かけるプラネタリウムクリエイターの大平貴之氏と作ったということで、すごく惹かれました~。

組み立ては小さい部品もありましたが、簡単に作ることができました。そして、実際に電気を点けてみると、豆電球1個とは思えないくらいたくさんの星が見れました。天井だけでなく、床など360度の星に囲まれて、ロマンチックな気分に浸れます。寝る前などに見るといいかも。星の数が多いので星座を見つけるのは難しいですが、探してみることはできます。

広い部屋だと星がぼやけてしまうようなので、そこは注意。多少、綺麗に映らないところもありますが、値段のわりにはなかなか良いと思いましたっ。

「マダムだもの」

2006-02-06 | エッセイ
小林 聡美 / 幻冬舎(2005/06)
Amazonランキング:3,187位Amazonおすすめ度:


三谷監督の妻・小林聡美さん(女優)のエッセイを図書館で借りました。『THE 有頂天ホテル』を観て、三谷さんの本を探してたのですがなかったので。でも、小林さんも好きです。画像は文庫の表紙なのですが、ハードカバーの方を読みました~。

小林さんは結婚前からエッセイを出しているのですが、この本は5年目の結婚記念日の話などが書かれていて、当然、三谷さんの話も出てきてます。お二人の日常にすごく興味があったのですが、想像通り楽しそうな暮らしを送っていてほのぼのしました☆

小林さんがデジカメで取った写真も少し載っているのですが、それがすごく面白かったです!三谷さんも小さく写ってたり。ペットの猫と犬の可愛い写真もあります。

小林さんの明るくさばさばした性格がよく出ていて、楽しい作品でしたっ。自然体で書かれているので、とても読みやすかったし。他のエッセイはまだ読んでないので、ぜひ読もうと思います。

「Flower Fairies」

2006-02-04 | その他の本
Cicely Mary Barker / Frederick Warne & Co(2002/10)
Amazonランキング:22,767位Amazonおすすめ度:


これもamazonで購入した本。Cicely Mary BarkerのFlower Fairies(花の妖精)シリーズから選ばれた絵が、ポストカードになっています。このシリーズの絵は、誰でも一度は見たことがあるかも。表紙の絵はヤナギランの妖精だそうです。

ポストカードは30枚付いていて、一枚に一種類の妖精が描かれています。妖精は小さな女の子・男の子から、少し大人っぽい少女まで様々。花の種類も、鮮やかな春の花から秋や冬の実などがあります。

葉書より少し大きいサイズで、額に入れて飾ったらオシャレ!定形外郵便として120円で送ることもできますが、使うのがもったいないくらいっ。1000円以内で買えるのはお得なので、もう一冊買おうかな~。

特に気に入ったのは、<THE CORNFLOWER FAIRY>という妖精。ヤグルマギク(矢車菊)の妖精で、青い色が印象的。青い花って少ないしね。幼い女の子の妖精が多い中、手足がすらっとしたこの妖精はとても綺麗です☆他は、<THE STRAWBERRY FAIRY>や<THE ALMOND BLOSSOM FAIRY>、<THE TULIP FAIRY>などが好きです!

「Winter's Tale」

2006-02-03 | 絵本
年末にamazonで注文した本がやっと届きました。これだけ遅かったということは、人気があるってことかな?前に紹介したsabudaのポップアップ絵本です。

Robert Sabuda / Little Simon(2005/09/27)
Amazonランキング:542位Amazonおすすめ度:


タイトルの通り、冬の物語を描いた作品。トナカイなどいろんな動物が飛び出してきて、とても可愛らしいです。雪の中、寄り添っている姿などは、すごく微笑ましい☆洋書なのでストーリーはよくわかってないのですが、冬の風景をこんな風に表現した才能にただただ圧倒されますっ。

この本はsabudaのクリスマス絵本『The Night Before Christmas』などと同様に、白い紙をメイン(飛び出す部分)に使っていて、シンプルな美しさがあります。これまでのクリスマス絵本と違うのは、背景の紙が凝っているところ。キラキラした紙(オーロラ色紙のような紙)やラメの入った紙などが使われていて、ゴージャスな雰囲気が出ています。最後のページには電気で光る仕掛けもあったり。電池は換えれなそうですが・・・。

定価は高いですが、たまに30%オフぐらいになっていることも。クリスマスの辺りなど、結構安くなってます。sabudaの本は全部集めたくなってしまうな~。