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本と雑貨と手作りのブログ。

トランスパレントペーパー!

2008-03-30 | 紙モノ雑貨
トランスペーパーというのは、西洋凧を作るのに使われるツヤのある薄い半透明の紙(トレーシングペーパーのような素材の紙)。この紙を同じ形に折り、重ねて貼り合わせると、光を透す美しい星ができあがります。北欧やドイツでは、冬になると太陽の光が弱くなるため、この星を窓に貼って、窓から差し込む光を楽しむそうです。

前から気になっていたクラフトなんですが、ちょうどフェリシモのカタログで発見し、注文。先日、やっと届いたので、作ってみました~☆緑と赤の両方とも、小さい紙を8枚折って貼り合わせて、完成。久しぶりに、折り紙の懐かしい感じを楽しみました♪

平面に置いていると濃い色をしているのですが、光にかざすと綺麗に透けるのがとても不思議!いろんな大きさの星を作って並べてみたら、すごく可愛いと思いますっ。

このキットは全6種で、毎回、2色のトランスペーパーを15枚ずつと折り方の説明書付き。星を作るだけでなく、他の使い道も紹介されているので、面白いです。様々な色を集めたいので、また購入してみます。

重なる色のグラデーション 光の星を折るトランスパレントペーパーの会


    

「手づくり文房具」

2008-03-25 | 紙モノ雑貨
本屋さんで見つけた1冊。身近にあるモノで、オリジナルの文房具雑貨が作れる本です(立ち読みしただけですが、可愛い作品がたくさん載っていました)。ちょっとした工夫なんですが、どの作品もセンスの良さが感じられました!型紙・図案付きという手軽さも、嬉しいところです。

詳しい内容はこちら(写真のハリネズミは、あまりオススメではないですが・・・)。
「手づくり文房具」(池田書店)

手紙に関する内容もあって、木下綾乃さんの「文房具さんぽ」に近い雰囲気。また、宇田川さんは海外のスーパーも好きということで、パッケージのコレクションを載せたページもありました。

じっくり読みたいのですが、図書館で探そうかなぁ・・・。



「乙女の大阪」

2008-03-16 | エッセイ
「乙女の京都」、「乙女の東京」に続くシリーズ第3弾。大阪といえば派手な印象が強いですが、ここにだって乙女心を満たしてくれるモノがたくさん!ノスタルジックでかわいい大阪を集めたガイドブックです。


歴史のある建物を中心に、ホテルや喫茶店、洋食屋、博物館などを写真で紹介。通天閣や天王寺動物園などよく知られた場所から、関西人でも知らないような場所までいろいろあります。レトロな風景がお好きな方に、是非オススメです。

老舗の料理店やクラシック喫茶のページでは、美味しそうな食べ物も紹介していて、お出かけガイドとしても最適。大阪で買える乙女チックなおみやげ(お菓子や雑貨など)も載っていますよ~。

甲斐さんは学生時代、大阪で暮らしていたということで、思い入れがあるよう。私はずっと大阪に住んでいますが、身近にあるとなかなかこういう所って行かないんですよね。この本のおかげで大阪の魅力を再発見できて、とても良かったです。写真も文も豊富で、なかなか読み応えがありました~。

100均でお買い物。

2008-03-12 | 100均
最近、100均でいろんなモノを買いました。お店は、前にも紹介したことがある「セリア」さん。新店もどんどん出ていて、全国各地に広がっているようです!

セリアでいつも気になるのは、手芸用品のコーナー。材料からキットまであり、クラフト好きにはオススメです。今回買ったのは、レースのリボン2種類とさくらんぼ柄のリボン。他にも、可愛い柄がたくさんあって、迷いました☆

また、↓のはんこもここで購入。セリアはスタンプ用品もいろいろ扱っていて、嬉しい。ひらがなやアルファベットのスタンプ(持ち手なし)などもあって、すごいな~と思います。

あとは、編みカゴやLEDのミニライトをゲット。このライトは次々と色が変わって、とっても綺麗なんです!100円とは思えない出来で、大満足。キューブ型のほかに卵型もあって、こちらも気になりました~。


    

「ポラロイドの時間」

2008-03-08 | エッセイ
先日、日本ポラロイド株式会社がポラロイドフィルムの生産を終了するというニュースを見ました。デジタルカメラが普及し、インスタントフィルムの需要が減っているためですが、悲しいニュースです。愛用している方って、まだまだいるだろうになぁ・・・。

このブログでよく紹介している藤田一咲さんも、そんな愛好家の一人。↓の本は、ポラロイドだけで撮った写真で構成された作品です。私はポラロイドカメラを持ってないけれど、あの白い枠にぴったりと収まった写真にとても惹かれます。撮ったその場で見れるのもいいですよね~。

また、この本には歴代のポラロイドカメラがたくさん紹介されていて、カメラのカタログのようになっています。ポラロイドカメラは本体の形も個性的なので、見ていると楽しいですよ。

藤田 一咲 / 薯T出版社(2006/03/10)
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↓の本は、久しぶりに読み返した本ですが、最初に読んだときよりも面白く感じました。この本には、人物や動物の写真から街中や旅先で撮った写真など、いろんな被写体が出てくるからかな(他の本は「花」だったり、「空」だったり、テーマが決まっているので)。

藤田 一咲 / 〓@53B2@出版社(2004/05)
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  <目次>
第1章 カメラを手に入れよう/第2章 カメラを手に外へ飛びだそう!/第3章 和・旅/第4章 洋・旅/第5章 「なにもないところ」の旅

「古道具 中野商店」

2008-03-04 | 小説
こちらは、今月の新潮文庫の新刊。「センセイの鞄」などの作者・川上弘美さんの作品です。


小さな古道具屋を舞台に、主人公の<ヒトミさん>、店主の<中野さん>、その姉の<マサヨさん>、バイト仲間の<タケオ>の恋愛模様を描いたお話。年の離れたこの4人はみんな恋に不器用で、どことなく親しみを感じます。骨董品ではなく、古道具を扱っているところも、庶民的です。

物語は、「角型2号」「文鎮」「バス」…といくつか分かれていますが、どれもとりとめのない話ばかり。だけど、ただ同じ時間を共有し、日々の出来事を語り合ったりするのって、幸せな光景だなとしみじみ思いました。300ページ以上の長編ですが、さらっと読むことができました~。

また、ときどきエロい部分があったのだけど、物語とは直接、関係なかったりするような?どういう意味があるのか、ちょっとだけ気にかかりました・・・。