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本と雑貨と手作りのブログ。

「ぼちぼちいこか」

2008-09-07 | 児童書
久しぶりに、絵本の話題を♪とぼけた顔のカバくんと、関西弁の訳が面白い作品です(↓は手のひらサイズの絵本ですが、普通サイズもあります)。

マイク=セイラー,ロバート=グロスマン,いまえ よしとも
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このカバくんは、いろんな職業に挑戦するのですが、大きな体のせいでどれも失敗ばかり!消防士になれば梯子がこわれ、船乗りになれば舟がしずみ、バレリーナになれば床がぬけ・・・。

ふんだりけったりのカバくんですが、本人はいたって前向きで、チャレンジは続きます。でも、ついには「どないしたら ええのんやろ。」と困り顔。

そんなカバくんは一体どうしたかというと、見つけたハンモックに乗り、いいことが思いつくまで一休みするのです☆「ま、ぼちぼち いこか ― と いうことや。」という終わりの言葉が、何ともいさぎよくて素敵!

上手くいかないときは、ゆっくり休んで気持ちを切り替えることが大切ですよね。そういうときに、ふと開いてほしい絵本です。ちなみに、この本は中学生のときに先生が読んでくれた作品。将来のことで悩んでいる人たちにもオススメです~。

「つりばしゆらゆら」

2007-04-02 | 児童書
森山京さんと土田義晴さんがコンビの「あかね幼年どうわ きつねのこシリーズ」。1作目の『きいろいばけつ』という作品は、知っている方も多いのでは?『つりばしゆらゆら』は、その続編になります。『砂漠でみつけた一冊の絵本』の中で紹介されていて、気になっていたのですが、今回やっと読むことができました~。

 楽天ブックスによる内容紹介↓
<小さなキツネの男の子、こんすけ。つり橋のたもとで谷底をのぞき込んでいると、向こうからイノシシのおじさんが渡って来ました。そして、“つりばしの向こうにはこんすけと同じくらいのキツネの女の子がいるよ”と教えてくれたのです。

その日以来、こんすけは“つりばしの向こうのあの子にあいたい”そんな一心でつり橋を渡ろうとするのですが・・・・やっぱりこわい。つり橋のように揺れ動く、こんすけの心。無事に渡ることができるのでしょうか?>

1日目は3歩、2日目は4歩と少しずつ距離をのばし、橋の真ん中までたどり着くこんすけ。当たり前だけど、小さな努力が結果につながるのだとしみじみ思いました。誰でも最初はできなくても、いつのまにかできるようになってたりしますよね。ふと自分のことを振り返って、感慨深くなりました~。

ネタばれになりますが、この本ではこんすけはまだ女の子に会えません。続きは『あのこにあえた』の中で描かれているらしいので、こちらもぜひ読みたいです。他に、『ぼくだけしっている』『たからものとんだ』なども。土田さんのイラストは優しい色使いで、ほんわかします☆
 

土田義晴公式サイト きいろいばけつトップページ

「学校ウサギをつかまえろ」

2007-03-29 | 児童書
すごく久しぶりに児童書の話題・・・。古本屋さんで見つけました。

岡田 淳 / 偕成社(1986/12)
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ストーリーは、「学校から逃げ出したウサギを、子どもたちが協力して捕まえる」という単純なものですが、キャラクターが魅力的で楽しく読みました☆

主な登場人物は6人(主人公の恭、恭のお隣さんである達ちゃん、お母さんが教育ママの山田、嘘ばかりついている伸次、転校生で無口な美佐子、おしゃべりで世話好きなのんこ)。表紙に描かれている彼らの絵を見ても、個性が表れて面白いです~。

イラストを描いているのは、作者の岡田淳さん。なので、文章と絵はとてもマッチしています。絵があることでわかりやすくしていたり、お話を盛り上げていたり、見せ方が上手いと感じました。

この作品に唯一登場している大人は、工事現場のお兄さん(ウサギが逃げ込んだ場所が工事現場)。このお兄さんは子どもたちを見つけますが、ウサギを助けることには手を貸しません。でも、子どもたちだけで解決できるまで、優しく見守っていて、大人としてとても尊敬します。子どもの本当の味方は、こういう人なんだろうなと思いました。

ちなみに、この本は「日本児童文学者協会賞」受賞作品です。岡田さんの作品は他にも高く評価されているので、オススメです!私ももう一冊手に入れたので、また近々紹介します(読みかけの本もあるし・・・)。

あさのあつこさんの文庫!

2006-11-18 | 児童書
今月は、あさのさんの文庫が3冊も発売!最近、この情報を知って、びっくりです。どれも面白そうで、久々に本が読みたくなりました~。

まずは、ジャイブから出版された「ほたる館物語 1」。温泉町にある老舗旅館「ほたる館」の孫娘・一子のお話だそうです。表紙に描かれた女の子は、ランドセルを背負っているので、小学生なのかな。舞台が旅館っていうのが、いいなぁと思いましたっ。

ほたる館物語 1
あさの あつこ〔著〕ジャイブ (2006.11)

通常24時間以内に発送します。


文芸春秋から出たのは、「ガールズ・ブルー」という作品。落ちこぼれの女子高生、理穂・美咲・如月が主人公で、こちらは青春小説といった感じです。あさのさんの作品は「バッテリー」や「MANZAI」など少年のイメージが強いので、少女が主人公というのはちょっと新鮮。

ガールズ・ブルー
あさの あつこ著 文芸春秋 (2006.11)

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学研から出たのは、「ぼくらの心霊スポット」。中国山地のふもと、有麗村で起こる数々の不思議な心霊事件の謎に、3人の少年が立ち向かうというお話。ミステリーというのも少年3人組というのも楽しそうで、個人的には一番気になりました!!

ぼくらの心霊スポット
あさの あつこ〔著〕学研 (2006.12)

通常24時間以内に発送します。


「レンゲ畑のまんなかで」

2006-09-26 | 児童書
「9月の転校生」というプロローグから始まる物語。私が卒業論文で取り上げた作品です!うまく記事にできなくてずっと下書き中だったのですが、下手ながらも思い切って書いてみました~。降矢奈々さんが描いた表紙・挿絵もオススメの本です。

富安 陽子, 降矢 奈々 / あかね書房(1997/03)
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1ページ半に描かれたプロローグは、次のような場面。9月の新学期の最初の日、悦子のクラスになつきという女の子が転校してきます。なつきは、悦子の席を通り過ぎるときに、小さく丸めた紙を机の上に落とすのですが、悦子はそれをすばやく手で隠すと机の下でこっそりと読みます・・・。転校生と悦子の間には、一体どんなつながりがあるのか?その疑問は、次の1章で明らかになっていきます~。

1章は、5ヶ月前に遡った、4月のある日曜日の話から。悦子がベランダでお母さんと一緒に洗濯を干していると、見知らぬ女の子(なつき)がレンゲ畑のあぜ道を歩いているのを見かけます。大きなかばんをぶらさげながら、小さな男の子(弟のたっくん)の手を引いて歩いていたなつきと悦子は、その2日後、出会うことに。興味津々で話しかける悦子に対し、なつきはとても無愛想なのですが、突然「あたしのひみつを教えてあげる」と言います。

その秘密というのは、「魔女の家につかまっている」というもの。人間のおばあさんのふりをした魔女は、なつきの母に呪いをかけ、病気にしてしまったという。そんな話を聞いた悦子は、なつきと一緒に魔女の呪いを解こうとします。

 (※以下、ネタばれを含む。)
と、ここまで書くとファンタジーのようですが、現実離れした出来事は起こりません。富安さんらしい不思議はいろいろ描かれていますが、いちおうリアリズムの作品です。それは、この<魔女>というのが<なつきの嘘>であるから。なつきの母が出産で入院中のため、なつきとたっくんは祖母の家へやって来たのですが、なつきは自分を魔女に捕まったことにし、空想の世界に身をおきます。

その原因は、両親と離れて暮らす孤独、弟ばかり可愛がられていることへの不満、人見知りの性格などが関わっているのだと思うのですが、悦子と出会って秘密や不思議を共有することでなつきも変わっていきます。悦子は悦子で、学校が嫌い(給食が苦手)だったり、ひとりっ子としての不満を持っているのですが、魔法を信じることで楽しい時間を過ごします。

誰もが感じるような家庭や学校での悩みを描いているところに、共感できるだけでなく、癒しも得ることができ、私はとても惹かれました。また、魔女の存在を怪しみながらも、不思議を信じようとする微妙な年頃(小学3年生)をうまく描いている点も、興味深かったため。同じく卒論で取り上げた「空へつづく神話」に出てくる理子も悩みを持ちながら、不思議に癒されていて、富安さんの作品テーマのようなものを感じました。

ちなみに、この本の見返しには、<むかしむかし、でも、ちょっとだけむかし。あなたのおかあさんが、まだこどもだったころ。>とあり、今よりも自然が残っている時代を描いています。レンゲ畑や迷路のような路地などで、のびのびと遊ぶ姿がとても楽しそうですよっ。また、カニズバーグの「魔女ジェニファーとわたし」とも似ているところがあり、比較してみるのも面白そうだなと思いました。

「ムジナ探偵局」

2006-08-13 | 児童書
夏と言ったら、怪談話?ということで、幽霊が出てくる作品を紹介~。

富安 陽子, おかべ りか / 童心社(1999/03)
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「ムジナ探偵局」は、古本屋の主人であるムジナ探偵と常連客の源太少年が送る物語。ムジナ探偵は、店の横に「探偵」という看板もかけているため、横丁の人から変人だと言われています。しかし、推理に関しては天才で、いつも奇怪な事件の調査を依頼されます・・・。

この事件というのは妖怪や幽霊に関係していて、なんとも不思議。読み終えた後も謎めいた雰囲気が残っていて、普通の探偵ものとは違う印象を受けます。ちょうど夏の話もあるので、このコンビとともに肝試し気分を味わってみてはいかが?シリーズになっていて、現在5冊まで出ています。

私が好きなのは、二人のユニークなキャラクター。ムジナ探偵は賢くて一見、クールにみえるのですが、大人気ないところも。口が悪くて言いたいことをずばずば言ったりするし、面倒なことはやりたくないという感じで人に無関心だし。でも、このダメダメさが見ていて面白い!

また、源太くんはいつも古本屋にやって来ては、堂々とマンガを立ち読みしている少年。ムジナ探偵に文句を言われても全く動じず、逆にお店にけちをつける程の厚かましさを持っています。事件が起きれば好奇心いっぱいでムジナ探偵に付いていったり、何でも自由なところが好き。お調子者でおバカなところもあるのですが、それも可愛いです☆


富安 陽子, 篠崎 三朗 / 新日本出版社(2001/07)
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もう1冊オススメなのが、この本。「引っ越した家に幽霊が住んでいた」というよくある設定なのですが、これも謎を解いていくストーリーになっています。季子(ときこ)が出会ったのはおばさんの幽霊で、この家に住みたければ自分が出す三つの試験にパスするよう言われます。物語が進んでいくと、おばさんの過去が明らかになっていき、最後は心温まる結末。頼りない親に代わって、走り回る季子の行動力に尊敬しますっ。

「ごんぎつね」

2006-07-30 | 児童書
今日は、童話作家・新美南吉が生まれた日。わずか30歳という若さでこの世を去った南吉ですが、面白い作品をたくさん残してくれました。絵本では黒井健さんが絵をつけた「手ぶくろを買いに」「ごんぎつね」が好きですが、今回は文庫を紹介。

新美 南吉 / 小学館(1999/11)
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私が通っていた大学では、南吉童話を研究していた先生がいて、いろんな作品について教えて頂きました。そのときにテキストとして使っていたのが、この本。他にも、さまざまな出版社から文庫が出ていますが、この本は童話だけでなく、詩も収録されているところがオススメです。

童話は、「おぢいさんのランプ」「うた時計」「おしどり」「花のき村と盗人たち」「ごんぎつね」の5編。詩は、「仲間はずれの」「一年詩集の序」「寓話」「光」「輪まわし」「牛」「島」「雲」「三年前のノートから」「葬式」「破れたる洋灯に」「貝殻」「墓碑銘」の13編を収録。また、詳しい著者紹介も載っていて、南吉の生涯について知ることができます(20ページ近くあり、写真も豊富です)。

私が好きな詩は、「貝殻」や「墓碑銘」「葬式」。南吉の詩にはどこか孤独が漂っていて、そこに心を惹かれます。南吉は孤独な幼少期を送っていたそうで、その影響が作品に表れていると言われています。

余談ですが、学生のときには、新美南吉記念館へ行ったことも(年に1回、児童文学に関わる場所を訪れる行事があったのです)。南吉の生家や「おぢいさんのランプ」の舞台とも言われる半田池などにも行きました~。

「キツネ山の夏休み」

2006-07-21 | 児童書
世間はもう夏休みですね!夏休みにぜひ読んでほしいのが、この作品。95年の課題図書にも選ばれていました~。

富安 陽子 / あかね書房(1994/07)
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主人公は、小学四年生の弥(ひさし)。弥は、稲荷山に住むおばあちゃんの家で夏休みを過ごすことに。不安と期待を胸に、弥はひとり電車へ乗り込みます・・・。

稲荷山は、水と伝説の町と呼ばれ、今でもたくさんのキツネ伝説と山の守り神といわれる108匹のキツネがまつられた神社が残る場所。昔話や伝承を織り交ぜながら、日本の懐かしい風景を描いていて、大人も思わず自分の子ども時代を思い出してしまいます。自然描写がとても豊かなので、緑の匂いをあちこちで感じることが出来ますよ☆また、狐のオキ丸や猫股の大五郎といったキャラクターも魅力的です。

ところで、アメリカやイギリスではその土地らしい物語がたくさんあると思うのですが、日本的な物語は少ないように思います(特に、現代の児童文学の話)。上橋菜穂子さんや荻原規子さんなど高学年向けの話はあっても、低学年の子が読めるものはほとんどなかったり。

その点、富安さんは、日本の伝承を基にした幼年童話も描いていて、最近注目されつつあります。昔ながらの日本の風景を伝える作家さんが、もっと増えたら嬉しいな。

ちなみに、この表紙の絵も作者が描いておられます~。

「DIVE!!」

2006-07-14 | 児童書
単行本では全4巻のシリーズなのですが、先月、角川書店から上下巻の文庫になりました!高さ10メートルの飛び込み台から時速60キロでダイブして、わずか1.4秒の空中演技の正確さと美しさを競う、飛び込み競技を題材にしたスポーツ小説です。

森 絵都 / 角川書店(2006/06)
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森 絵都 / 角川書店(2006/06)
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登場人物は、弱小ダイビングクラブに通う少年たち。彼らは閉鎖の危機に直面したクラブを存続させるために、オリンピックを目指すことになります。平凡に見えて実は才能を持っている知季、天才ダイバーの孫・飛沫、両親がオリンピック選手の要一など、どの少年も個性があって魅力的です。

私はスポーツが苦手なので、こういう才能がある人ってとてもうらやましい☆単行本は1冊ずつ間を空けて読んだので、今度は最初から最後まで一気に読んでみたいです。実際の競技もぜひ見てみたいな。

文庫本を買ったら、森さんの本が紹介された折込ちらしが入っていました。今年でデビュー5周年を記念した、森絵都フェアだそう。先月、文庫化された「宇宙のみなしご」「リズム」など、角川書店以外の本も載っていました~。両方とも好きな作品なのですが、「リズム」は持ってないので、また読みたい。でも、「リズム」は単行本の表紙の方が良いと思います。

「風に舞いあがるビニールシート」が直木賞にも選ばれ、まさに今が旬の作家さんですね。

「やまんば山のモッコたち」

2006-06-21 | 児童書
この間の講演会で買った本。富安さんのデビュー作です☆

富安 陽子, 降矢 奈々 / 福音館書店(2000/11)
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 <目次>
冬語り/柏林/山からの贈り物/やまんば山の春/ガタロ沼の水曜日/やまんば山の夏/やまんば餅/星の夜祭り

8編からなる連作短編集。背高のっぽの山姥とその娘・まゆを中心に、河童や天狗、雪女など、モッコと呼ばれる不思議な生き物がたくさん登場します。

このモッコたちが暮らしているのは、人間が立ち入れない山姥山というところ。しかし、ときどき山姥山の入り口がぽっかり開くときがあります。「冬語り」では、啓太という男の子がやまかがちに案内され、山姥山へやってきます。そこで、山姥の娘・まゆと出会い、二人は友達に。啓太はまゆを呼べる竹笛をもらい、その後も山姥山に訪れます。山姥の方が啓太のもとへやってくることもあり、人間と山姥が身近な場所に住んでいることがわかります。

この物語には、山姥の暮らしがとても丁寧に描かれて、面白いです!例えば、「柏林」では冬の間、柏林の木の洞を冷蔵庫として使う様子が描かれています。そこには、山姥が作ったお酒やジャム、干した魚や木の実などがいっぱいつまっていて、それを味見するまゆがとても幸せそうですっ。「やまんば山の春」では、春を迎えたまゆたちが逢魔ヶ辻の何でも屋へ買い出しに行く様子、「やまんば山の夏」ではお洗濯をする様子など、人間の暮らしとちょっと違う生活が楽しく描かれています~。

また、お話に出てくる食べ物も細かく描かれて、すごく美味しそう☆山姥が人間のおばあさんに教わったという、おなかが極楽になる揚げコロ餅や、冬眠から目覚める山の仲間たちに作った大きなおなべいっぱいの山姥汁、まゆの誕生日に焼いた世界一大きなケーキなどなど。「やまんば餅」では、ヨモギやカヤの実、あんこが入ったふかふかのお餅を、とても楽しそうに作っていますよっ。

山姥というと昔話の怖いイメージがあるのですが、富安さんは人間と同じように無邪気でたわいもない妖怪だと言います。ここに出てくるまゆは、無邪気で元気いっぱいの山姥。降矢奈々さんがとても素敵な絵をつけていて、本当に可愛らしいです。関西弁を話すところも、温かさが感じられて好きです。「まゆとおに」という絵本も出ていて、カラーで迫力のあるイラストを見ることができます。


富安さんは最近、注目されている作家なのですが、デビューは1986年とかなり前(このお話は大学生の頃に書かれたものだそうで、その才能にびっくりさせられます)。子どもの頃に出会えたはずなのにと思うと、ちょっと残念だな。でも、今でも十分楽しんでます。他にもオススメの作品がいっぱいあるので、また是非紹介したいと思います~。