今日は、童話作家・新美南吉が生まれた日。わずか30歳という若さでこの世を去った南吉ですが、面白い作品をたくさん残してくれました。絵本では黒井健さんが絵をつけた「手ぶくろを買いに」や「ごんぎつね」が好きですが、今回は文庫を紹介。
私が通っていた大学では、南吉童話を研究していた先生がいて、いろんな作品について教えて頂きました。そのときにテキストとして使っていたのが、この本。他にも、さまざまな出版社から文庫が出ていますが、この本は童話だけでなく、詩も収録されているところがオススメです。
童話は、「おぢいさんのランプ」「うた時計」「おしどり」「花のき村と盗人たち」「ごんぎつね」の5編。詩は、「仲間はずれの」「一年詩集の序」「寓話」「光」「輪まわし」「牛」「島」「雲」「三年前のノートから」「葬式」「破れたる洋灯に」「貝殻」「墓碑銘」の13編を収録。また、詳しい著者紹介も載っていて、南吉の生涯について知ることができます(20ページ近くあり、写真も豊富です)。
私が好きな詩は、「貝殻」や「墓碑銘」、「葬式」。南吉の詩にはどこか孤独が漂っていて、そこに心を惹かれます。南吉は孤独な幼少期を送っていたそうで、その影響が作品に表れていると言われています。
余談ですが、学生のときには、新美南吉記念館へ行ったことも(年に1回、児童文学に関わる場所を訪れる行事があったのです)。南吉の生家や「おぢいさんのランプ」の舞台とも言われる半田池などにも行きました~。
私が通っていた大学では、南吉童話を研究していた先生がいて、いろんな作品について教えて頂きました。そのときにテキストとして使っていたのが、この本。他にも、さまざまな出版社から文庫が出ていますが、この本は童話だけでなく、詩も収録されているところがオススメです。
童話は、「おぢいさんのランプ」「うた時計」「おしどり」「花のき村と盗人たち」「ごんぎつね」の5編。詩は、「仲間はずれの」「一年詩集の序」「寓話」「光」「輪まわし」「牛」「島」「雲」「三年前のノートから」「葬式」「破れたる洋灯に」「貝殻」「墓碑銘」の13編を収録。また、詳しい著者紹介も載っていて、南吉の生涯について知ることができます(20ページ近くあり、写真も豊富です)。
私が好きな詩は、「貝殻」や「墓碑銘」、「葬式」。南吉の詩にはどこか孤独が漂っていて、そこに心を惹かれます。南吉は孤独な幼少期を送っていたそうで、その影響が作品に表れていると言われています。
余談ですが、学生のときには、新美南吉記念館へ行ったことも(年に1回、児童文学に関わる場所を訪れる行事があったのです)。南吉の生家や「おぢいさんのランプ」の舞台とも言われる半田池などにも行きました~。