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本と雑貨と手作りのブログ。

「布を切るだけ」

2007-11-28 | クラフト関連
「布を切るだけ」というタイトルと可愛い表紙に惹かれて、ネットで買いました!

/ アスコム(2005/03)
Amazonランキング:346831位Amazonおすすめ度:


この本は、ディック・ブルーナや柳原良平、ミック・イタヤ、長崎訓子といったイラストレーターが参加しているところがすごい!この方たちのイラストを型紙にして、作った小物を掲載しています。

が、本当に「布を切るだけ」ではなく、ほとんど針が必要だったり・・・。作品の数が少ないのも、ちょっと残念でした(値段から考えたら、仕方ないかも)。でも、本のイラストを手芸に生かすアイデアは、いろいろと応用ができそうで勉強になりますよ~。表紙のようにただ布を切って、コラージュするのも面白そうです!

私はブルーナさんのイラストを使った作品が気になったのですが、動物の絵よりモノの絵の方が多くて、ちょっと期待はずれ。ウイスキーのCMで知られている柳原良平さんなど、他のイラストレーターさんの絵の方が気に入りました。

SPICE GIRLSのベスト♪

2007-11-24 | 音楽
今月、発売したスパイス・ガールズ初のベスト・アルバム。スパイス・ガールズの曲は、学生のときによく聴いてたので、とても懐かしい!買おうかどうか迷ってます~。

スパイス・ガールズ
EMIミュージック・ジャパン
発売日:2007-11-07


好きな曲がいろいろある中で、1番オススメなのは「Mama」という曲。「Mama,I love you.」というストレートな歌詞を、しっとり唄いあげたバラードです。バラードだったら、「2 become 1」もお気に入りです♪でも、スパイス・ガールズといったら、ダンスグループのイメージが強いかも。デビューシングル「Wannabe」など、ポップな曲の方が多いです。

DVD付きとCDのみのバージョンがあるんですが、Amazonではどちらも同じぐらいの値段。だったら、PVが見れるDVD付きの方がいいかな~。「Stop」のPVではキュートなダンスを披露してます(YouTudeなどで見ることができます)。

「文房具さんぽ」

2007-11-21 | エッセイ
木下綾乃さんの最新刊☆木下さんお気に入りの文房具を中心に、文房具の作り方、使い方、お店などをいろいろ紹介しています。文房具の本ってどんなのだろうと思ってたのですが、雑貨のようなモノばかりで、見ているだけで楽しめました!

木下 綾乃 / 世界文化社(2007/10/12)
Amazonランキング:17850位Amazonおすすめ度:


お気に入りの文房具で気になったのは、はんこと金具と「ダイモ」。はんこは、事務員さんが使うような回転印(数字がいくつか並んだはんこ)を日付印として使っているのが可愛かったです♪

金具は紙を綴じたり、束ねたりするクリップやピンなどのこと。↓のハトメパンチや割りピンは少し前に買ったものですが、これも木下さんの影響。カード作りに活用したいと思ってます。

「ダイモ」というのは、ラベルを作る器械(真ん中の画像)で、プラスチックのテープに文字をタイプして使うもの。ワープロタイプのラベラー(テプラなど)のようにデジタルではないけど、そこが気に入ってます(プラスチックの独特の質感が好きで、学生のときは教科書やノートに名前のラベルを貼ってましたっ)。

文房具の作り方は、黒板や布張りのメモ帖、ボタンマグネットなどを可愛く手作り(黒板が作れるのには、驚き)。ミシンラッピングや紙版画のやり方も載っていて、面白そうでした~!

お店の紹介は、京都と東京の「文房具さんぽ」。前回の文具ツアーも良かったのですが、今回も素敵なお店をたくさん掲載。京都は和紙を扱ったお店を中心に紹介していて、ブックカバーなどの文房具の作り方(和紙を使用)も載っていました。東京はお洒落で上品そうなお店で、こちらも行ってみたくなりました。

      

うちにゃん@レオっち。

2007-11-16 | エッセイ
いつも楽しみに読んでいる、「うちにゃん@レオっち」というブログ。飼い猫・レオ(♂)といちご(♀)ちゃんの日常を紹介したブログで、仲の良い2匹の姿がとても可愛い!管理人のしっぽさんが2匹のセリフを写真に付けているのも面白くて(本当にしゃべってそう)、大好きです。

そんなしっぽさんが出した本が、「レオといちごの毎日がニャかよし日和」というもの。ブログをそのまま書籍化したのではなく、2匹のいろんな姿を集めた写真集のような作品です。ブログにはなかった幼い頃のレオっちの写真や二匹の出会いなどが載っていて、すごく楽しめました~。


ちなみに、しっぽさんは結婚後、マンション暮らしで猫が飼えない日々を過ごしていたそうなんですが、そんなときはペットショップや猫のホームページなどで癒されていたそう。そして、ようやく猫と暮らせるようになったとき、自分と同じように猫の写真で和みたい人がいるかもと思い、ブログを始めたそうです。

私も猫が大好きなのですが、ずっと飼えない状況にいるので、この話は本当に共感!いつか飼える日が来るまで、レオっちやいちごちゃんの写真で癒されたいと思います☆

「パレード」

2007-11-11 | 小説
こちらは、先月読んだ本。「センセイの鞄」という作品の続編です。「センセイの鞄」は、ツキコさんが高校の恩師である<センセイ>と居酒屋で十数年ぶりに再会するのが始まり。それ以来、憎まれ口をたたき合いながらも、ゆっくりと惹かれ合っていく素敵な作品です。

この二人は年齢差があって、ツキコさんは40歳間近、センセイは80に近い歳。十分、大人な二人の恋愛はアツアツというより、夫婦のような温かさと落ち着きがあって、とてもゆったりした気持ちになれました(ツキコさんはちょっと子どもっぽいところがあるけど、そこが可愛い)。二人が居酒屋でお酒を楽しむ場面は、本当に素敵。こういう設定はめずらしい気がして、とても新鮮でした~。

で、本題の「パレード」は、そんな二人のその後。家でくつろいでいたときに、「昔の話を聞かせてください」と言われたツキコさんが、子どもの頃の話を始めていきます。同じような体験がない人でもなんとなくわかるような話で、不思議な気持ちにさせられました。

90ページ未満の短い作品で、昔の話が中心なので、二人の会話はちょっと少なめ。でも、そうめんを仲良く作っている冒頭だけでも、「センセイの鞄」を読んだ人ならすごく楽しめます。吉冨貴子さんの抽象画のような挿絵(カラー)も、優しい雰囲気で作品にぴったりです。


川上 弘美 / 文藝春秋(2004/09/03)
Amazonランキング:23567位Amazonおすすめ度:


「卵の緒」

2007-11-07 | 小説
夏に応募した新潮文庫のブックカバーが先日、届きました☆赤が欲しかったのですが、届いたのは青と黒でちょっと残念。イラストや形は気に入っています。これを応募するために買った本の1つは、↓の本。最近、ようやく読み終えました~。

瀬尾 まいこ / 新潮社(2007/06)
Amazonランキング:38093位Amazonおすすめ度:


<僕は捨て子だ。子どもはみんなそういうことを言いたがるものらしいけど、僕の場合は本当にそうだから深刻なのだ。>というセリフは、「卵の緒」の冒頭。主人公の育生とその母・君子さんは血のつながりがないのですが、仲の良い親子でとても素敵。また、母の同僚・朝ちゃんや育生の同級生である池内君も温かくて、好きです!

あさのあつこさんが解説で書いているのですが、この本によく出てくるのは食事風景(「幸福な食卓」という作品もありましたね)。何気ない日常なんだけど、心地いい空気に満ちていて、見ているこちらも幸せになります。料理の描写も上手くて、すごく美味しそうですよっ。

表題作の他は、「7's blood」という作品も収録。「卵の緒」は70ページの短編で、「7's blood」の方が長めです。こちらも血のつながらない二人(姉と弟)のお話で、高校生の七子が突然、父親の愛人の子ども(小学生の七生)と一緒に暮らすことになります。「卵の緒」よりも少し重い雰囲気ですが、またまた「絆」を感じる作品でした。

瀬尾さんの「図書館の神様」も良かったのですが、この作品もすごく気に入りました☆映画化が決まった「天国はまだ遠く」も是非、読みたいです。

“懐かしの昭和” カタログ。

2007-11-03 | その他の本
前から気になっていた「まだある。」シリーズ。映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」の帯が付いて、派手に並んでいたため、思わず引き寄せられました~。どれも面白そうだったのですが、可愛いキャラクターの表紙に惹かれて、こちらを手に取りました!

このシリーズは、昭和生まれの商品を紹介した本。キャラクター編は商品というより、パッケージのイラストやマークに注目しています(よく知られている企業キャラ・商標から、マニアックなものまで100点セレクト)。キャラクターの誕生秘話なども知ることができ、面白かったです☆

例えば、不二家のペコちゃんは子ウシを意味する「べこ」から命名されたとか、スナック菓子「カール」のおじさんは最初、脇役だったとか。時代とともに変わっていったデザインも興味深いですよ~。どの商品も今でもちゃんと買えるところがすごいです♪

ちなみに、私が表紙でわからなかったのは、左上(コロちゃん)と右下(わこちゃん)のキャラクター。皆さんは、全部知ってるかな?