wonderwall

本と雑貨と手作りのブログ。

「学校ウサギをつかまえろ」

2007-03-29 | 児童書
すごく久しぶりに児童書の話題・・・。古本屋さんで見つけました。

岡田 淳 / 偕成社(1986/12)
Amazonランキング:212375位
Amazonおすすめ度:


ストーリーは、「学校から逃げ出したウサギを、子どもたちが協力して捕まえる」という単純なものですが、キャラクターが魅力的で楽しく読みました☆

主な登場人物は6人(主人公の恭、恭のお隣さんである達ちゃん、お母さんが教育ママの山田、嘘ばかりついている伸次、転校生で無口な美佐子、おしゃべりで世話好きなのんこ)。表紙に描かれている彼らの絵を見ても、個性が表れて面白いです~。

イラストを描いているのは、作者の岡田淳さん。なので、文章と絵はとてもマッチしています。絵があることでわかりやすくしていたり、お話を盛り上げていたり、見せ方が上手いと感じました。

この作品に唯一登場している大人は、工事現場のお兄さん(ウサギが逃げ込んだ場所が工事現場)。このお兄さんは子どもたちを見つけますが、ウサギを助けることには手を貸しません。でも、子どもたちだけで解決できるまで、優しく見守っていて、大人としてとても尊敬します。子どもの本当の味方は、こういう人なんだろうなと思いました。

ちなみに、この本は「日本児童文学者協会賞」受賞作品です。岡田さんの作品は他にも高く評価されているので、オススメです!私ももう一冊手に入れたので、また近々紹介します(読みかけの本もあるし・・・)。

「手づくりする手紙」

2007-03-26 | 紙モノ雑貨
木下綾乃さんの新刊!中身を見る前にネットで購入したのですが、期待してた以上に良かったです(木下さんの本の中で、一番好きかもしれません)。

木下 綾乃 / 文化出版局(2007/03)
Amazonランキング:152911位Amazonおすすめ度:


今回は「手づくりする手紙」という通り、封筒の作り方などがいろいろ紹介されています。例えば、大きな封筒から作る三つ子封筒やカレンダーを使った封筒など。以前、ワークショップでも紹介していた<窓付き封筒>や<絵本風の便せん>の作り方も載っていました。

どれも身近な紙や文房具で簡単に作れるのですが、なかなか思いつかないアイデアばかり。ちょっと手を加えるだけで、素敵な手紙が出来上がります☆手紙や工作が好きな人は、やってみたくなること間違いなしです!

また、<切手をオーダーしよう>というページでは、郵便局でやっている「フレーム切手」のサービスを紹介。これは、自分の好きな写真を切手にしてくれるサービスなのですが、イラストでも良いとのこと。いろんな絵を描いて、オリジナル切手にしていましたっ。1シート(80円切手×10枚)1,200円と普通の切手よりは高いですが、やってみる価値はありそうです。

個人的に気になったのは、この本でよく使われていた紙テープ。色とりどりの紙テープをまとめ買いしたエピソードが書かれてあったのですが、私も見ていて欲しくなりました。で、紙テープを探していたら、100均で↓のテープに遭遇(4色の蛍光テープとアルミテープ)。紙ではないですが、買ってしまいました~。

  

「イソップ12の物語」

2007-03-23 | 絵本
数あるイソップ物語から、リスベート・ツヴェルガーが12編を選び、挿絵をつけた作品。ツヴェルガーのイラストが好きなので、買いました☆
太平社 「イソップ12の物語」

  <目次>
「町のネズミといなかのネズミ」「乳しぼりの娘とミルクのバケツ」「人間と神サテュロス」「羊飼いの少年とオオカミ」「ウサギとカエル」「サルとラクダ」「キツネとぶどう」「ウサギとカメ」「キツネとカラス」「イヌとブタ」「月の親子」「ロバとイヌ」

どの話も見開き1ページに収まっていて(左に文、右に挿絵)、あっという間に読むことができます。「ウサギとカメ」など、知ってるお話がいくつかあり、読んでいると懐かしい気分になりました。イソップ物語は教訓的で、皮肉な内容が多いので、大人の方がそのおかしさを感じられると思います。

大型サイズの絵本なので、ページの半分に描かれた挿絵はなかなかの迫力。水彩のイラストがとても美しくて、見入ってしまいます。なかには、擬人化して描いたイラストもあり、「町のネズミ~」や「キツネとぶどう」では、お洒落な服を着た動物が登場していたり。どの動物も表情が豊かで、とてもユーモラスです。

ツヴェルガーは、アンデルセンやグリム童話など、いろんなお話に素敵な絵を付けていて、全部集めたくなります~。

「ブックカバーの本」

2007-03-20 | 紙モノ雑貨
サブタイトルの通り、いろんな素材・デザインのブックカバーが作れる本。リネンやフェルトといった布から、毛糸・革・ビニール・紙など、さまざまな材料が使われています。

雄鷄社 / 雄鷄社(2005/10)
Amazonランキング:70896位Amazonおすすめ度:


ブックカバーの種類は、全部で48個。オシャレなものから可愛らしいものまであって、見ているだけでも楽しいです☆カバーに合ったしおりも付いているのですが、こちらもいろいろな素材を使用。形も普通の長方形型のしおりとは変わっていて、とても凝っていますっ。

ただ作るとなると、ちょっと難しそう。手縫いやミシンを使ったものが多いので、縫い物をしない人は特に・・・。作り方のページも1、2ページと短いので、少しわかりづらいかもしれません。

一番簡単そうに思ったのは、紙のブックカバー。消しゴムはんこをペタペタ捺したカバーなんですが、はんこのイラストが可愛くて気に入りました(赤ずきんちゃんやオオカミ、クマなどのイラスト)。どこかで見た絵だな~と思ったら、「消しゴムはんこの本」の中でも載っていた土谷朋子さんという方が描かれた絵でした~。

「オール バイ マイセルフ」

2007-03-20 | 音楽
こちらは、藤井隆さんの2ndアルバム。数年前のCDなんですが、最近、毎日のように聴いております。前作は芸人としてのイメージを残していましたが、こちらはアーティスト色の強い作品。先入観なしで、ぜひ1度どうぞ!

藤井隆(2004-07-28)
Amazonランキング:63222位Amazonおすすめ度:


  <収録曲>
わたしの青い空/ある夜 僕は逃げ出したんだ/赤と黒/Sa ら Sa/Ka-ra-su/
Socket/タメイキ/未来 -sex-/美しい別れ/月と砂漠と/1 / 2の孤独

いろんなアーティストが曲を提供しているので、曲調はさまざま。その中でも、2曲目の「ある夜 僕は逃げ出したんだ」がお気に入りです。YOUさんが作詞した切ない曲なんですが、何度も何度も聴いてしまう・・・。Fayrayさん作詞の「美しい別れ」なども泣けます。

明るめの曲では、「Sa ら Sa」や「月と砂漠と」、「1 / 2の孤独」がスキ。大人っぽい歌詞の中に、可愛らしさも感じられます。ちなみに、前作の『ロミオ道行』の中では、「幸福インタビュー」という曲がオススメ。また、Tommy February6さんが提供した「OH MY JULIET!」など4曲(アルバム未収録)も、大好きです。

こんなにハマったきっかけは、PVやライブDVDを観たためなんですが、映像があるとないでは全然違ったり。なかなか本格的に踊っているので、こちらも真剣に観てしまいます。また、歌っている姿がとても楽しそうで、ますます曲が好きになったのでした。

「楽しく作れるグリーティングカード」

2007-03-17 | 切り紙
先日に引き続き、またまたカードの本。立体的なカードの作り方が紹介されています。


クリスマスや桃・端午の節句といった行事に使えるものなど、季節感のあるカードをたくさん掲載。白い紙を使った作品が多く、上品な雰囲気が感じられます。

ちょっと変わってるのは、立ち上がるカード(左の画像)。飛び出すカードはよくありますが、このカードは一枚の紙で作れる単純な仕組み。カッターで切り抜いたりして、紙の半分を180度回転させるとモチーフが立ち上がります。説明だけではわかりにくいのですが、やってみると意外に簡単で驚きました。

最近作ったのは、花の切り絵カード。ハガキの方がいろいろ使えると思ったので、ポップアップカードの表紙部分だけを作りました(つまり、このカードは飛び出さない・・・)。ちなみに、これは会社でお世話になっている方へのプレゼント。好きなのを選んでもらったのですが、人それぞれ好みが違って面白かったです~。


     

「どろろ」

2007-03-14 | 映画・DVD
手塚治虫の漫画「どろろ」が原作の映画。公開からだいぶ経ってますが、やっと観ることができました。最初の方は、不気味なシーンが多くて不安でしたが、その後はとても楽しかった☆思ってた以上にハマって、パンフまで買ってしまいました!


<体の48か所を魔物に奪われた百鬼丸が、体を取り戻すために男装した泥棒“どろろ”とともに魔物退治の旅に出る>というお話。妻夫木聡さん演じる<百鬼丸>がすごく格好良かったし、柴咲コウさん演じる<どろろ>も無邪気で可愛らしかったですっ。クールな百鬼丸がだんだん心を開いていくところに、とても惹かれました。

まだ体の半分を取り戻していないまま、映画は終わってしまったので、ぜひ続編もあるといいなぁ。百鬼丸とどろろの関係も気になるので。漫画も読んでみたくなりました。

また、エンドロールで流れたMr.Childrenの「フェイク」も良かった♪本物を探している主人公ということで、「本物」とは何かという疑問がこの曲を作るきっかけになったそうですよ~。

「ハッピーグリーティングカード」

2007-03-10 | 紙モノ雑貨
カード作りのヒントを紹介した本。杉浦さやかさんや木下綾乃さんなど、人気のイラストレーターが参加されています。センスのいい手紙の写真がたくさん載っていて、参考になります。

Pooka / 学習研究社(2005/12)
Amazonランキング:96812位Amazonおすすめ度:


第1章 仲良し作家のカードのやりとり
第2章 簡単グリーティングカードの作り方
第3章 作家のアイデアカード講座

アイデアカード講座では、100%ORANGEさんも。ポップアップカードを作っておられました~。気になったのは、落合恵さんという方が紹介していたプリントゴッコのカード。前からプリントゴッコに興味があったのですが、詳しくは知らなかったので参考になりました。自分でカードを刷っていくのって、楽しそう。可愛い絵が描けたら、やってみたいのだけど・・・。

1番気に入ったところは、杉浦さやかさんのページ。杉浦さんのシールファイルやストックされた封筒・便せんなどの写真が載っていたのですが、どれも可愛らしくて素敵でした。私もああいうコレクションを作りたいです。

また、巻末の方にあった手紙の本・手紙の絵本を紹介したページも、面白かったです。読んでみたい本がいろいろあり、良い収穫になりました。オシャレな手紙用品も掲載されてます。

MOE4月号。

2007-03-07 | その他の本
MOE最新号は、大人気絵本の「リサとガスパール」特集。私はロバート・サブダのインタビューが気になって、本屋さんで見てきました。

/ 白泉社(2007/03/03)
Amazonランキング:690位Amazonおすすめ度:


サブダの記事では、開催中の「ロバート・サブダ しかけ絵本の世界展」の情報も載っていて、面白かったです。もうすぐ大阪(八尾西武)にもやってくるので、楽しみにしてます~。

他には、東京の古本カフェ特集や今月100歳になられた石井桃子さんの特集など。古本カフェは素敵なお店ばかりだったので、ぜひ大阪のお店も紹介してほしいと思いました。来月号では、京都・神戸・大阪の絵本スポットを紹介するそうなので、そちらに期待です。

 追記。
もう1つ忘れてましたが、「お手紙読本」という記事も気になってました。いろんなアーティストさんが作ったお手紙が紹介されていて、どれも可愛かったです。また、手紙に関する雑貨とそれを取り扱ったお店が載っていたのですが、やっぱり東京のお店ばかりでちょっと残念・・・。

MOE web最新号

四つ葉のクローバー。

2007-03-04 | 日記
昨日、こんなものを買いました☆「クロバツメクサ」という、ちょっと変わったクローバーです。普通は緑色をしてますが、これは黒っぽい色。上手に育てると四つ葉がたくさん生まれるそうです!でも、すでに四つ葉がいっぱい。幸福が訪れるといいな。

このクローバーの面白いところは、夜になると葉を閉じるところ。触ると葉が閉じるおじぎ草を思い出しました。暖かくなると花もつけるそうなので、ますます成長が楽しみです。

余談ですが、五つ葉や六つ葉、七つ葉なんていうのもあるらしい。五つ葉は、私が買った苗でも発見できましたっ。五つ葉は金運上の幸運、六つ葉は地位・名声の幸運、七つ葉は最大の幸運を意味する、という噂です。ちなみに、クローバーの葉の世界記録は18葉!日本の方が見つけて、ギネスにも認定されています。

左の写真は、いつもと同じフローリングの上で撮りましたが、日光が当たって明るいですね。気温も高いですし、とても春らしい~♪