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本と雑貨と手作りのブログ。

「Winter in White」

2009-02-20 | 絵本
    少し前は暖かかったのに、最近また寒~い日が続いてますねっ・・・。
    そんなわけで、今日は冬らしいポップアップ絵本を紹介します☆

    


    この本は、ポップアップで有名なロバート・サブダ氏の作品。
    文庫本くらいのミニ絵本ですが、その仕掛けにはやっぱり感動~♪

    ↓は、綺麗な雪の結晶が3つ。白だけでなく、銀色も使われています。

      

    冬といえば、クリスマス!こちらは、ゴールドがキラキラ光ってます☆

      

    また、表紙の雪だるまもも、ポップアップで登場☆持ってる帽子がカワイイv

      

    ラストのページは、特に素敵wちゃんと閉じるのが、ホントにすごいですっ!

      


    あと、冬に関係ないですが、こちらも一緒に買った洋書。


    子どものイラストがたくさん載っている本で、リアルな絵からカワイイものまで。
    
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    コラージュに利用したり、シルエットを切り絵にしたり、いろいろ使えそうですw

「天使のクリスマス」

2008-12-22 | 絵本
いつも利用している<フェリシモ便>で、絵本を注文しました☆その1冊が、ピーター・コリントンの「天使のクリスマス」です。

絵本には「この本を、えんとつのない家にすむ 子どもたちに贈ります。」という言葉が添えられていて、サンタさんの秘密をそっと教えてくれる内容。その秘密には、タイトルにもある<天使>が大きく関わっています。

こちらが、その天使ちゃん♪子どもが書いた手紙をサンタさんに渡したり、家の扉をこっそり開けたり。

    

    

たくさんの天使がろうそくを持ち、サンタを家まで導いたり。どのシーンも幻想的で、とっても美しいですv

    

子どもが起きてしまうアクシデントもあって、ちょっとドキドキ。サンタさんのキャラクターも良いですよ~。

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たくさんのコマ割りと文字がないのが特徴で、映画を観ているような気分になりました☆

また、ロシア(旧ソ連)の名作アニメーション映画「ミトン」のヴィジュアルストーリーブックも買ったのですが、こちらも良かった!この季節にもぴったりで、オススメです。

ワイズ・ブラウン作品集!

2008-12-10 | 絵本
こちらは、昨年65周年を迎えたアメリカのリトル・ゴールデン・ブックスから今秋出版された本。「MOE12月号」で見て、買いました~!マーガレット・ワイズ・ブラウンの人気作から絶版になっている作品まで、20の物語や詩を収録したコレクション本です。

Margaret Wise Brown
Amazonランキング:16334位 Amazonおすすめ度:


ページの周りは金色に塗られていて、とてもゴージャス☆作品のイラストは、6人の画家が手がけているので、この1冊でいろんな絵を見ることができます♪絵本1冊くらいの値段なので、ホントにお得ですよ~。

こちらは、「Home for a Bunny」(うさぎのおうち)。ガース・ウィリアムズの描くうさぎは、すごく可愛いv

        

ネコが主人公のお話(「Pussy Willow」)もあります。昆虫や動物など、いろんな生き物が出てきます。

    

こういう野うさぎも好き。毛並みなど細かく描かれた動物たちはとても温かみがあるし、瑞々しい色合いで描かれた自然も生命力にあふれています~。

    

また、↓の「いろいろねこ」や「ミスタードッグ」などもお気に入りです!洋書なので、話はちゃんと読めてるかわかりませんが・・・。

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「かくれたかたち」

2008-11-16 | 絵本
福音館書店から出ている「かがくのとも」(月刊絵本)の新刊。切り絵作家・辻恵子さんの作品です☆

この絵本は、1と2と3の数字から切り抜かれたキャラクターがつぎつぎ登場。キャラクターのポーズにも動きがあって、とっても面白い切り絵になっています♪辻さんの切り絵は、一発で切り抜いてるのがすごいっ。こういうの、ありそうでなかったと思います~。

    

2という数字からは、2匹のペンギン。人物だけでなく、動物もいます。

    

こちらは、ラストの手前のページ。切り抜いた絵が気になる方は、ぜひ書店で見てください~。育児雑誌などのコーナーに置いてあると思います。

        

また、「かわいい切り絵レッスン」という本などでも、辻さんの作品を見ることができます。

福音館書店|かがくのとも 2008年12月号    にほんブログ村 本ブログへ

ピーターラビットの絵本。

2007-12-28 | 絵本
こちらは最近、買った絵本(「ピーターラビットの絵本ミニチュアコレクション」)。手のひらサイズのミニ本が12冊、立派な小箱に収まっています。

普通のハードカバーで集めるのは大変なので、このセットを購入。引き出し式の箱も小さな本も可愛くて、とっても気に入っています~☆

ピーターラビットのお話ってあまり知らなかったので、今、少しずつ読んでいるところ。ストーリーがしっかりしているので、意外に読み応えがあります(1冊50ページくらい)。

絵だけ見ているとメルヘンチックな印象を受けますが、現実的な一面も描かれていて、大人の人にもオススメです。
    

では、少し早いですが、よいお年を~。また来年もよろしくお願いいたします!

「ターシャ・テューダーのクリスマス」

2007-12-14 | 絵本
クリスマスまで、あと少しですね!今年はこのアドベントカレンダーをめくりながら、カウントダウンしています☆

ターシャ・テューダー, 内藤里永子 / メディアファクトリー(2007/10/17)
Amazonランキング:4548位Amazonおすすめ度:


これは、わずか3ページの絵本なんですが、そのうちの1ページがアドベントカレンダーになっています。カレンダーの絵の中には24枚の扉が隠されていて、クリスマスまで1枚ずつ開けていく仕組み。その小さな扉からは、可愛い動物たちが登場します♪

イラストの舞台は、「コーギビル」という絵本シリーズの街。いろんな動物たちがたくさん描かれたページをよく見ると、いろんな発見があって面白いです。

扉の中には、↓のように窓やドアの形のものも。24番目の扉は一番大きく、2枚のドアを開くようになっています(右の画像)。何が出てくるのか、今からとても楽しみ。毎年、繰り返して使えるということで(一度開けると、少し跡が残りますが・・・)、また来年もお世話になります。


     


ちなみに、ターシャ・テューダーさんはアメリカの絵本画家で園芸家(ガーデナー)でもあります。NHKがターシャの番組を放送したことで、全国的に知られるようになり、彼女の本を見かける機会が増えています。

「Cookie Count」

2007-12-10 | 絵本
毎年、クリスマスが近づくと、買ってしまうロバート・サブダさんの本。クリスマスを題材にした本が多い中、今回はこちらを選びました~。

Robert Sabuda / Little Simon(1997/11/01)
Amazonランキング:12位Amazonおすすめ度:


この本は、数の数え方を楽しく教えてくれる内容なのですが、それだけでないのがサブダさんの作品。クッキーなどのお菓子と可愛いネズミをモチーフに、またまた素晴らしいポップアップを見せてくれます!

どのページも複雑な仕掛けに驚かされますが、一番すごいのはやはり最後のページ☆目の前に現れるお菓子の家は、本当に美味しそうですよ♪

また、クリスマスの作品は白が基調になっていましたが、この本の色使いはとてもカラフルで素敵。Amazonランキングでも現在、12位になってます。

    


ポップアップといえば、最近、↓の本が気になってます。メリーゴーランド、馬車、バイオリンなど、12のお洒落なポップアップの作り方が載っているそうなんですが、なんと実物大図面が入ったCD-ROMも付いているんです。こんなのが自分で作れたらいいな~。



デュラックのカードブック☆

2007-09-03 | 絵本
以前、紹介したラッカムのカードブック(「Art of Arthur Rackham 24 Cards」)と同じ仕様の本。こちらも24枚のポストカード(見開きに8枚×3ページ)が収められています。

Edmund Dulac / Dover Pubns(2004/11/19)
Amazonランキング:7442位Amazonおすすめ度:


カードのイラストは、アンデルセンの童話がモチーフ。雪の女王、ナイチンゲール、豆粒の上に寝たお姫様、人魚姫、裸の王様など、有名な作品が取り上げられてます☆可愛らしいイラストが多く選ばれていて、ラッカムのカードよりも気に入りました。

ちなみに、表紙の右下には「シンデレラ」のイラストが載ってますが、なぜかカードにはなってません・・・。

      

アーサー・ラッカムの本!

2007-08-04 | 絵本
Amazonで安くなっていたので、購入~。ラッカムのイラスト集&ポストカードブックです。

Arthur Rackham, Jeff A. Menges / Dover Pubns(2005/04/14)
Amazonランキング:299位Amazonおすすめ度:


イラスト集の表紙は、「不思議の国のアリス」。こちらは半額ぐらいで買えました!アリス好きなので前から気になっていたのですが、ラッカムが描くアリスも可愛い♪この絵の他に、3つのシーンが入ってました。

アリス以外は、「マザーグース」や「イソップ物語」、「ヘンゼルとグレーテル」などの童話から、妖精やゴブリン・ウンディーネ・人魚…まで、いろんなイラストが収められています。オールカラーでどれもすごく美しいです。

Arthur Rackham, Jeff A. Menges / Dover Pubns(2004/02)
Amazonランキング:8454位Amazonおすすめ度:


こちらのポストカードブックは、小さい本ではなくA4サイズ。見開きに8枚のカード(×3ページ)が載っていて、点線で切り離すようになってます。光沢のある紙に印刷されており、写真のようにツルツルしています。好きな絵もあるのですが、地味な絵もあって、イラストの選択にちょっと疑問を感じました。

「はなのすきなうし」

2007-05-06 | 絵本
真っ赤な表紙がとても可愛らしい絵本。中のイラストは、黒だけで細かく描かれています。リアルなイラストでちょっと怖いところもありますが、牛の表情はとても愛くるしい☆スペインが舞台のお話です。

はなのすきなうし
マンロー・リーフおはなし / ロバート・ローソンえ / 光吉 夏弥やく岩波書店 (1980)通常24時間以内に発送します。

  <ストーリー>
牛のふぇるじなんどは、花のにおいをかぐのが好き。他の牛たちが遊んでいるときも、ふぇるじなんどは大好きな場所で一日中、花のにおいをかいでいました。そんなある日、闘牛場の男たちが、一番大きくて速くて乱暴な牛を探しにやってくるのですが、ちょっとした事件のせいでふぇるじなんどが選ばれてしまいます・・・。

さて、闘牛場にいったふぇるじなんどがどうしたかというと、見物人が花を挿しているのを見て、ここでもやはりにおいをかぎます。全く闘おうとしないふぇるじなんどは結局、牧場に帰され、相変わらず花のにおいをかいでいるとのことです。

「ふぇるじなんどは、とてもしあわせでした。」という最後の文が、心に残る作品。自分が周りの人と違っても、自分らしく生きるふぇるじなんどがとても素敵でした!人に何を言われても、「我関せず」といった感じで格好良かったです。

ふぇるじなんどが幸運だったのは、母親が物のわかる人だったこと。最初は一人ぼっちのふぇるじんどを心配していたのですが、彼が寂しがっていないことを知って、好きなようにさせてやります。みんなと同じようにさせるのではなく、子どもの気持ちを尊重してあげる親に、私もなりたいと思いました。

牛が主人公のお話では、「モーモーまきばのおきゃくさま」もオススメ。こちらも大人に読んでほしい作品です。またいつか紹介したいと思います。