ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

より強く、より優しく、よりひとつに

2019-03-19 | 経済・政治・社会
クライストチャーチの悪夢から今日で4日。


被害者も含めた多くの人が語り、実感しているうように
NZは犠牲者50人という史上最悪のテロを経て、
より強く、より優しく、よりひとつになった


フレンドリーだけどかなりのんびりでルーズなキウイたち。
「All Good
と全然OKじゃないことも、四捨五入どころが全部切り上げて
11でも20にしちゃうようなアバウトな人たち(笑)


しかし、「これはヤバい」ということが起きれば、
老若男女が一斉に駆け出す人たちでもあります



チャーチの高校生が犠牲者の冥福を祈ってハカを捧げれば、
Youtubeはコチラ


寄付は4日間で早900万ドルに達し、すでに7億円相当
人口比なら、日本で4日間に180億円を集めるようなもの。
海外からの寄付もあるのでしょうが、大変な金額に達し、
まだまだ増えそうな勢いです。


このまま1000万ドルを突破して、犠牲者やけが人計100人に
10万ドル(約800万円)ずつ贈れたら素晴らしいけれど、
実際はもっともっといってしまうでしょう


最大サイトのギブアリトルも660万ドルに

金額もながら8万人以上という人数に励まされます。


善(21歳)も周りの同年配の友だちや同僚が、
「みんないっつも『カネがな~い』って言ってるのに、
こういうときは後先考えないで、まず寄付しちゃう。
自分が明日どうするとかは考えてないんだよね。
スゴいよね、キウイって


善の会社ではムスリム(イスラム教徒)なら、
この件に衝撃を受けた、モスクに行く、チャーチまで行く、
など理由を問わず、休みたければ仕事を休んでいいそうです。
かなりの企業が同様の措置を取っているよう。


報道でも寄付とビジルと呼ばれる追悼集会への参加を案内し
何らかの方法で犠牲者を弔い被害者を支援したい人たちに
いろいろな方法を紹介しています。


多くがとっとと仲間を募ったり、自分でビジルを主催したり
いろいろなことを始めているからこそ、これだけたくさんの
催しや献花やハカがあるのでしょうけれど。


オーストラリアの卵かけ少年への寄付もイケドン

2000ドルだった目標金額を5万ドルに引き上げても
あっさり通過して早6万ドル台(笑)






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