ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

NZ最悪のテロ被害者への寄付が2日で5億円に

2019-03-17 | 経済・政治・社会
クライストチャーチのテロという暗黒の日から2日が経ち、
死者は50人に達し、けが人も50人に上っているそう。


犯人はオーストラリア人の単独犯ということが確定し、
NZ人がからんでいなかったことに、やや救われた思い。
だからといって、この悲劇は変わらないのですが。


まだまだ気もそぞろですが、
みんな動き出している


週末は全国各地で数千人が集い、あちこちのモスクに
たくさんの献花


被害者や家族への寄付も600万ドルを突破しており、
2日で5億円を集めてしまった勢い
海外からのもあるのでしょが、キウイやるじゃん


ギブアリトルが最大で、執筆時で440万ドル超です。
私たちもここにしました。


昨晩のスーパーラグビーのチャーチ地元のクルセイダーズ
犯人が在住していたダニーデンのハイランダーズの試合は

中止
この非常時では全うで賢明な判断


その結果、試合は引き分け扱いとなるので、

事件当日のチーフスvsハリケーンズ戦と同じことに。


ということは、NZ全5チームのうち、元々試合がなかった
ブルースを除いて、4チーム全てが引き分けのおあいこ。
狙ってもできないような一致団結となりました。
これぞまさにノーサイド


犯人がオージーだったことで、あちらでも連日報道が続き、
人種差別主義者の上院議員に(なんでこんな人が議員なの
17歳の少年が生卵を投げつけるという事件も
(※詳しくは日本の報道でも)


今度はこの少年への寄付が早3万豪ドルに(250万円)
寄付の目的は少年の「裁判費用」と「今後の卵代」(笑)


最近の寄付は有志によるクラウドファンディングなので、
場所、時間を問わずに速攻で結果が出るのがいい反面、
悪いことをしようとする人も同様に有志や資金を募れる
というのもリアルに実感できました。


犠牲者の死を無駄にしないためにも、
銃規制が確実に進むことを願っています。






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