ニュージーランド移住記録:みたび

移住は帰らなくてもいい終わりのない旅。人生そのものも旅。そして気づき始めたあの世への旅。旅と夢限定ブログ

死後の下見:地獄はどこに

2019年08月24日 | 夢の周辺

「天国」があるということは、
「地獄」もあるのでしょうか?


黒豹の夢の中での「地獄」は、
山道の下、底が見えない
垂直の谷のことでした。


「私」はそこへ行っては
いけないことを理解しており、
谷をのぞかないよう落ちないよう
細い山道を上っていきました。


これもまた便宜的な「地獄」で、
死んだ後の魂が帰っていく場所を
「天国」と呼ぶならば、
成仏できなかった魂の行き先を
「地獄」と呼んでいるだけです。


なので煮え湯に沈められたり、
阿鼻叫喚の中で無限に苦しんだり
する場所ではありません。


谷底に待ち受けているのは、
現世ではないかと思っています。


そう、死んだ後に転生することです。
これは夢での下見で感じた持論です。


「自殺してはいけない。同じ次元に
生まれ変わり、また同じ苦しみに
直面しなくてはならないから。」
とよく言われるのは、このことを
指すのではないかと思っています。


多くの人は何度も何度も転生する
ようですが、きちんと成仏しないと
生まれ変わっても上の次元に行けず
何度も何度も苦しい思いをする。


生き地獄という言葉がありますが、
個人的に「地獄」とはその状況を指し、
宗教者が唱えるような罰を受ける
特別な場所があるとは思いません。


宗教的には「天国」と「地獄」が
厳格に存在した方が、信者への
マーケティング効果が高いので、
あたかも地獄というものが存在し
そこに落ちないよう信仰を続ける
よう消費者心理を煽るのでしょう。


それで数千年も「商売」ができる
のですから、「天国」と「地獄」は
素晴らしいビジネスモデルなのかも
と、無宗教の身には感じられます。


「天国」があるということは、
「地獄」もあるのか、という自問に
私はこんな風に自答しています。


地獄との対比ではなく
魂が帰る場所としての
「天国」の存在は信じます。


そこはこんなに質素で素朴な
建物なのかもしれません。

(※ハワイ島の小さな小さな
聖ベネディクト・ペインテッド教会