ニュージーランド移住記録:みたび

移住は帰らなくてもいい終わりのない旅。人生そのものも旅。そして気づき始めたあの世への旅。旅と夢限定ブログ

メルボルン行:未完のビクトリア州議事堂

2019年08月03日 | オーストラリア:メルボルン

聖パトリック大聖堂を出て


すぐ目についた立派な建物。

ビクトリア州議事堂


大きすぎて全体が撮れない(笑)

1855年に建設が始まり、
翌年には第1期工事終了


その後、何十年も建設が続いて
現在の姿になったそう。
1901~1927年の26年間は
メルボルンが臨時首都だったため
ここで連邦議会が開かれた
歴史的な場所でもあるそうです。


驚きなのはこの建物、

未完なんだそうな


1877年の設計によれば、
大きなドームと横にも別棟が
建設される予定でした。

(※当時の完成予想図)


1890年にほぼ現在の姿に。

上の写真と比べると
途中などがわかります。
(※写真はウィキペディアより)


しかし、1890年代に入るや
不況に陥り、その後の工事は
ついぞ着工されることがないまま
現在に至っているそうです。


1927年には連邦議会が
首都キャンベラに移り
連邦政府の予算で1929年に
現在の姿が完成しました。


1850年代のゴールドラッシュで
高まったメルボルンの地位は
時代の流れとともに変わり、
政治の中心をキャンベラに
経済の中心をシドニーに譲り


現在の経済規模でみると
シドニーがある
ニューサウスウェールズ州は
全国の約3分の1
メルボルンがある
ビクトリア州は
約4分の1


対面には1883年創業の

ホテル・ウィンザー


州名どおりビクトリア王朝の
古の栄華を今に伝える一角




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする