ニュージーランド移住記録:みたび

移住は帰らなくてもいい終わりのない旅。人生そのものも旅。そして気づき始めたあの世への旅。旅と夢限定ブログ

メルボルン行:聖パトリック大聖堂

2019年08月02日 | オーストラリア:メルボルン

2017年10月の初メルボルン


壁画で埋め尽くされた
ホイザーレーンを出て街歩き。


5月のシドニー同様に、
街のあちこちにクレーンがあり
急ピッチで建設が進んでいました



見えてきた巨大なレシート
のようなオブジェ



女性参政権運動の碑
というそうで、英語名は
グレートペティション

オブジェは嘆願書を
かたどったものでした。


260メートルにもなった
膨大な嘆願書は、1891年に
ビクトリア州の女性3万人の
署名を集めて国会に提出され、
女性参政権運動の起点となった
重要なシンボルなんだそうです。


NZが世界初の女性参政権を
認めたのが1893年なので
それよりも2年前の事でした


しかし、ビクトリア州の女性が
参政権を得たのはその19年後の
1910年だったそうです。


すぐ近くのこぢんまりした
石造りの教会は



ドイツのルーテル教会でした。

さすがプロテスタント
質素で実用的な感じ。


その先の遠くからでも目立つ
天を突き刺すような尖塔を
頂くデーハーコテコテ教会は

聖パトリック大聖堂


さすがカトリック、派手です

80年以上かけて1939年に完成した


オーストラリア最大のゴシック建築

でもあるそうです。


オセアニアではなかなか

目にしない凝った造り


宗教とは無縁ながら、
建物を見るのが好きなので



教会でもお寺でもモスクでも
参観できるところには
積極的にお邪魔します。



立派なパイプオルガン

聴いてみたい


当時の建築技術の粋を集めた

ものなのでしょうが、


さすがにこの辺は輸入品(笑)



建国の人手不足と1930年前後の
大恐慌を乗り越えて

よくぞここまで
と思う反面、


この存在こそが大恐慌までの
バブルだったのかなぁとも

好景気でさぞや建設に向けての
献金も集まったことでしょう。


窓から漏れる光まで

オーストラリア色


庭もステキでした



街のど真ん中とは思えない

静かな一角


荘厳とみるか
威圧とみるか

宗教心のあるなしで
解釈が変わりそう。
どちらであっても
美しい教会でした。


コメント
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