11/25虫

2008年11月25日 | 虫写真
なぜか自分のメアドからスパムメールが届いている今日この頃ですが、そんなことは関係なく7月下旬写真。

たぶん初出だったと思う、アカヘリナガカメムシ?
カメムシにしては普通の虫みたいな顔。
マヌケ面じゃないとなぜか物足りなさを感じさせます。


なんということはないが、1枚の葉っぱにセミの抜け殻が4つ。
林の中、他にしがみつく場所などいくらでもあるだろうに、なぜことさらに滑りやすそうな葉っぱで羽化するのか。
たまたまチャレンジャーが4匹集まっていたのかもしれない。


で、その中身かどうかは知らないが、ヒグラシ?
セミというのはなかなか豪勢な作りの虫だが、でかくてうるさいアブラムシといえないこともない。


シロオビゴマフカミキリ、かもしれない。
白い帯があって小汚いだけのカミキリなんてごまんといるらしい。
分かる方がどうかしてるという類。

黒文字

2008年11月25日 | その他植物

4月下旬。


8月中旬。

クロモジ(黒文字)。

山地に自生するクスノキ科の落葉低木。
春に小さな黄花を咲かせる。
高地では葉が出る前に花が咲くらしいが、低地では葉と花が同時に出る。
雌雄異株で、雌株は秋に黒い実をつける。写真のものは雄花っぽい。

樹皮や材に芳香があることで有名な木で、爪楊枝の材料とされる。
試しに樹皮に傷をつけて匂いをかいでみたが、よく分からず。

クロモジの根の皮を乾燥させたものは生薬の釣樟(ちょうしょう)。
脚気や、急性胃腸カタル、湿疹などに効能があるらしい。

「黒文字」は、暗緑色の樹皮に黒い斑点があり、それを文字に見立ててとのこと。


 クスノキ科 リンデラ(クロモジ)属
属名のLinderaは、17、8世紀スウェーデンの植物学者で医師のヨハン・リンデル(Johann Linder)の名より。
花言葉は「誠実で控えめ」