クリサンセマム・ムルチコーレ

2011年01月05日 | その他植物



2010年6月写真。

 クリサンセマム・ムルチコーレ。


アルジェリア原産のキク科の一年草。
日本には1962年に導入された。

「クリサンセマム」というのは本来、キクを含む属の名だが、日本での流通上はノースポールとこのクリサンセマム・ムルチコーレの2種を指す。
もっとも現在ではどちらもクリサンセマム属からは分離されている。

草丈は20センチ程度、旧学名の種小名multicaule(多くの茎の)どおり、株元からよく分枝する。
花は鮮やかな黄色、暖地では秋蒔きで春に開花し、寒冷地では春に蒔いて初夏ごろに咲く。
色が薄めでレモンイエローの花を咲かせる品種も流通している。


 キク科 Coleostephus属
属名のColeostephusは、ギリシア語のcoleos(鞘)+stephanos(冠)?
花言葉は「あでやかな人」