布屋忠次郎日記

布屋忠次郎こと坂井信生の日記

横綱審議委員の暴言は問題にならんの?

2008-03-25 21:05:02 | 相撲
MSNが紹介する夕刊フジの記事によると、朝青龍の優勝の翌日の横綱審議委員会で、たかが脚本家が次のようにのたまったそうな。
横綱は強いだけではいけない。確かに、大阪の土俵は盛り上がりましたけど、国民はまだ朝青龍が謝罪会見まで開いて一から出直すと約束した件で、完全にクリアになったとは思っていない。それは土俵上の所作、勝負がついたあとのダメ押し、場所前の死ねと暴言を吐いた事件、千秋楽の土俵上でのガッツポーズや大阪弁パフォーマンスなど、すべてを含めてです。力士は歩く文化財。横綱はほかのスポーツでは考えられないような破格のステータスを得ているんですから、いいとこ取りは許されません。言ってもできないのなら、ちゃんと教育するシステムを作るべきじゃないか

あのですね。。。

「国民はまだクリアになったとは思っていない」って、勝手に国民を代弁しないでくれるかな。

「歩く文化財」って。
「文化財として問題がある」っていうなら、クビにすればいいじゃん。できないでしょ?相撲協会ってのは、たかが一興行団体なんだから、客に喜ばれてナンボでしょ?

大阪場所で大阪弁使うのが「パフォーマンス」ってことは、外国人力士が日本で日本語使うのも「パフォーマンスだからいかん」ってことか。日本人より日本人らしくなろうと
努力しているすべての外国人力士に対して暴言だよ。

「破格のステータス」ってのも、協会の都合でしょ。ついでにいえば親方のステータスまで協会の都合だ。
なんだったら、横綱ふくめて幕内の収入を(懸賞金や、TV出演料なども)すべて協会が管理して幕下以下にも厚く配分するシステムでも作ったらどう?出世してもしなくても同じステータス、同じ収入にすれば?
おお、「がんばらなくても同じ」なら日本人の入門も増えるかもしれないし、少なくともハングリーな外国人の入門は減るだろうし、一石三鳥じゃん。