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気まぐれ日記。

JCダートの回顧(まとめ)

2011-12-05 11:33:15 | G1
トランセンドが完勝で連覇達成で王座防衛。

大方の見方だったであろう、鍵を握る主導権争い。
大外だけに逃げは難しいと思っていたトランセンドだったが、鞍上の藤田は逃げに拘り、
強引気味にでも逃げる作戦を取った。
スタートして2Fのラップタイムは10.5と速く、先手を取るのにかなり無理した形。
しかし、結果的に見れば、ここで勝負あり。
先手を取ってからは巧みにペースを抑えて、1000m通過は1.00.9。
例年のJCダートのペースとほぼ同様の平均ペースに落とし自分の形に持ち込んだ。
あとは真骨頂である粘り強い走りで直線は後続を突き放し完勝。

ライバルとされたエスポワールシチーはトランセンドをマークが作戦だったようだ。
これが1番この馬が力が出せるということで。
陣営は作戦通りでの完敗だから納得の敗戦だろう。
ただ、トランセンドに突き放されてしまい、2着にも粘れなかったのは誤算。
ある意味、ショックを受ける結果だろう。
あとは、1800mの実績もあるが、本質はマイラーなのだと思う。
特にトランセンドとの比較ならば、マイルならばチャンスはあるのかもしれない。
それも自分が逃げる形で。
南部杯はそれでも負けたが、(お互い様だが)、馬が休み明けで完調手前。
たとえば、今回の出来でマイルだったら・・・。

2強の間に割って入ったのがワンダーアキュート。
スタートで躓く不利。
位置取りはいつも以上に後ろだったが、結果的にこれ良かったのか?
インで脚を溜めて直線勝負で最速の上がりで突っ込んできた。
レースの流れが落ち着き、3コーナーから4コーナーに掛けて、
外目から動いて行った馬は軒並み伸びず。
スタートが良ければ同じ羽目になっていたかもしれない。
逆にもっと良いレースがしたかもしれないが。。。
とりあえず健闘の2着。

4着ラヴェリータはインの好位で脚を溜めて実行のポジション。
直線ではエスポワールシチーの方が先に脚色が悪くなったように見えたから、
2着もあるかというシーンも。
1番巧く流れに乗れたレースをしたが、そこから粘れないのが現状の力か。

5着ダノンカモンも直線を向いて上位を覗う所に居たが、そこから伸びず。
やはり距離の壁があるのかもしれない。

あとはトランセンドの巧みな逃げというのもあるにしても、まったく抵抗することもできずに惨敗。
平均ペースで流れながら、トランセンドの上がりは37.4と掛かっており、
実は特に伸びていたわけでもなく、後続がトランセンドより速い脚をほとんどの馬が使えなかった。
力差がありすぎな結果。
トランセンドはダート馬として超一流という事もあるが、トランセンドに近づく馬が
もっとたくさん出てきてほしい。
特に外国馬とスマートファルコンが居ないので、全体的に見れば、G3の延長のようなレース。
結果もそんな印象で、レース全体のレベルとしては寂しい内容だった。


まとめ
連対馬の傾向
イチオシのトランセンドが1着。
ワンダーアキュートも残っていた1頭だった。


3着馬の傾向
エスポワールシチーは残っていた1頭だった。

ちなみに2,3着が逆転していると、傾向はドンピチャだったが。。。


オッズバランス編
ヤマニンキングリーは未知の魅力ということだろうが、それでも3番人気は被りすぎ。
逆に他に期待できる馬がいなかったということなのかもしれないが。。。
このヤマニンキングリーが人気になってしまうことでもメンバーレベルの低さが分かる。

馬券は・・・
印上位で決まり、一応快勝!!
といっても、トランセンドさえ信用できれば、誰でも取れるような人気サイドの結果で、
自慢できるほどでもないが。。。


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