ここでオッズバランス。
以前にも書きましたが、近走(特に前走)好走すると、オッズは上がり、
近走(特に前走)凡走すると、オッズは下がる。
よって、近走の凡走により、実力より不当なオッズ(人気がない)の馬が、
人気と実力の関係でオッズバランスが良いということ。
馬券において、こういう馬を狙って的中できれば、効率よく儲かる。
今回の秋華賞。
オッズバランスが悪い馬(=近走(特に前走)好走により、不当に人気が上がる馬)は、
ほとんどいないのでは?
それは、ダイワスカーレット、ウオッカ、ベッラレイアの3強に、それに続く
オークス馬のローブデコルテがそれにふさわしい人気になると思うので、
実力以上の過剰人気になる馬は出てこない。
しいてあげれば、アルコセニョーラ。
紫苑Sでは伏兵の存在ながら勝ったので、(今回も伏兵ではあるが)それによるプラス効果はありそう。
一方、オッズバランスが良い馬(=近走(特に前走)好走により、不当に人気が下がる馬)は、
何頭かいます。
その一番手としてあげたいのがザレマ。
前走、ローズSはインフルエンザの影響で調教過程がイマイチ。
しかも出遅れてしまって、本来より後ろからの競馬。
それでも上がり3Fは、ダイワスカーレットと同じ33.6。
ある意味、位置取りだけの差。
今回は、完全に見切られた存在になりそうで、相当人気を落とす。
しかし、オークスでは2番人気に押された馬。
(このときが、オッズバランスが悪い(不当な人気)とも言えるが)
結果は、オークスでも凡走。
ただ、忘れてはいけないのは、レース後の鞍上の武豊は
「2400mは長い。2000mぐらいが合っている」のような
コメントをしていた。
今回はその2000m。
前走より状態アップは必至。本来の先行する競馬をすれば・・・
面白い存在だと思う。
もう1頭はミンティエアーでしょう。
前走の紫苑Sは、物足りなさ過ぎるが、休み明け立ったということを敗因に求めれば、
度返しは出来る。
オークスでは僅差4着の馬。
この馬も2000mぐらいが適正は高そうだし、魅力ある1頭。
あとはだいたいオッズバランスが均等な馬。
ウオッカは今回に2番人気になると思うので、ある意味では、オッズバランスが良い馬とも言える。
(ダービー馬である為、本来は実績からは1番人気になるべき)
ただ、人気が落ちたといえるほどのオッズでもないし、ぶっつけの臨戦過程を考えれば、
均等レベルと思います。
オッズバランスが良いからといって、必ず来る訳でもないし、悪くても来る。
ただ、競馬は人気どおりに決まるわけではないので、馬券を買うなら、
オッズバランスの良い馬をうまく馬券に絡めていきたい。