北海道へ着いて、翌日8/10(金)の夕食は、お寿司を食べに行きました。
北海道では、握り寿司のことを「生寿司」(なますし)とも言うんですよ。
そう、新鮮な魚介類が豊富な北海道では、寿司ネタに火が通ったものなんて、考えら~れナイ
全部、「生」が常識です。
私も、内地へ行って、寿司ネタにアナゴやウナギがあるのにビックリ ましてエビが白い(火が入っている)って姿に、ウッソーーーと思いましたもの。
北海道の回転すしは、東京の鮨屋よりウマイなんて噂がありますが、本当に美味しいですよ。
でも、沢山食べることができないお年頃になってくると、シャリの大きさとかネタとのバランスなどなど、気に入ったものを食べたいという欲望の方が大きくなります。
数個でお腹満腹なるようなシャリの大きなものや、お皿からはみ出るような大きなネタは、私の好みじゃないのよね
そんな私のいまのお気に入りは、すし善さん
本店やすすきの店は、ちょいと高級で、有名野球選手の御用達になってるそうですが、そんな所はいくら「カード持ってるどー」って言っても行けるわけがありません。
でもね、円山店なら。。。って、いまは家族向けの円山店がなくなって、かわりに大通店がオープンしました。
大通店は、まさに大通りに面していて、北洋大通センター4階にあります。
昔、拓銀の本店があった所といえば、わかりやすいかしら。
拓銀があった所は、3丁目だったはずなのに、老眼の私は字が小さいとよく見えず、北洋大通センターの場所を西2丁目と見間違いして、歩くのが困難なふーちゃんを、沢山歩かせてしまいました。
せっかく、あまり歩かなくても済むようにって駐車場の場所を考えたsUnさんの想いを無駄にしてしまった悪妻とは、私のことです
やっとの思いで辿り着いたすし善さん。予約とかしていなかったのですが、スンナリお席に案内してもらってラッキー
もう食べる気マンマンのふーちゃん。もうスタンバイOKです。
お飲み物は、すし善特製冷茶 本当は、ビールでも頼むところなのですが、下戸の私たちはお茶で。
冷たくって、でも味わいがあって、スッキリしていて、とっても美味しかったです。
ただ葉っぱとプチトマトだけのサラダなのに、素敵な器に盛られているってだけで、とっても美味しそう このガラスの器も、キンキンに冷やされていたんですよ。サラダ一つにもひと手間、ふた手間です。
お寿司は、北海道の魚介類と小肌や穴子など江戸前仕込みのネタの10貫
ふーちゃんは、がんばって食べても4貫程度で、残りは私たち夫婦で食べなくてはならないので、本当はこれでも多すぎる量です。
ウニが大大大好物のふーちゃんは、まずウニからパクリ そして私のウニとアワビを交換してパクリ
私は、アワビが大好きで、ウニはそれ程好きではありません。
ふーちゃんは、sUnさんのウニももらって食べていたようで、もう大満足の顔。
いや~、そんだけ食べて満足じゃないって言われると、困ってしまいますが。
私にアワビをくれて、小肌を持って行ったsUnさん。あとで、ふーちゃんと小肌を絶賛していましたが、それにマグロも美味しかったと言っていたふーちゃん、アナタいくつ食べたの?
いくらも、まるで宝石のようでしょ
口にいれるとトローッと溶けて行く感じ。私、ぷっちんイクラはあまり好きではありません。
味付けも上品だけど薄すぎず、何か夏の爽やかさをプラスされたような、とっても美味しゅうイクラでした。
エビは、もちのロンロン。生でございます。プリッとしてて、モチっとしてて、おいちーです。
小さいエビが2匹ではなく、どーんと1匹のエビですわよ~~ん。
生寿司のネタは冷たいものだと思っていましたが、すし善さんのお寿司でネタごとに最適な温度で出してくれることを知りました。
こんなこと、美味しいお寿司屋さんで食べている人にとっては当たり前のことでしょうが、私はこの年になるまで知らなかったというか経験がありませんでした。
ご飯がシャッコイのは、スーパーのお寿司ですが、ネタも冷たすぎないのが、お寿司を口に入れた時に、「シ・ア・ワ・セ」って味が口の中に広がります。
北海道らしい生寿司に気配りがプラスされたすし善さんを、私はオススメしまーす。
大通店やJR札幌駅近くの大丸店のランチタイムだと、庶民のお財布にも優しいメニューが揃っているので特にオススメですよ
回転ずしも美味しいんだけど、美味しそうなネタが沢山あって、ついアレもコレもと欲張って食べてしまってお会計の時にギャッってことになり兼ねませんからね。
どこへ行っても、何をしても「これが最後カナ。。。」なんて言うふーちゃん。でも、すし善さんのお寿司だけは、また食べたいな~ってすぐに言います。
ふーちゃん、元気でいて、また一緒に食べに行こうね