星くず日記

お気に入りの音楽のことや日々チョットしたことをまったーりと綴っていきます

樫舎

2014-05-29 13:20:24 | 食べ物

先月、ならまちへお出かけしました

主目的は、細坪さんのライブだったのですが、ライブだけ参加じゃ、せっかく奈良までおでかけしてもったいないでしょ

少しは、遊ばなくっちゃね

ってことで、ライブの時間まで、ならまちをプラプラ

 

前回ならまちを歩いた時は、なんの予習もなく、行き当たりばったりで過ごしたのですが、この度は時間も少なかったので、少し予習を

 

予習をして気が付いたこと

  ならまちのお店は、月曜日が定休日の所が多い

 

なんとお出かけしたのは、GW真っ只中とはいえ、カレンダーの上では平日の月曜日でした

はてさて、私たちの道中はどうなったことでしょう

 

 小雨降る降る肌寒い日でございました

ならまちでのミッションは、その1) でんでんねこをゲットする  その2)美味しい和菓子を戴く

 

でんでんねこをゲットした私たちは、次のミッションへ向けてGO

 

向かった先は、前回訪れた時に目を付けていた和菓子屋さん

 萬御菓子誂処 樫舎(かしや)

 

ちょっと見た目、敷居がとっても高そうで、それで前回はパスしたのですが

今回は、エイや

いえいえ殴り込んだのではなく、そっと暖簾をくぐって、小声で「ごめんくださーい よろしいですか~~」とメッチャ低姿勢

 

お店の中からは、涼やかな女性の声で、「お持ち帰りですか?お召し上がりですか?」

いやもう、ド緊張の私、お店の中に入っても顔を上げることが出来ぬまま「お召し上がりで・・・」 (←50を過ぎた分際で、このザマ

お店の方が、「どうぞ」と仰って下さったので、徐に顔を上げましたが、あの~~どちらへ

 

靴を脱いで、御2階へとのことですが、御2階へはどのように・・・・・・・

ありました、ありました。壁際に小さくて、とっても急な階段が

まだまだ緊張マックスの私、その階段が垂直に見えましてね 階段を昇る足がブルッブル

 

そしてその急な階段を昇って行ったところが、少し開けていまして

 

屋根裏部屋のような秘密基地のような隠れ家のような

この時は、このようなテーブルが3セット用意されていましたが、お客様の人数によって、テーブルやお座布団の位置を変えることがで出来そうでしたよ

 

注文したのは、抹茶と和菓子のセット

 

 

  ↑ 季節の和菓子というこで、杜若(かきつばた)のお菓子

求肥のような生八つ橋の皮の様な物の中に、上品な白あんの和菓子でした

ほんのりとした薄紫色が、お上品で爽やかな感じ

白あんも、お豆の上品な甘さが優しい気持ちにしてくれる、とっても素敵なお菓子でした

 

テーブルの上にある物を、少し説明させてくださいね

まず、赤っぽい色のお茶碗

この中には、冷たい「水出しほうじ茶」が入っていました

メインの「抹茶と和菓子のセット」の前に、まずこの水出しほうじ茶と、奥の方にチラリと見える新緑の青紅葉のお干菓子が出されたんですよ

 

ええっとね、水出しほうじ茶って、私、初めて飲んだのですが、色は普通のお水みたいな透明な色で、味と香りは、ほうじ茶なんですよ

私がよく使う、お水にポンの麦茶とは、同じ水出しでも全然別物って感じ

あまりに美味しくって、おかわり~~したかったけど・・・(しなかったけどね)

どこの茶葉で、どうやって淹れるのか教えてもらいたかったです

 

 ↑ sUnさんの方に出されたのは、こちら

 

一瞬、私の苦手なきんつばかと思ったんですよ

sUnさんは、きんつば平気なんですけどね

sUnさん、一口食べるなり、唸る そして、ほほーーーーー驚く

なになに、どうしたの  甘いのかやっぱり酷く甘いのか

sUn「ちょっと一口食べてごらん」

 私「いえいえ、遠慮いたしますわ」

sUn「いいからいいから」なんてことをやっていたのですが、食べましたわよ、ワタクシ

 

端的に言いますね、こちらのお菓子、きんつばではなく、葛焼きという物でした

こし餡と吉野本葛とを合わせたものに、本くず粉をまぶして表面を焼き上げた、葛焼き

吉野の本葛をたっぷり使っているので、プルンプルンなのでございます

こんなプルンプルン初めてってくらい、プルルンプルルン

こし餡の中に本葛がはいっているので、餡子の口当たりも滑らか、喉をツルンと通り抜けます

 

初めての食感、参りました

葛焼きは、季節のというより、お店のイチオシのお菓子らしく。さすがイチオシというくらいの絶品のお味でした

 

餡子苦手の私ですが、あまりの美味しさに、帰りにお持ち帰り用のまで買ってしまった私です

 

 

そうそう、お店で使われていた器は、奈良漆器赤膚焼の物だそうですよ

お抹茶の入っていた器には、素朴でホッコリとする奈良絵が描かれていました

 

 

奈良の美味しいお菓子を戴きながら、味で目で楽しませていただきました

そして何よりも、素敵な空間がとってもお気に入りに

 

ゆったりホッコリとした時間も一緒に召し上がれって感じで、短い時間ではありましたが、とっても満たされた気分になりました

夏になると、極上のかき氷が出されるんですってよ

夏だけではなく、春夏秋冬と四季を通して、通いたくなる素敵なお菓子処でした

 


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