星くず日記

お気に入りの音楽のことや日々チョットしたことをまったーりと綴っていきます

初めての吉野

2013-04-23 14:58:08 | お出掛け

先日の土曜日(4/20)、sUnさんと一緒に吉野に行ってきました。

吉野は、関西どころか日本有数の桜の名所です

前回は、10数年も大阪に住んでいながら、一度も吉野を訪れたことはなかったんですよ。

何故って それは、アクセスが悪いのと、桜のシーズンの混雑が凄まじいと聞いて、怖くて行けなかったのです。

でも、一度は行ってみたいと思っていたんですよ。

そこへ、なんと 今年はKOKIAさんが吉野でのイベントに出演するというお知らせが

それも、桜の満開の時期に こりゃー、もー、行くっきゃないですよね

でね、金峯山寺蔵王堂での「桜のシンフォニー&救おう千年の桜チャリティーコンサート」に参加してきたのです。

 

準備は1か月前の3月から始まりました。近鉄阿倍野橋の駅まで行って、特急券を購入

なんたって、のハイシーズンですからね、早く指定券を購入しなきゃ、売り切れてしまう

桜の開花が早かったので、4/20はもう桜は散っていて、そんなに急いで指定券を購入することもなかったみたいなんですけど。。。

ただ、指定券を買ってからの1か月はソワソワ・ワクワクして楽しかったですよ

 

ホームに行くと、おっしゃれーな電車が!!

  あっ、さくらライナーだ

私たちが乗る予定の電車は、さくらライナーではなかったのですが、嬉しいハプニングと喜んだのも束の間、電車は行ってしまいました

いつもの私の早とちりでした

乗ったのはコレ。普通の特急電車です

 

吉野駅到着

 自動改札じゃなくって、駅員さんに切符をハイ

 

ケーブルカーに乗ります

  特急電車と同じカラーです。千本口までたった3分、あっという間に着きます。日本最古のロープーウェイなんですってよ

 

蔵王堂でのコンサートが終了した後に、蔵王堂秘仏ご本尊 金剛蔵王大権現 特別ご開帳を拝観しました

 紺色の袋と、お札を戴きました

 

KOKIAさんのサポートギターの松尾さんも、この袋を使用されてましたよ

大権現さまは、3体いらっしゃいまして、とっても大きくて、とっても怖い顔をされていました。すぐ近くから、お参りもさせていただけるんですよ。

 金峯山は、役行者さまが、修行された場所で、「人々を迷いや苦しみから救い、悟りの世界に導きたい」と金剛蔵王権現を祈りだし、その姿を山桜の樹に彫ってお祀りしたそうです。

それで、吉野では、山桜がご神木として保護され、感謝の気持ちから献木され、それで日本一の桜の名所となったそうです

金峯山寺は、修験道のお寺ということで、山伏の様な格好で、ほら貝とか弓矢とか、お経もいつも聞き慣れている物とはちょっと違っていて、身が引き締まるような感じでした

 

自然を敬い、神様も仏様も大切にする日本の心の原点が残っている場所として、今ではみんなのパワースポット、心の拠り所となっているそうです。

 

 コンサートをメインにお出かけしてしまったので、ゆっくり拝観したり、散策する時間がなかったのですが、山里の静謐な空間が、心を穏やかに、そして軽くしてくれるような気がしました。

 

桜は、ほとんど葉桜でしたが、遅咲きの八重桜が少し残っていましたよ。

 

 

 

 

 

 

 

枝垂れ桜の新緑が、とっても綺麗でした

 

 

 

  けっこう急な坂が続くんですよ。杖が必須です! 登りもきつかったけど、下りも怖かった

 

 

 

 

白や薄桃色、濃いピンク色と、とっても綺麗でした

 

 

ちょっと豪華な八重桜を見ていると、こういう山桜もまた美しいです

 

 

 あっという間に咲いて、あっという間に散ってしまった桜ですが、最後の最後に、とても心に残る姿を見せてくれたような気がします。

人より先に、またはみんなと同じペースじゃないと不安になりがちな私ですが、人より遅いって事は劣っているのではなく、充分意味があることなんですね。

 

来年、もう一度 吉野へ桜を見に来たいな

いやいや、来年といわずに、何度も来よう。夏の山へ緑を見に 秋には紅葉

桜の季節を外すと、車でもお出かけできそうなので、sUnさんヨロシクね

 

最後に、ゆるキャラ

 

 下市町のごんたくん(義経千本桜のいがみの権太がモデル)と吉野のピンクルちゃん

 もう一人、大淀町の梨の妖精・よどりちゃんもいたのですが、撮影するチャンスを失いました

 

桜のチャリティーコンサート第1部が終了したところで、第1部第2部の出演者の方々が勢揃いして記念写真を撮っていました

そこへ現れたごんたくん。入っていいのかどうか迷っていたら

カメラマンさんからガッツリ怒られてました 「入るんなら入る!入らないんなら入らない!ハッキリせい」みたいにね

ちょっぴり可哀想なごんたくんでしたよ。

でも、一番美味しい場所に入った様で、良かったね、ごんたくん

 


桜のシンフォニーチャリティーコンサート@吉野

2013-04-23 13:39:43 | KOKIA

第20回 桜のシンフォニー&救おう千年の桜チャリティコンサート in蔵王堂

       ~私を包む すべての人、そして桜への感謝の想いを音色に込めて~

 

 日時 : 2013年4月20日(土) 第1部13:00~15:30 第2部18:15~20:30

 場所 : 吉野山 金峯山寺蔵王堂

 第1部出演者:KOKIA、AUN J クラシック・オーケストラ、三浦明利

地域の発展を願って活動されてきた「桜のシンフォニー」と、吉野の桜を救うために活動されてきた「吉野の桜を守る会」と合体したチャリティーコンサートに、sUnさんと一緒にお出かけしてまいりました。

 

満開の桜の下でコンサートと楽しみにしていたのですが、生憎と今年の桜は早く咲いてしまい、すっかり桜が散ってしまった吉野でした

この日の奈良の最低気温は、1度とか2度しかなく、おまけに昼過ぎからは雨になるとの予報です。

平地より山の方が寒いので、すっかり冬支度&雨の用意&カメラやおやつと、カメラバックにリュックというおよそコンサートに行く格好ではない姿で出掛けましたよ。

 

吉野に到着したのは11時少し前。そこからケーブルカーに乗って、小腹が空いていたので少し早目にお昼を戴いて、蔵王堂へ向かいました。

蔵王堂に行くと、もうすでに椅子が並べられていて、しっかり座られていました

せっかくパイプ椅子じゃ、お尻が痛くなると思って、それに冷えるしね、クッションを持参していたのですが、使えなかった。。。

ふと、ステージに目をやると、KOKIAさんがいらっしゃいました

 

色々あったKOKIAさんですから、どんなんかな~と思っていたのですが、いつもと変わらぬ雰囲気でしたよ。ほっ

吉野はパワースポットですから、いっぱい吉野のパワーで元気になってもらいたいと思っていました

 

リハーサルを見れるとは思っていなかったので、かなり舞い上がる私

1曲1曲ごとに、心の中で雄たけびを上げていました(こーきあーーーー

初めの方は、スタッフさんとなかなか思うようにコミュニケーションが取れなかったようで、いつもは歌っている時にKOKIAさんが指を上げたり下げたりするだけで済むようなところが、わざわざKOKIAさんがスタッフさんの所へ駆け寄ったり、スタッフさんがKOKIAさんのすぐ側にいたりとしていましたよ。

ホールでも、お客さんがいないリハーサルの時と、お客さんが入ってからの本番では音が変わって大変ですけど、広い広い野外となると、また音の掴み方って大変なんでしょうね

 

何度も何度も歌を中断しながらリハーサルをしていましたが、4曲目では、このちきゅうがーまるいおかげでーーと丸っと歌われて、思わず客席から大きな拍手が

たぶん、何も知らずにその場にいた人は、もうコンサートが始まっちゃったかと思われたんじゃないでしょうか

だって和やかな場所ではありましたが、そこだけ空気がキュッと絞まったような本気モードに満ち溢れたステージと客席だったんですもの。

そうです、KOKIAさんを見守っていた人たちも、本番さながらの集中力で見ていたんですよ

 

歌い終わったKOKIAさん、笑顔でお辞儀をしながら、「私の出番は、15時~15時半なんですけど。。。。。。」

 

じぇじぇじぇ KOKIAさんの本番まで3時間近くもあるじゃないですか どうしましょ ずっと、このままここに立って待ちましょうか

たまたまね、立っていたとはいえ、KOKIAさんのお顔が見える場所だったので、動きたくなかったんですよ。ただ、このまま、ここにジッとしているのもね。。。

結局は、ジッとしていたんですけど

KOKIAさんのリハーサルの時は、お日様が出ていて、厚着してきていたのでアチー 汗が出る程で、厚着してきたことを後悔してたのですが、それが徐々に雲が多くなってきて、風が吹いて来て

リハの時は、Tシャツ姿だった人が、14時頃にはダウンを羽織ってる、そんな感じでした。

 

リハの時は、軽やかなワンピース姿で、その場の雰囲気にベストマッチだったKOKIAさんですが、本番では何か羽織って、パッチも履いて来て~と願っていた私です。

だって、もうすぐ大きなコンサートですからね、風邪など引いたらエライコッチャ

 

 KOKIAさんの前に演奏されたAUN J クラシック・オーケストラの皆さんは、和太鼓やお琴、三味線に尺八・笛・鳴り物を演奏されている方々です。

その方々の演奏が終わって、KOKIAさんの出番の前に、楽器の移動がありました。

本堂前に作られた特設ステージから、本堂の方へ運び上げたのです。

てっきり雨が心配で、と思っていたのですが、第2部のステージは、本堂だったのですね

そして、すっかり片づけられて、きれいになったステージでは。。。

  スタッフさんたちが、一斉に手にガムテープを持って、ペタペタ、ステージのゴミやチリを取っていました。

KOKIAさんは、裸足で歌っていますから、何かを踏んづけて怪我とかさせちゃ大変ですものね。マジに真剣&丁寧にペタペタされていて、オバチャン、感動したよー

 

それでは、本番です

1曲目は、光の方へ

 今まで関東組だった私は、関西で光の方へ を歌われたと聞くと、いつもいいな~って羨ましく思っていたんですよ。

念願の光の方へ の生唄、KOKIAさんが歌いだした途端に、鳥たちも囀りだして、KOKIAさんの歌声にハモっていたりして、 とっても素敵でした

 

風の中や、鳥がさえずるとか、色々な音がある中で歌うのが大好きですみたいな話をされて、足元に敷き詰められていたのが砂利だったのですけど、歩く度に、その砂利を踏むジャリッジャリと鳴る音が、この日の事を思い出に深く刻んでくれそうみたいな話がKOKIAさんからありました。

私は、立っていたので、目の前とか人が通る度に、ジャリッジャリといって、ちょっと嫌だったのですが、KOKIAさんにそう言われてから、嫌な音に聞こえなくたったんですよ、不思議ですね~

 

 桜を楽しみにしてきたけれど、散ってしまって、でも葉桜も、とっても綺麗と、開演に先だってご挨拶されていた方のお話を、ちゃんと受けて葉桜の美しさをアピールしたKOKIAさんの気遣い、ナイスでした

 

2曲目は、Remember the kiss  ←リハでは、歌っていなかったので、ちょっとビックリ

ちょうどアメリカで、悲惨な出来事があったので、この歌、いつも以上に心に響きました。

 

ここで、KOKIAさんから、お歌を奉納させていただく前に、ご本尊様にお参りさせていただきました。。。

松尾さんと小さな声で、ゴニョゴニョ 権現様 権現で間違ってませんか (KOKIAさんの後方で見守っていた方がウンウンと頷く)

その権現様が、とっても大きくてとっても恐ろしいお顔をなさっていて。。。

どうして、そんなに怖い顔をされているのかというと、「言う事を聞かない奴は、力づくでも言う事を聞かせる(無理やりでも言う事を聞かせる)」ということだそうで。

 私、間違った事言ってます? 間違ってませんか!?と確認を取りながら丁寧にお話されていたKOKIAさんでした。

なんだかね、全て見透かされているようで。。。と、おっしゃっていましたよ。

KOKIAさんをビビらせてることって、なんでしょうね~??

まだ見てない方は、是非見て行ってくださいねと、またもや、さりげなく蔵王堂の「秘仏本尊」と「特別ご開帳」をオススメするKOKIAさん、ナイスです

 

ここで、ちょっとだけ、金剛蔵王大権現さまについて

 権現・・・・役行者が修行中に現れた仏様

仏が、衆生(命あるもの・心あるもの)を救うために、権現=仮りの姿で現れた神仏。インド起源ではなく、日本独自の仏様。

 

真ん中に釈迦如来(過去世)、右に千手観音菩薩(現在世)、左に弥勒菩薩(未来世)と過去現在未来の三世に渡って人々を救済する守護仏として祀られている

 本堂・蔵王堂には、7mの秘仏、本尊・金剛蔵王権現が三体、安置されている

 

KOKIAさんが、とても大きいと言っていましたが、7mもあるんですね それが凄い怖い顔、憤怒の形相 うゎ、こわ~い

怖い顔、怒りの仏様と言うと、明王、不動明王とかを思い浮かべますね。明王は如来が自ら変化したお姿ともいわれています。

  ・仏教に未だ帰依しない民衆を帰依させようとする役割

  ・如来が仏教に帰依しない強情な民衆を力づくでも帰依させるため、自ら変化した仏

 

仏の教えに従順でない者たちに対して恐ろしげな姿形を現して調伏し、衆を畏怖させてでも教えに帰依させんとする気迫を表したもの

仮の快楽に心浮かれている民衆の有り様に心砕く様であり、仏界を脅かす煩悩や教えを踏みにじる悪に対する護法の怒りでもある

 背にある火焔は、汚れた心を食らいつくす、焼き尽くすための火焔

 

自分の中にある悪の心と同時に、自分の周りにある悪も退治してくれる、心強い仏様なのですね。人々を迷いや苦しみから救うために現れた、スーパーヒーローですね

 

 愛と平和と音楽と

infinity

 

KOKIAさんの歌声が、吉野の峰々を超えて、遠くまで届いているような気がしました。

そして、吉野の自然のパワーが、KOKIAさんの中ギューーンッと注入されているような感じもしましたよ

だって、ベージュ色のドレスが金色に見えましたもの

 

4曲歌い終わった所で、「もう1曲歌ってもいいですか?」(私たちは、モチのロンロンですよーー

そこへ、雨がポツポツ

KOKIAさん、雨粒を気にしながら、「私は平気だけど、松尾さんに傘を

スタッフさんの気配が鈍かったので、更に「雨が酷くなったらでいいんですけど、ギターは木でできているので、ほんとうに・・・・」

KOKIAさん、微笑みを浮かべながらの優しい口調でしたが、目が笑っていませんでした。

 

 最後の曲は、この地球がまるいお陰で

 

本当は、歌に集中したかったのですが、私はスタッフさんたちの動きが気になってしょうがありません。

KOKIAさんは、傘を左右から差してって言っていましたが。。。

スタッフさん、あれこれ物色しながら、大きなビニールを二人がかりで松尾さんの上に広げることに

 

 松尾さんのギターのイントロが始まっているのに、ステージドリンクを飲み始めたKOKIAさんを見ながら、驚きつつも笑いながらちょっと長めにイントロを弾いて繋いでいたり、歌を奉納させていただく機会を戴いたことを感謝されていたり、

「お団子とか美味しそう  みんなは、もう買った?食べた?買いたい 食べたい お土産屋さん、いいじゃないですか 時間がない イイじゃないですか~」と可愛く拗ねてみたり(さり気なく、お土産屋さんをアピール)

 「物販、後ろで売ってます 頑張って売ってください」

 「帰りに私を見かけたら、サインくださいと声かけて下さったらします ダメ勝手な事言うな イイじゃないですか」なんてね、とってもキュートなKOKIAさんでしたよ。

イベントとかフリーライブでのKOKIAさんは、1曲ごとに何かおしゃべりしてくださるようで、なんか得した気分になります

 

 出演者全員での記念写真撮影後、ゆるキャラの背中をトントンしていたKOKIAさんですが、ゆるキャラの背中をトントンしてもなかなか気づきませんよ。

なに、おしゃべりしてたのかしらね~

 

本当に、ゆっくりする間もなく、すぐに帰られてしまったKOKIAさんですが、次はもう少しゆっくり過ごす時間があると良いですね。

来年は、第2部の方の長いコンサートの方に出演されるといいなあ~なんて思いました。

夜だって、寒くたって、へっちゃらだよ

とっても素敵な場所で素敵な時間を過ごす事が出来ました。KOKIAさん、松尾さん、スタッフのみなさん、主催者様、ありがとうございました

 





4月22日(月)のつぶやき

2013-04-23 00:59:43 | Weblog

おはよー。いい天気ですよー


今朝のあさイチは、花巻・盛岡だったよ


ひっつみは、食べたことなかったなー。っていうか、知らなかったし


ホームスパンの中村工房さんって、盛岡で住んでいた所から、あんまり離れていなかったんだ。知らなかったな~。


今日の気になる番組、「猫弁」


吉野の桜シンフォニー第2部の中孝介さんのステージ写真が、とっても綺麗。来年は、ぜひKOKIAさんで!!


土曜日のKOKIAさんのライブの感想は、明日、ブログにアップする予定です。今回は、レポではなく、感想というか、吉野の雰囲気がメインです。レポじゃなくって、ごめんにゃさい