昨日夕方、ふと見上げた空に、一筋の軌跡が
まるでレーザー光線のような、天を切り裂くような
明らかーに、巨大な飛行機雲とは違っています

ならば、
歌じゃないけど、「見届けたいのさ」
玄関を飛び出し、光の帯をたどります。

おっとー、あの一筋の光の帯は、お隣のマンションの上を一直線に通過
更にさらに、光を辿っていくと。。。
なんと、光線
の発信源は日没寸前の太陽でした。
天使の梯子とか天使の階段とか呼ばれている「光芒」または、「薄明光線」
天使の梯子は、まるで天から架けられた梯子、天使が下りてきそうな、中空での光の奇跡ですが、これはその逆。
下から上への情景なので、「反薄明光線」、またの名を「裏後光」と云います。
どういう状態かというと、「太陽が雲に隠されて、その雲の切れ間から太陽の光が漏れて、その光が光線となって見えている」ってことかな。
不思議だな~
もっと詳しく知りたいな~って思った方は、自分で調べてね

どうかな、どこまでこの光の帯は届いたのかな~?? そんなことを想いながら見ていた、19:30の空でした。
さてさて、その頃、私の大好きなお月様はというと。。。

沢山の☆☆を従えて、まだ青味が残る空に輝いていました。実は、お月様のすぐ下あたりに(かなり大雑把ですが)、さそり座があるのですよ。
月を手のひらで隠すと、かすかに赤い星を見つけることができます。それが、アンタレス
あんまりきれいなお月様なので、ちょっと勉強してみましょうか。

黒く見える所が、「月の海」と呼ばれているところです。
でも、海とはいっても波はなく、ただの平原なんですよ。
月の海には、それぞれ名前がついています。
A→ 晴れの海 、B→ 静かの海、 C→ 危難の海
D→ 豊かの海 、E→ 神酒の海
ちょうど、月のウサギさんの顔にあたる部分が「静かの海」です。
静かの海は、アポロ11号が月面着陸した場所として有名ですね
もう少し上手に月の写真を写せるようになったら、次はクレーターを紹介します。(←ハードルをずいぶん上げちゃったけど、だいじょうぶ?)
空とか星とか月とかを見ていると、自分がちっぽけな物だということに気づかされます。
そして、いま目の前で起こっていることも全て「一期一会」
地位も名誉もお金も持ってないただのオバチャンだけど、二度と巡り合うことがないかもしれない景色を見ること、それがとっても大きな心の財産です。