もうすぐ5月も終わりですね。早いナァ~。
さてさて、私、5月の連休最終日に菰野町・パラミタミュージアムへ
「棟方志功展―歌と仏の世界―」というのを見てきてました。(6/28まで)
棟方志功は私のとっても好きな人です
とっても生命力に溢れているし、ねぶたを思わせる色彩とか、どこか懐かしくも切なくもあります。

今回、私の一番のお目当ては「二菩薩釈迦十大弟子版画柵」
イタリアで最高賞を受賞し、世界に「棟方志功」の名を知らしめた作品です。
先に十人のお弟子さんを描き、後から屏風にするために両脇に菩薩を加えたそうです。
十人のお弟子さんは、その人の事を知っていて、その人に合わせて彫ったのではなかったようです。
彫り終わってから、偶然にも、お弟子さんにピッタリ合ったとのことです
志功さんの版画には、下書きのようなものがなくて、迷いなく彫っているのがわかります。
極限まで自分と向き合うとか、極限まで精神を集中するとか、言葉では簡単にいえるけど、自分に置き換えると信じられない世界です。
大袈裟な言い方だけど、仏教の枠を超えた何か「魂」とか「命」を感じるのは、版木ではなく命ある木に彫ってるような木目に逆らわない、木と一体になったようなところかな。
さて、もう「一つの歌の世界」というのは、俳句とか和歌に合わせた作品です。
歌のイメージとなる情景だけではなく、文字も描かれています。
そうそう、1点だけ、字が逆になっているのがありました。
版画なので、鏡のように字を彫らなければならないのに、うっかりそのまま彫ってしまったんですね
画面いっぱいに字と絵の世界。でもよく見ると字が歌っているんですよ
曲などついていない歌ですけど、彫っている時は志功さんの頭の中ではメロディーがついていたのかな


天女とか菩薩を描いても、とても艶かしい、豊満な女性を感じますよね。
まあ~るい顔や、まあ~るいオッパイは、男性にとっては永遠の憧れ、若しくは永遠の母親像でしょうか。
慈悲とか忍耐が母親とすると、私はまだまだ修行が足りないみたいです。(トホホホ)
さてさて、私、5月の連休最終日に菰野町・パラミタミュージアムへ
「棟方志功展―歌と仏の世界―」というのを見てきてました。(6/28まで)
棟方志功は私のとっても好きな人です

とっても生命力に溢れているし、ねぶたを思わせる色彩とか、どこか懐かしくも切なくもあります。

今回、私の一番のお目当ては「二菩薩釈迦十大弟子版画柵」

イタリアで最高賞を受賞し、世界に「棟方志功」の名を知らしめた作品です。
先に十人のお弟子さんを描き、後から屏風にするために両脇に菩薩を加えたそうです。
十人のお弟子さんは、その人の事を知っていて、その人に合わせて彫ったのではなかったようです。
彫り終わってから、偶然にも、お弟子さんにピッタリ合ったとのことです

志功さんの版画には、下書きのようなものがなくて、迷いなく彫っているのがわかります。
極限まで自分と向き合うとか、極限まで精神を集中するとか、言葉では簡単にいえるけど、自分に置き換えると信じられない世界です。
大袈裟な言い方だけど、仏教の枠を超えた何か「魂」とか「命」を感じるのは、版木ではなく命ある木に彫ってるような木目に逆らわない、木と一体になったようなところかな。
さて、もう「一つの歌の世界」というのは、俳句とか和歌に合わせた作品です。
歌のイメージとなる情景だけではなく、文字も描かれています。
そうそう、1点だけ、字が逆になっているのがありました。
版画なので、鏡のように字を彫らなければならないのに、うっかりそのまま彫ってしまったんですね

画面いっぱいに字と絵の世界。でもよく見ると字が歌っているんですよ

曲などついていない歌ですけど、彫っている時は志功さんの頭の中ではメロディーがついていたのかな



天女とか菩薩を描いても、とても艶かしい、豊満な女性を感じますよね。
まあ~るい顔や、まあ~るいオッパイは、男性にとっては永遠の憧れ、若しくは永遠の母親像でしょうか。
慈悲とか忍耐が母親とすると、私はまだまだ修行が足りないみたいです。(トホホホ)