おいしい野菜をつくろう

採れたて野菜は おいしい!

日産スタジアムは遊水地の中にある

2011-08-05 | つぶやき
蒸し暑くて 外に行く元気がなく 日中は パソコンで
神奈川県の 遊水地のことを調べていました

おもしろかったのは ワールドカップ(2002年)で使われた 日産スタジアムは 
鶴見川の 遊水地の中に 作られた施設だったことです

日産スタジアムのある場所は 新横浜公園 というそうです


【以下は 引用です】

新横浜公園の多目的遊水地機能について

新横浜公園は、国土交通省京浜河川事務所管理下の
多目的遊水地の上に建設されております。

新横浜公園のある鶴見川流域は、
古来洪水被害が多く発生する地域であり、
治水対策が大きな課題となっておりました。



多目的遊水地とは、河川が氾濫した際に一時的に河川の水を引き込み、
洪水の一部を溜めることで、流域への洪水被害を低減させる機能を持っています




新横浜公園内にある日産スタジアムは、
実に千本以上の柱の上に乗る形で建設されており、
洪水時にはスタジアムの下に水を流しこむ仕組みになっています。

新横浜公園自体が、洪水から街を守るための安全・安心の装置なのです。



実際に 鶴見川が増水した時 この遊水地が 役に立ったそうです

【以下 引用】

鶴見川多目的遊水地は,2003年6月に運用を開始以降,
2003年8月前線豪雨,
2004年10月台風22,23号,
2005年9月前線豪雨

の4度の出水において洪水調節をしている



夕方になって 地元にある横浜一品香へ サンマーメンを食べに行きました

  ←一品香のホームページより

先日 友達のブログで サンマーメンといものが あることを知ったのです

サンマーメンは 神奈川県(特に横浜市)の ご当地グルメなんだそうです
もやしが沢山入っていて しょうゆ味で とろみがついている汁です














コメント

越流堤と遊水地

2011-08-05 | つぶやき
このたびの 福島・新潟地方の豪雨による 洪水被害の報道の中で
大変興味深い 報道がありました

報道したテレビ局も 日時も 覚えていませんが
信濃川の支流の1つ刈谷田川の 越流堤と遊水地のことでした

NHKニュースのページに 同様の記事がありました
長くなりますが 以下に 引用します

水田を遊水地にして決壊防ぐ 8月3日 20時2分

新潟県を流れる川の中には、
7年前の新潟・福島豪雨の被害を教訓に、
今回は水田を遊水地として利用し、
増水した川の水を一時的に流し込む方法で
氾濫を防いだところもありました。

信濃川の支流の1つ刈谷田川は、
7年前の豪雨では見附市や現在の長岡市中之島で
堤防の6か所が決壊して 3人が死亡し、2500棟余りが水につかりました。

この教訓から新潟県は川が増水した際に、
水田を遊水地として利用し、一時的に川の水を流し込んで
氾濫や堤防の決壊を防ぐ方法を取る
 ことにしました。

このうち見附市では、
7年前に堤防が決壊した場所に近い川の両側の6か所を遊水地にし、
堤防の高さを周辺より2メートルから3メートル低くしました。

川の水を逃がす「越流堤」と呼ばれる低い堤防を造り、
川が増水したときはここから水田などに水を流し込む代わりに、
農家や地権者に対して 県が土地の価格の35%を
補償金として 支払う取り決めを結びました。

今回の豪雨では刈谷田川から流域の水田に水が流れ込み、
稲などが被害を受けましたが、
刈谷田川が「はんらん危険水位」に達することはなく、
新潟県は水田を利用した遊水地が功を奏したのではないかとしています。



遊水地として 水田を提供している農家の 矢沢嘉一郎さんは
「稲穂が出ていて 泥が付いた稲は 収穫は難しいと思う。
 ほかの人の命を守ったと考えれば しかたがなく、
 米はまた栽培すればよい」と話していました。

新潟県長岡地域振興局治水課の石本宜弥主任は
「整備事業の効果がうまく現れたと思う。
 事業に協力してくれた農家の方に感謝したい」と話していました。


以上が引用です

私が 遊水地や 越流堤について 興味を持ったのは
富山和子さんの 『川はいきている』を 読んだからです


この件についても 以下に 引用を 載せます
出典 『http://d-munahaku.com/culture/kiyou/files/kiyou_100401/106-112.pdf』

江戸時代に武田信玄は、信玄堤(霞堤)を築いて
釜無川の氾濫から甲府盆地を守った。

加藤清正は、熊本平野に越流堤を築いて白川・菊池川を治めた。
二人の治水には共通点がある。

それは、河川の氾濫を封じ込めるのではなく、
溢れた水を分散して 地面に戻す方法である。

地面に戻すために堤と合わせて、森林や竹藪を整備し、水に逆らわず、
自然の性質を上手に利用したのが、信玄と清正の治水だ。

これらの生き生きとした川の営みを、
子どもから大人にまで見事に示したのが、
富山和子の『川は生きている』(講談社・青い鳥文庫)である。  

【以上・引用】


この本を読んだのは 30年も前もことですが
こういう場所を 直接見てみたいものだと 思っていました
しかし なかなか実現はしませんでした


今回 遊水地について 調べていたら 
身近にも 遊水地があることが分かりました

県内にも 遊水地があって 平常時は 公園などになっているそうです
少し涼しくなったら 行って 見てこようと思います

最後に この度の水害の被災者の方々に 心よりお見舞い申し上げます



コメント (4)