朝起きたら雨が上がっていました。
秋から冬へ、この季節に降る長雨を、さざんか梅雨と呼ぶのだそうです。
ラジオの天気予報で、そう言っているのを聞いて、へ~、そうなんだ。
さざんかといえば、集合住宅の敷地の周りの生け垣が山茶花の樹。
だいぶ前から花が目に付くようになっていますが、なぜかカメラを向けた記憶がありません。
花なら何でもいいというわけでなく、気をそそる花、そそらない花というのがあるようです。
雨の話に戻って、そういえば、まだ一度も100円雨合羽を着ていない。
買って以来、雨が降らなかった、雨が降る日は出かけなかった、わけではありません。
お咎めなしをいいことに、ついつい傘さし運転の習慣を続けています。
今ごろ降る雨は、さざんか梅雨のほかに、さざんか散らし、さざんか時雨ともいうそうです。
時雨で思い出すのは山茶花よりも、後姿の時雨てゆくか、山頭火の句です。
ほんものの?の梅雨の季節には、梅雨あかり私があるく蝶がとぶ、という句も。
駅へ続く歩道に、ドウダンツツジの植え込みがあって、だいぶ赤くなってきました。
ドウダンは漢字で書くと灯台。トーダイがなぜドウダンになるのか問うのは野暮というもの。
別名、満天星とも。この由来はどこから来ているのかはわかりません。
そろそろコートが要る季節になってきました。
伊達の薄着が身についてしまっていますが、年寄りの冷や水もいい加減にしたら、とカミさん。
今日も午前、午後と出かけますが、着ようかな、やめようかな・・・。