チャイムが鳴ったので玄関へ出ました。
音はすれども声は聞こえず・・・・インターフォンの配線が切れたようで会話できないのです。
ご婦人がいらして「「町会から、敬老の日のプレゼントを持ってきました」。
そうか、70歳になると町会からもプレゼントがあるのだ・・・・。
ごくろうさまです、有難うございます、と言って受け取りました。
包みを受け取りながら、中身はいったい何かな・・・・いやしいヤツだ。
中身を開けてみたら、タオル2本とレトルチの赤飯が3パック。
敬老の日の朝昼版は、赤飯を食べましょう。
食べこぼしたらタオルできれいに拭きましょう・・・・有難くて涙が出てきそうです。
でも、根が卑しいものですから、こういうものを貰うと、つい値踏みをしてしまいます
1品100円で、合わせて500円ってところでしょうか。
ふ~ん、町内にはどれくらい70歳以上がいるのだろう?
あてずっぽうで千人くらいかな。
それではあまりにいい加減過ぎるので、ネットで区の人口統計を調べてみました。
わたしが住む町内の70歳以上は、男368人、女517人、合計885人。
けっこういいカンしているじゃないですか、当たらずとも遠からずでした。
ついでに最高齢を調べたら、男女ともに98歳。
ほ~、100歳越えた人はいないのか、じゃ、一つこのわたしが頑張ってみるか・・・・。
ところで、貰って文句言うのも何なのですが、こういうお金の使い方ってどうなのでしょう?
本音をいうと、わたし、こういうもの貰ってもひとつも嬉しくありません。
なので、前もって訊いてもらえれば、ご辞退します。
そういう人がけっこういるのではないかと思うのですが、どうなのでしょう?
要らない人にはあげずに、同額の予算でほんとうに生活に困っている人だけにプレゼント。
それもモノではなく、自分の好きなものに仕えるお金がいいのではないのでしょうか。
一律必ずしも公平ではない・・・・またまたそんなことを考えさせられたひと時なのでした。