衆院安保特別委員会、テレビ中継を見ると満席で質疑が盛り上がっているようだが、中継がない時は野党共に委員席はガラガラだ。とても大事な法案の審議風景とは思えない。29日の委員会では民主党のヤジ将軍、後藤祐一が『周辺事態』の適用対象を巡って岸田外相の答弁に反発した振りをして野党は一斉に退席、審議を中断したまま午後の審議も放棄した。7時間予定していたのが1時間審議しただけだった。当日はテレビ中継がないので29日に委員会を開くのには否定的だった民主党は岸田発言に言い掛かりを付け退席、サボッテ寝てしまった。昔、社会党がとった手段だ。民主党内が安保政策では左右に分かれて統一出来ない状態だから政府案に対する法案が出せない。そこで安保法案が多くの国民が理解していないのを、利用して、戦争が始まる、徴兵制になるなどと不安を煽って、今国会での成立を阻止する作戦に出ている。安倍首相が4月に米議会演説で今夏までに成立させると明言したのに、もし成立しなければ安倍の求心力がさがるし、米政府との間に齟齬をきたすと期待している。維新の会も橋下代表が政治から手を引くと言明した。これで『目の上のタンコブ』が取れた江田、松野、柿沢など親民主党派が俄然調子付きだして民主党との共闘を画策しているようだ。自衛隊員のリスクを口にして隊員の危険をさも心配しているようなリップサービスをしている議員共は高い歳費を受けながら審議放棄、悪癖が出て『寝て』しまった(サボタージュ)。写真はイチモンジセセリ(一文字)
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