♪ やっぱりね そうだろね 大井追っかけ音二郎の出出しだ。 当時誰でも仙谷の政治介入だと感じていたのが突然の中国漁船船長の釈放だった。2010年9月尖閣諸島沖で中国漁船が海保の巡視船に衝突を繰り返して船体の一部を破壊して、逮捕された中国人船長を処分保留のまま釈放したのは、やはり首相の空きカン、官房長官の仙谷2名の仕業だった。当時仙谷は「那覇地検の独自の判断だ。それを諒とする」と述べ、政治介入を否定していた。ニューヨークにいたカンも「検察当局が事件の性質などを考慮し、国内法に基づいて粛々と判断した結果だ」と那覇地検に責任転嫁した。国内法でも国際法でもあれだけの暴挙が法に抵触しない訳がない。人をバカにした話を記者会見で喋っていた。事件から2年経過したからか、当時の松本健一内閣官房参与が産経新聞社のインタビューでカンとセンの政治判断だったと明らかにした。また仙谷も読売新聞の取材に答えて「当時の大野恒太郎法務次官に状況を説明し、船長の取り扱いについて、出来る事があるのか検討して欲しい」と話したと認めた。カンが解決を急ぐようにとセンに指示して、センが法務省に『釈放』を持ち掛けた結果、釈放した事実が判明した。当時釈放した那覇地検は「我国国民への影響や今後の日中関係を考慮すると、これ以上身柄を拘束して捜査を続ける事は相当ではない」と尤らしい言い訳をさせられている。海保が命懸けで逮捕した船長をいとも容易く釈放してしまった訳だ。マスコミの笛や太鼓の音頭に乗り、熱に浮かれた国民が選んで出来た継ぎ接ぎ民主党政権ハトポッポがママから数億円のお小遣いを貰っていたのに脱税、普天間基地移転問題の御粗末さが露見して党内からハト下ろしが起きて辞めた。替わって出て来たのがイラカン政権だったが、これまたポッポに輪を掛けた代物だった。無能な連中の寄せ集めだったから、政権担当能力の欠片もなかった。無謀な中国船長の処分など出来ぬのは当然。無為無策故、釈放以外の方法など、思い付かなかった。何事も安易に糊塗して過ごしていたが、弱腰外交批判、東北大震災、原発事故に対する不手際が重なり、党内の対立、カン下ろしで退陣したのは周知の通り、その禍根は現在でも国内外で尾を引いている。写真はモンキアゲハ、下はナガコガネグモ
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