キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

総選挙で国民は『悪夢だった』と回答している

2019-02-16 16:44:56 | Weblog

  12日の衆院予算委員会で立民党会派の岡田克也が質問に立ち「自民党大会で総理はあの悪夢のような民主党政権が誕生したと言われた。私たちは政権時代にその前の自民党歴代政権の重荷も背負いながら、政権運営をやってきた。それを考えたらあんな発言は出てこないはず。撤回を求める」
 安倍首相「少なくともバラ色の民主党政権でなかったことは事実なんだろうなと、こう言わざるを得ないわけだ、皆さん悪夢でなかった、それを否定しろと言われるが、ではなぜ民主党という名前を変えたんですか、イメージが悪いからだろうと推察する人がたくさんいる」
岡田「あなたが本当に自民党政権時代の反省をしたというのであれば、あんな言葉が出てこないはず。今の発言全く了解できません」「取り消しなさい!!」と語気を強めて命令調。
安倍「取り消しなさいと言われても取り消しません!皆さん政権取ったんですから、自分たちの政策を進めりゃいいじゃないですか。重荷というのはなんですか」
岡田「 頭から相手を否定して議論が成り立つのか」「全否定するレッテル貼りは止めろ!」
安倍 「『アベ政治を許さない』と全否定するプラカードを掲げていたのは何処の党ですか?」と反撃、首相は民主党政権と比べた経済政策での実績を強調し「批判するなということ自体がおかしい」と指摘した。
 岡田は質問後、撤回を拒否した首相について「ちっちゃな首相だなと思った」と批判したようだ。どの党でも党大会では元気付けに気合を入れたり、他党を批判、攻撃するのは当然だろう。小池新党に掻き回されて党は二分され、小池に『排除』された旧民主党幹部たち無所属で選挙戦を戦い当選後、お互いの傷を舐めあい、無聊を託っていた。国民党との勢力争いで頭数を増やしたい立民党枝野からのお誘いに乗った、”捨てる神あれば、拾う神あり”だ。民主党代表や副総理、外相といった要職を歴任した岡田は無所属では質疑にも立てなかったが、今回会派入りして質問者に選ばれた。安倍に『悪夢の政権』と言われたのが相当悔しかったのだろう。早速噛み付いた次第。自由党の小沢は「もう一度、悪夢を見てもらわなければならない」社民党の又市「相手を批判して自分の正当性を言うのはおろか、子供じみたお粗末なやり方だ」と一人前に批判しているが、現在のゴミ党からの脱却が先だろう。”人の蝿を追うより我が蝿を追え”
 党名を替えも総選挙で大敗、党がなくなったのは国民が『民主党政権は悪夢だった』と認めたからに他ならない。安倍首相にイチャモン付ける前に国民にお詫びするのが岡田サン『人の道』ではないかね。
 ネットで傑作を拝見した。言い得て妙だ。全てに『悪夢のような』を付ける。悪夢のような事業仕分け、・・・円高株安、・・・日米関係悪化、・・・震災対応、・・・消費税増税決定、・・・口蹄疫流行、・・・辺野古移転白紙撤回、・・・尖閣漁船衝突、・・・朝鮮学校無償化指示、「悪夢そのものの民主党政権時代を悪夢と言って何が問題?」
写真はパンジー