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『ヱヴァンゲリヲン・新劇場版:Q』を観てから1週間が経過しました。
これで私が元旦の記事に挙げた『2012年の期待の映画』の全てを観終わった事になります。『ダークナイト・ライジング』、『アベンジャーズ』、『るろうに剣心』、『のぼうの城』の全作品が楽しめました。特に『ダークナイト・ライジング』はマイアカデミー賞2012の作品賞候補にノミネートするくらい気に入っています。
ただし、最後の一本になった『ヱヴァンゲリヲン・新劇場版:Q』だけは、非常に評価が難しい作品になってしまいました。
まぁ、新劇場版4部作の3作目で、起承転結で言えば『転』の部分だけを観させられたので、この作品単独での評価は難しい感じですね。
先週、私は満員の映画館の後ろの方で本作を観ていたのですが、上映前と映画の前半は劇場内が期待に膨れて盛り上がっている感じをヒシヒシと感じていたのが、映画が進むにつれ、その感じが次第に消えていくのを感じました。
映画終了時には1作目と2作目の時には自然と拍手がおきて、みんなが満足していた感じだったのですが、本作ではみんなが無言で席を立っていました。みんなの頭の上には『?(ハテナマーク)』が浮かび上がっている感じでしたね。かくいう私の頭の上にも『?』が出ていたと思います。2012年で最も私がポカ~ンとしていた時間は本作を観ていた時になってしまいました。それくらい訳が判りませんでした。
頭の中が『?』で一杯になってしまった理由としては、物語が予想外の展開になってしまった事と、エヴァ独特の専門用語が多発されてしまった事の2点に尽きると思います。前2作を観て気楽な気持ち(ノーガード)で劇場に足を運んだのは失敗でしたね。
案の定、公開前にもかかわらず☆5つがなぜか連発されて高評価だったネットの映画サイト上での本作のレビューは急降下し、今は賛否両論のレビューが溢れています。製作陣を口汚く罵っているレビューもあるので私はそのサイトを見るのはやめました。あまりにも一方的な意見は読んでいて気が滅入りますからね。ゲームの『ワンピース・海賊無双』がひどく罵られた時と同じ状況ですね。期待が大きすぎたんでしょうね。
と言った感じになってしまったので、「もう一度エヴァの勉強をし直すか。専門用語が判らん。忘れちまったよ。」と私が思っていたら、コンビニで『エヴァンゲリオン 用語・語源辞典』なる500円の本を偶然見つけたので、即、購入しました。これで勉強し直す事にします。来年になって本作のブルーレイ版が発売されたら、この本を片手に観直して解析作業を行なうつもりです。私の頭の中の『?』が消えるといいですね。
以上が、『ヱヴァンゲリヲン・新劇場版:Q』を観終わった私の現在の状況です(今回は作品の紹介や感想ではないですね)。
私の頭の中は『?』が連発でしたが、物語が面白くて、映像も綺麗なのは事実なので、私の評価は☆3つです。久しぶりに他の映画館に行って1,800円を支払って観た価値はあったと思います。「早く、完結編の次作を観たい。」と言うのが今の私の素直な想いです。
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