ノリの東京の友人の生きる糧(福岡編)

日々のちょっとした楽しみや悲しみを徒然に語ります。

次回作は期待大 ~ しんぼる ~

2009年09月13日 | 映画
 昨日は新宿三丁目で松本人志監督の『しんぼる』を観てきました。

 先週末は以前から期待していた『火天の城』や『ウルヴァリン』も公開されたのですが、一番話の内容が秘密になっている『しんぼる』を先に観ることにしました。最近はすぐにネタバレCMが始まって作品に関する興味度が下がってしまうので、その被害にあわないための対策です。

 松本人志さん(以下:松ちゃん)はウッチャン(内村光良さん)と並んで私が一番好きなお笑い芸人です(コンビとして一番好きな芸人はさまぁ~ず)。2人のお笑いに対する姿勢が大好きなので、2人の言動には長年注目し続けています。ずっとコントを作り続けて欲しいですね。

 そんな松ちゃんが初めてメガホンをとった前作の『大日本人』の時は、『映画監督・松本人志』と言う松ちゃんの別の引き出しを私が勝手に期待して観に行ってしまったため、『ミスター・インクレディブル』や『バットマン・ビギンズ』のようなリアルヒーロー物映画としての面白さが、ラスト10分の展開で完全にぶち壊されてしまったので、凄くガッカリしてしまいました。
 そんな苦い過去があったので、今回はあくまでも『お笑い芸人・松本人志』の新作の長編コントを見る軽い気持ちで映画館に向かいました。

 そんな感じで本作を観たので、今回はガッカリ感を感じることなく普通に楽しめました。大爆笑はありませんでしたが、劇中で何度も笑わせて頂きました。私の好きなプロレスラーのディック東郷さんが出演していたのも嬉しかったですね(マスクを被っていたので顔は判らなかったのですが、「どこかで見たムーブメントだな?。ひょっとして東郷選手?。」と思っていたら、エンドロールで本人の名前が出ました)。

 そんな長編コントでしたが、手塚先生の『火の鳥』や、丹波哲郎さんの霊界映画をリスペクト(?)したような宗教団体のイメージビデオっぽい、少しお笑いから離れた展開もあったので、監督3作目となる次回作はお笑いから離れた松ちゃんの作品を見ることができるかもしれません。これは嬉しい収穫ですね。
 できれば、北野武監督のように、笑いと紙一重のバイオレンスや狂気を表現した作品も見てみたいですね。主演はもちろん相方の浜田さんです。

 以上が『しんぼる』を観た感想です。私の評価は☆3つです。

 笑い足りない気がしたので、家に帰ってから『ダウンタウンのごっつええ感じ』の『兄貴』のコントのDVDを見ましたが、とても面白かったですね。ダウンタウンの2人と今田耕司さんとYOUさんの4人が良い笑いの空間を作り出しています。
 次回作では、松ちゃんの笑いを理解している共演者を登場させてもいいかもしれませんね。
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