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今回は久しぶりに玩具の話です。
昨年の夏、映画『アベンジャーズ』の公開とほぼ同時期に、映画でスクリーン狭しと暴れまわった私が大好きな緑の巨人『ハルク』のフィギュア(人形)の発売が発表されたので、私は迷わず馴染みの輸入玩具屋さんに予約を入れました。彼が我が家の仲間に加わるのを楽しみに待っていました。
予定では今年の1月に来日(発売)するはずだったのですが、来日が遅れに遅れて、彼が我が家に来たのは今月に入ってからでした。毎月月末に輸入玩具屋さんから『発売延期』のメールが送られてくる度に、「このまま発売中止になるかもなぁ。」と少し心配していました。予約していた製品の発売が遅れに遅れて最終的には手に入らなかった事が過去にありますからね。
そんな半年遅れで我が家に来たハルクですが、大きな箱から彼を取り出した時に、「あ~、これは発売が遅れるのも仕方がないか。」と素直に思いました。初めて手に取った彼は巨大なだけではなく、映画に出てきた通りの姿形をしていました。私はハルクのフィギュアを大小何種類も持っていますが、ここまで精巧に作られているハルクは初めてですね。こんな精巧で大きなフィギュアを全世界のファン向けに何百体(何千体?)も作るのにはかなり時間がかかりそうです。発売が遅れたのも納得ですね。
さて、我が家に滞在している海外製のフィギュアのほとんどは6分の1(ろくぶんのいち)スケールです。過去に記事に取り上げたブルース・リー先生、シュワルツェネッガー先生、ドン・ヴィトー・コルレオーネ先生(ゴッドファーザー)、ガーモリアンガードのガモ蔵、達は全員このスケールです。実物の身長が180cmくらいだと6分の1スケールのフィギュアの大きさは30cm前後になります。
今回来日したアベンジャーズ版のハルクも彼らと同じ6分の1スケールなのでかなりデカいです。下記のシュワルツェネッガー先生との比較写真を見て頂ければその大きさが判ると思います。身長が40cm以上あります。よくこんな大きなキャラクターを6分の1スケールで発売しましたね。メーカーさんの英断は素晴らしいです。
今回のハルクのフィギュアの上半身はゴムのような柔らかい素材でできているのですが、首と肘の関節は曲がるようになっています。皮膚の下に骨格が隠されているんでしょうね。そのおかげで色々なポーズをとる事ができます。上を向いたり横を向いたりする事もできます。
顔に関しては、ブルース・リー先生のフィギュアでも使われていた『眼球可動システム』が採用されているので、視線を変えたり、白目を剥かせて凶暴性を表現する事ができるのですが、残念ながらハルクは顔の大きさに対して目が小さくて細いので、あまり効果が判らないのは残念ですね。また、歯が1本1本綺麗に塗装されていてリアルな口が開ける事ができるような仕様になっていたら、もう少し表情の変化ができたと思うので少し残念です。咆哮するハルクも見たかったですね。
ちなみに、『眼球可動システム』とは、そんな大層なモノではなく、下記の写真のように頭髪をはずして、眼球とつながっている棒を動かして視線を変える事ができるシンプルな仕組みです。ただし、シンプルな仕組みですが、この仕組みが採用されているフィギュアは表情の変化を付ける事ができるので、採用されていないフィギュアよりはお得感がありますね。尚、頭髪と頭部は磁石でくっつくようになっていて簡単に取り外しができるので、頭髪を外して頭部の中の眼球をいじるのは簡単です。
あと、手に関しては、ひらいた手(パー)以外に握りこぶしの手(グー)も用意されているので、気分によって付け替えが可能です。パーの手の指に関しては針金か何かが内蔵されているみたいなので、下記の写真のように指に変化を付ける事も可能です(何度もやっていたら折れそうで怖いですが・・・)。
以上、先日ようやく来日したアベンジャーズ版のハルクのフィギュアの話でした。
ここまで出来の良いハルクのフィギュアが今後発売される可能性は低いと思うので、私の人生におけるハルクのフィギュアの購入は今回で終わりになる可能性が高いですね。今回のハルクの来日にかかった費用は24,980円(税込)+送料390円なので、決して安い出費ではありませんでしたが、大好きなハルクの姿を毎日短時間ボ~っと眺めるだけで心の平安が保たれているので良しとしましょう。
今回の記事を読んで、「そんな金があったら貯金しろ!!。」、「そんな金があったら釣竿を買え!!。」、「そんな金があるんならキャバクラに飲みに行こうぜ!!。」、「そんな金があるんならダイエットと植毛しろ!!。」、等と感想を持つであろう玩具に興味が全くない人達の顔が思い浮かびましたが、『玩具』と言う生きる糧(趣味)も私と言う人間を構成している要素の1つなので記事にしました。この分野だけは同好の士がいまだに見つかっていないのは残念ですね。
最後は現在の埼玉の我が家に滞在している6分の1スケールのフィギュア全員の整列写真で終わります(残りのメンバーは福岡の実家にいます)。やっぱりハルクはデカいですね。別格です。