ノリの東京の友人の生きる糧(福岡編)

日々のちょっとした楽しみや悲しみを徒然に語ります。

『スパイダーマン3』鑑賞後と同じ悲しみ ~ シン・ウルトラマン ~

2022年05月19日 | 映画

 先週は悲しいニュースがいくつかあったので少し気分が落ちていました。
 そんな下がったテンションを上げるべく、公開を待ちに待っていた映画『シン・ウルトラマン』を公開初日(5/13)の午後に映画館で観て来たのですが、「思っていたのと違うぅぅぅ~。期待していたのと違うやんけぇぇぇ~。」と言う感じで、更に気分が凹んでしまいました。そのローテンション状態は1週間経った今でも続いています。ショックでした。

 と言う感じで、2016年の『シン・ゴジラ』と同じ制作スタッフの方々が作った『シン・ウルトラマン』に私はハマれませんでした。
 これは、「シン・ゴジラが凄く面白かったからシン・ウルトラマンも凄い作品になっているだろう。」と勝手に期待値をMAXまで上げてしまった私のミスです。2007年に『スパイダーマン3』を観た時と同じミスを犯してしまいました。前作の『スパイダーマン2』は傑作でしたからね。鑑賞前に期待を高めすぎると、期待を下回った時には悲しみしか残りません。期待せずに観るべきでした。

 『シン・ウルトラマン』は面白くない映画ではありません。現に映画の冒頭ではド肝を抜かれましたし、中盤までは面白くてワクワクしました。そんな熱い想いが消えたのは中盤以降です。「このまま進むのか。マズいなぁ。普通の展開だなぁ。」と途中から思っていたら、そのままエンディングまで行ってしまいました。『起承転結』の『転』と『結』の物語に私は乗れなかった感じです。「ひょっとしてコメディ映画なのかなぁ。」とも思ってしまいました。

 私が乗れなかった一番の要因は、『シン・ゴジラ』にあった熱が『シン・ウルトラマン』の後半に全く感じられなかった点だと思います。
 『シン・ゴジラ』では官僚、政治家、自衛隊員、等が熱く(熱すぎるくらい)描かれていて『日本国家vsゴジラ』と言う物語に引き込まれましたが、『シン・ウルトラマン』では登場人物がみんな冷静です。日本国家が一丸となってウルトラマンと対峙すると言う感じではなかったですね。なんか凄く狭い範囲で物語が進んでいくので熱くなれませんでした。制作スタッフの方々のウルトラマン愛は凄く感じるんですけどね。

 と言うことで、『シン・ゴジラ』の興奮体験から『見たことがないウルトラマン作品』を期待していたのに『どこかで見たことがあるウルトラマン作品』だったので私は『シン・ウルトラマン』にハマれませんでした。評価は☆3つです(☆5つが最高)。


 以上、個人的には残念だった『シン・ウルトラマン』の話でした。
 今回の失敗経験を活かして来年公開の『シン・仮面ライダー』は過度の期待はせずに観に行くことにします。

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