ノリの東京の友人の生きる糧(福岡編)

日々のちょっとした楽しみや悲しみを徒然に語ります。

試合は熱いけれど・・・ ~ DEEP34のニアライブ放送 ~

2008年02月27日 | 格闘技・プロレス
 先日、スカパーの格闘技&プロレス専門チャンネルのサムライTVで、2月22日(金)に後楽園ホールで行なわれた『DEEP34 IMPACT』のニアライブ放送を見ました。3時間番組です。

 このニアライブは、試合当日の夜に放送されるので、生観戦に行けなかった試合を見るのには最適な番組です。サムライTVでは、月に何回かは、格闘技やプロレスの試合を放送してくれるので嬉しいですね。個人的にはキックの試合を、もっと多くやって欲しいんですけどね。

 さて、『DEEP』ですが、これは、2001年に名古屋で始まった総合格闘技のブランド(団体)です。ここ数年は、後楽園ホールや新宿FACEを中心に、全国各地で大会を行なっています。
 『PRIDE』や『HEROS』に出る一歩手前の選手や、他団体で実績を積んできた腕自慢の選手が多く参戦してきますので、熱い試合が多いですね。女子の試合や親父バトルも行なわれます。選手に戦う場を提供し続けていると言う点でも、格闘技界の発展に大きく貢献しているのは間違いないですね。

 佐伯繁(さえき・しげる)さんと言う非常に個性のある方(プロモーター?、イベンター?)が代表を務めています。佐伯代表は、今は亡き『PRIDE』にも関わっていましたし、新しい『DREAM』にも関わっています。格闘技界では有名な方ですね。会場でもよく見かけます。インシュリンの注射を打ちながら頑張っている姿には頭が下がります。

 今回の『DEEP34』は、数あるDEEP関連の興行の中の本筋になっている『DEEP』の34回目の大会です。7周年記念大会とのことです。
 
 当日は、男子のミドル級(83.9キロ)王者決定トーナメント1回戦の4試合と、女子のフライ級(45キロ)王者決定1DAYトーナメント3試合を軸にした、結構良い選手が出場していた興行でした。
 実力が均衡していたせいか、判定決着が多かったのですが、いつも通り熱い大会でした。今後を期待されている福田力選手と、元チャンピオンの桜井隆多選手の試合は見ていて肩に力が入ってしまいました。あの試合をメインイベントにした方が、興行は締まったかもしれませんね。試合結果も違ったかもしれません。

 見ていて面白かった『DEEP34』ですが、放送を見ていて残念と言うかビックリしたのは、空席が目立ったことです。
 私も何度か後楽園ホールにDEEPを見に行ったことがあるのですが、いつも満員でした。放送で見る時も席は埋まっていました。しかし、今回は明らかに空席が目立ちましたね。特に女子の試合の準決勝の時はガラガラだったので、試合の様子よりも、そっちの方の心配をしてしまいました。いったいどうしたんですかね。なんかの手違いですかね(金曜日開催がまずかったのか?)。

 興行の終盤の方では空席は目立たなくなっていたのは良かったのですが、あれだけ良いカードで満員にならないのはショックですね。来月のボクシングの内藤選手のチケットも半分以上売れていない、と言うことなので、格闘技の集客力が落ちてきているんですかね?。去年の一連の色々な不祥事の影響がジワジワ効いてきているんですかね?。かなり心配です。

 来月になれば、『戦極』と『DREAM』と言う2大メジャーが旗揚げしますが、他の団体の興行も応援しないとダメですね。「春になったら後楽園ホールに格闘技を見に行こう」と思った日曜日の夜でした。
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