平成最後の〇〇〇（その2） ～ 他人のプレイ動画を見るのが楽しすぎる『隻狼』 ～

　先週、ふと、「平成元年って何のゲームで遊んでたんだっけ。」と考えることがありました。平成を振り返る特集（番組）を散々テレビでやっていたので、私の意識もそっちに少し持っていかれたみたいですね。

　さて、平成元年（1989年）ですが、少し前の記事で書きましたが、この年の4月に私は社会人になって首都圏に上京しました。会社は渋谷にありましたが、新人達が住む寮は神奈川県の横浜市にありました（通勤に電車で1時間半くらい）。アパートを一棟丸ごと会社で借り切った感じで、関西と九州から入社した新人が10数人住んでいました。1Kの部屋が1人1人にあてがわれました。

　そんな寮生活でのゲームの思い出ですが、記憶があるのは仲の良い同期の同僚2人と私の部屋でメガドライブの『アドバンスド大戦略』を徹夜で3人対戦プレイして仕事に支障をきたすようになって、「もうこのゲームはやめよう。」と固く誓ったことくらいですね。
　ただし、『アドバンスド大戦略』は調べると1991年の発売みたいなので、平成元年の思い出ではありません。福岡から上京した時にファミコンを持ってきていたはずなのですが、平成元年の記憶が全くないですね。私は何のゲームを遊んでいたんですかね。

　この会社の寮にいる時にファミコン以外で、PCエンジン（1987年発売）、メガドライブ（1988年発売）、スーパーファミコン（1990年発売）の3機種も持っていた記憶だけはあるので、この頃からゲームが本格的に私の生きる糧（趣味）になっていたのは間違いないと思います。やはり、自分で稼げるようになって学生の頃よりも資金が潤沢になってきたのが大きいですね。この頃は残業も多くて稼いでいました。

　あと、秋葉原で海外のゲーム（通称：洋ゲー）を買うようになったのもこの頃ですね。海外のソフトを日本のファミコンやスーパーファミコンで遊べるように専用の変換アタッチメント（アダプタ）を購入した記憶もあります。昔は色々面倒でしたね。最近のプレステ４なんて、アメリカのソフトやブルーレイがそのまま日本のプレステ４で動くので、いい時代になりましたね。

　と言った感じで、「平成元年って何のゲームで遊んでたんだっけ。」と言う自分自身の問いに私は答えることはできませんでした。これは、歳を取って記憶が定かではない（忘れた）と言うよりは、上京した社会人1年目は見るもの触れるもの全てが新鮮で、当時ゲームは自分にはそれほど重要なモノではなかったので記憶していない、と言うのが正解でしょうね。仕事が面白くて楽しかったですし、当時の私の生きる糧（趣味）の頂点はプロレスでしたしね。


　さて、平成最初にプレイしたゲームは思い出せませんでしたが、平成最後にプレイしたゲームは4月21日に記事に書いた『隻狼』です。

　本当は4月26日発売のゾンビゲーム『DAYS GONE』が平成最後のゲームになるはずだったのですが、「バグが多い。」と言う情報が入ったので、修正パッチが提供されるまで待つことにして、『隻狼』の2周目に突入してしまいました。そして、令和になった今も引き続きプレイして、敵に倒されまくっています。なんだか中毒になってしまっていますね。

　そんな自分でプレイするのが楽しい激むずゲームの『隻狼』ですが、私が今ハマっているのは、YouTubeで他の人がプレイしている動画を見ることです。特に海外の人が日本を舞台とした忍者が主人公のゲームを楽しみながらプレイして様子は見ていて微笑ましいです（みなさん放送禁止用語を叫びまくっているので笑ってしまいますが・・・）。

　『隻狼』の他の人のプレイ動画を見るのがここまで楽しいのは、やはり、自分も苦労して敵ボスを倒した経験が鮮明に残っているので、共感する想いが強いからでしょうね。
　本作では敵ボスを倒す要素に運はないですし、倒す方法もほぼ真っ向勝負の『ゲーマー自身の腕次第』なので、何度も何度も同じ敵に倒されて悔しい想いをしながら強敵に挑み続けている他のプレイヤーに感情移入してしまいます。動画を見ながら応援する気持ちが自然と沸いてきます。そして、強敵を倒した瞬間は自分が倒したかのように喜ぶことができます。こんな気持ちになったゲームは『隻狼』が初めてです。


　以上、自分でやるのも楽しい、他人が遊んでいるのを見るのも楽しい、私が平成最後にプレイしたゲーム『隻狼』の話でした。

　今は別エンディングのラスボスのところで止まっています。倒すのにあと何日かかりますかね。ラスボスを倒したら、度重なる修正パッチの提供も落ち着いたみたいな『DAYS GONE』にそろそろ取り掛かりたいと思います。