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9月15日からプレイを始めた『ドラゴンクエスト10 オフライン』のエンディングを昨日の夜に観ました。プレイ時間は約52時間でした。
結論から書くと本作の評価は☆3つです(☆5つが最高)。
面白かった『エルデンリング』の後に遊んだのがよくなかったのかもしれませんが、不満に感じる部分が多かったですね。まぁ、2012年からサービスを続けているオンラインゲームのオフライン版の商品化なので、古く感じる部分があるのは仕方がないかもしれませんね。
約52時間のプレイと書きましたが、本当はもう少し短い時間でエンディングを見れていたと思います。
1週間以上前にラスボスと戦うところまで進んでいたのですが、予約していた10月28日発売の『バイオハザード ヴィリッジ ゴールドエディション』が手元に届くまで遊ぼう、と思っていたので、昨日までひたすらレベル上げにいそしんでいました。その結果、ラスボス戦はあっさりと終ってしまいました。最後の最後まで苦しんで紙一重の戦いの連続だった『エルデンリング』とは大違いでした。まぁ、コマンド選択式の戦闘はレベル上げをすれば何とかなりますからね。アクション形式の戦闘と比べてはいけませんね。
さて、本作の感想ですが、一番気になったのはグラフィックスですね。
下の写真の1枚目が『エルデンリング』、その下の2枚目と3枚目が本作なのですが、プレイ当初はその落差に慣れませんでした。なにせ超絶綺麗なグラフィックスの『エルデンリング』を約半年(合計365時間)プレイした直後だったので、プレステ2レベルのグラフィックスと思える本作に向き合うと、「なんじゃこれ。」と言う気分になってしまいました。物語に熱中するようになるまではこのトホホ感が消えませんでした。
あとは、2頭身のキャラクターは最後まで慣れませんでした。この姿でシリアスな演技をされても困ります。
次に気になったのは、本作が完結しなかったところですね。ラスボスを倒した後に『話は続く』と言う感じになって主人公達が放置されるのには参りました。「あの人はどうなったの。」とか「あの人の発言は何だったの。」と言う疑問が解消されずにエンディングを迎えます。映画で言えば三部作の一作目が終わった感じです。続きが気になってモヤモヤします。
あとは、最後まで利用できない施設や入れない場所もあるので、そもそも定価8,580円の本作には最初から制限がかかっていたみたいです。今後のダウンロードコンテンツ(以下:DLC)ありきのゲームだったようですね。
そして、エンディングの後にオンライン版の『ドラゴンクエスト10』に誘導するような仕組みが提示されるのもイヤ~んでした。メーカーさんからすると、本作(オフライン版)はオンライン版をプレイさせるための勧誘ツールの位置づけなのかもしれませんね。本作がそう言う目的で販売されたのならば定価8,580円は高い価格設定だと個人的に思います。
と言った感じで、大きな不満はありましたが、残りの部分は従来のプレイしていて楽しいドラゴンクエストなので不満はありません。移動も戦闘も仲間のAIも快適なので、ストレスはほとんど感じませんでした。快適でした。
ただし、ラスボスを倒した後も『残ったサブクエストを全てやる』とか『DLCに備えて主人公達のレベルを更に上げる』とか『最強の武器や防具を揃える』と言った目標を持ってプレイを続けるかと言えば、その答は『否』です。「早く綺麗なグラフィックスのバイオハザード ヴィリッジ ゴールドエディションの三人称視点バージョンを遊びたい。」と言う気持ちの方が勝りました。
今後発売されるであろうDLCもプレイするかどうかわかりません。DLCの価格設定を見て今後プレイするかどうかを決めるつもりです。価格次第では『ドラゴンクエスト10 オフライン』を私がプレイすることは二度とないと思います。
以上、「普通に面白かったけど、独立した1本のゲームソフトとしてはどうなんだろう。」と疑問を持ってしまった『ドラゴンクエスト10 オフライン』の話でした。
ネットを見ると、最近のスクウェア・エニックスさんの発売するゲームは評判が芳しくないようですが大丈夫なのでしょうか。来年発売される『ファイナルファンタジー16』は購入するつもりなのですが、本作のように中途半端な感じで終わってDLC任せだったら悲しいですね。
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