いのち・未来 うべ

わたしたちは、原発のない安全な未来を
子どもたちに残すことを願って活動しています

オリンピックと原発 小出裕章さんの意見

2018年10月09日 | お知らせ

いのち・未来うべの総会では、原発をめぐる動向で、2011年3月11日の福島の事故以来の責任を取らない政府、東電の対応を「類のない政治犯罪が行われている」と規定しました。

それを端的に示すのがオリンピックの強行です。
酷暑の夏に開かれること、巨額な予算の問題など多くが指摘してされていますが、

オリンピックによって、福島の事故が何ひとつ解決していないのに、そのことを隠すために行うこと、射能汚染の環境下で開かれることは大きな問題です。

小出裕章さんが、最近開設した自身のホームページで、明確に触れています。

参照していただければと思い紹介します。

小出裕章さんのサイト オリンピックについて

http://www.go.tvm.ne.jp/~koide/Hiroaki/olympic.htm

また、その一部分をコピーさせていただきます。(あ)

~~~~~

内部に危機を抱えれば抱えるだけ、権力者は危機から目を逸らせようとする。そして、フクシマを忘れさせるため、マスコミは今後ますますオリンピック熱を流し、オリンピックに反対する輩は非国民だと言われる時が来るだろう。先の戦争の時もそうであった。マスコミは大本営発表のみを流し、ほとんどすべての国民が戦争に協力した。自分が優秀な日本人だと思っていればいるだけ、戦争に反対する隣人を非国民と断罪して抹殺していった。しかし、罪のない人を棄民したままオリンピックが大切だという国なら、私は喜んで非国民になろうと思う。

 フクシマ事故は巨大な悲劇を抱えたまま今後 100 年の単位で続く。膨大な被害者を横目で見ながらこの事故の加害者である東京電力、政府関係者、学者、マスコミ関係者など、誰一人として責任を取っていないし、処罰もされていない。それを良いことに、彼らは今は止まっている原子力発電所を再稼働させ、海外にも輸出すると言っている。 原子力緊急事態宣言下の国で開かれる東京オリンピック。それに参加する国や人々は、もちろん一方では被曝の危険を負うが、一方では、この国の犯罪に加担する役割を果たすことになる。

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