お知らせ
李元栄さんを囲む会
時間が変更になりました。
5月11日午前10時〜12時に変わりました。
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昨年、ソウルを出発し、下関から東京まで
東京原発の汚染水放流反対のアピール行進をおこなった李元栄(イ·ウォニョン)さんが、
新たな呼びかけを行っています。
国際都市・京都でパレードと集会を行い、国際世論形成にむけて国連本部のあるニューヨークでアクションを起こすというものです。
それに先立ち、宇部市で下記の交流会を持ちます。
ぜひともご参加ください。
李 元栄さんを囲む会
とき:2024年5月11日(土)午後1時〜3時 AM10時〜12時に変更
ところ:宇部市民活動センター「青空」
通訳あり。ZOOMあります。希望者は、フェースブックのメッセージヤーで岡本正彰さんに申し込んでください。
以下に、李元栄さんの構想と趣旨説明を掲載します。
核汚染水STOP世界市民宣言書(案) (2024-04-23)
「どうしてあえて海に捨てようとするのかわかりません。 いくら希釈しても放射能の絶対量はそのままです。 海の生態系が破壊されます。 放射能は半減期があるので、きちんと保管しておけば大幅に減らすことができます。 なぜ保管できないのですか? 日本政府は、命を故意に破壊することをやめるべきです。 人類自滅のテロは中止されなければなりません。 これからは地球村の主人が乗り出さなければなりません。 韓国と日本の市民が歩いてこれを悟らせ、放流を防ごうとしています。 一緒に歩けば実現できます。」
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この文は2023年夏、ソウルから東京まで韓日両国の市民が1,600kmを行進しながら一緒に叫んだスローガンです。
この数十年間、3度爆発した原子力発電所事故で、人類は核戦争ではなく、原子力発電所で滅亡する可能性もあるという事実を知ってしまいました。 世界450余りの原子力発電所で発生した核廃棄物は、人類に致命的な災難をもたらす水準を超えています。 2011年の東電福島第一原発事故が示す通り、事故が起きれば海は汚染されるしかなく、人間を含む地球生態系に途方もなく大きな衝撃を与えます。
地球の生態系において、すべての生命体は他の生命体と互いに依存して存在してきました。 人類も同じです。 人類には、自分の未来世代はもちろん、生態系のすべての生命体の生存を尊重しなければならない責任があります。 そのため我々は、不注意に放流された核汚染物質を回収して生態系から分離する方法を探さなければなりません。 そのような努力をして当然なのに、むしろ日本政府は生命体に致命的影響を及ぼす核汚染物質を意図的に海に捨てています。ここに根本的な問題があります。
これは、人類を含む地球生態系の生命を殺そうとする犯罪行為にほかなりません。 子どもたちの未来を犠牲にして現世代の利便性を享受しようとする利己的な行為を手本として見せています。 この誤った手本が続いていくことになれば、破滅するしかありません。
ロシアが原子力潜水艦から廃棄物を放流しようとすることに日本政府が激しく反対し、ロンドン条約議定書(1996)が採択されました。 しかし、今は自己矛盾に陥っています。 さらに問題なのは、米国と国際連合(UN)です。 米国の連邦政府は、国際原子力機関(IAEA)の主張を根拠に日本政府に肩入れしています。 しかし、IAEAの公正性は認められていません。 核安全の責任を負わなければならない立場にありながら、操作と捏造も辞さない国際機関です。
国連も問題です。 自らが作った世界自然憲章(1982)とリオ環境会議の合意で制定した地球憲章(2000)の精神にも背を向け、生態系の破壊を傍観しています。 国際社会の規範や秩序が根こそぎ壊された状態だといえます。 このままでは希望がありません。
一方、100の海洋学研究所が集まった全米海洋研究所協会(NAML)、そしてノーベル平和賞(1985年)受賞団体である核戦争防止国際医師会会議(IPPNW)は、核汚染水放出の反対を明確にしました。 さらに昨夏、米国のマサチューセッツ州とニューヨーク州の州政府が核汚染水の放出を阻止しました。 州政府の判断こそ正しいのです。
これ以上傍観することはできません。 ただ一つしかない地球。 これから数多くの生命と子孫が生きていく基盤である地球です。 各国の人民が意志と力を合わせて過ちを戒め正さなければなりません。 今こそ行動が必要です。
特定国家の排他的利益から脱し、地球村のすべての民衆が意思を明らかにし、核資本と権力をコントロールしなければなりません。 今や民衆がそのような力を発揮できる時代です。 今年6月の「核汚染水STOP世界市民行進」の趣旨が示しています。 行進を通じて世界市民の意思を伝えるため、次の宣言を決議します。
1. 人類と地球生態系を意図的に危険に陥れる日本政府は、核汚染水の海洋投棄を直ちに中止し、地球村のすべての生命に謝罪すること。
2. これをかばう米国政府、そしてIAEAは支持を撤回し、安全な対策を講じさせること。
3. 国連と国際社会は、これを阻止できなかった職務放棄を反省すること。
4. 世界市民よ、このような過ちを傍観すれば、我々自ら子孫に罪を犯すことになることを肝に銘じ、犯罪を故意に犯す国家や勢力を積極的に戒め、正しましょう。
5. 世界市民よ、私たちが地球村の主人であることを自覚し、すべての生命の尊厳を守り、正しい道標を立てていけるよう、ともに取り組みましょう。
日本の同志たちに知らせます。
今年はアメリカの大統領選挙(11月)を控えています。 米国内の核汚染水反対の世論を造成する目的を兼ねて、7月6日(土)ニューヨーク中心街と国連本部付近のGLOMA世界市民行進が確定しました。 6月8日(土)京都のGLOMA世界市民行進に続く朗報です。 これを日本の同志たちにもきちんと共有しようと、5月10日から一週間ほどの期間、福岡から静岡までJRの電車で移動しながら去年の夏一緒に歩いた同志たちに会って話をする構想をするようになりました。 その後、16日頃に記者団にも会ってから帰国しようと思います。 やむを得ずお会いできなくても、お知らせはお伝えしたいです。 何卒、よろしくお願いします.
(2024-04-26 李元栄 イ·ウォニョン)
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