いのち・未来 うべ

わたしたちは、原発のない安全な未来を
子どもたちに残すことを願って活動しています

村岡知事に署名を提出。公有水面埋立不許可を申し入れ

2014年03月27日 | 上関白紙撤回

昨日3月26日、上関原発を建てさせない山口県民大集会実行委員会は、共同代表と事務局を先頭に13人で、山口県庁へ署名の提出と申し入れを行いました。

提出署名総数 106,507筆でした。

 

新知事の対応を依頼したのですが、知事は出てきませんでした。

その場で現時点での回答を求めましたが、「中電の回答をみて法律に則り判断する」としか答えませんでした。

 

 

            署名提出を行う清水さん

 

 

 

        

「県民世論の過半数が上関原発計画に反対している。県は県民のこの声を聞くべきだ」と訴える草地事務局長

手前は、共同代表の那須さん

 

 

 

「公有水面埋立免許を即刻不許可に!!上関原発建設計画中止!」
を求める署名の提出について

2014年3月26日
 山口県知事 村岡嗣政 様

                      上関原発を建てさせない山口県民大集会実行委員会
                                         共同代表  清 水 敏 保
                                          共同代表  田 川 章 次
                                         共同代表  那 須 正 幹
                       原発に反対する上関町民の会
                                        代  表  岩 木 基 展
                                        代  表  村 田 喜代子
                                        代  表  山 根 善 夫
                       上関原発を建てさせない祝島島民の会
                                        代  表  清 水 敏 保
                       上関の自然を守る会
                                        代  表  高 島 美登里
                        原水爆禁止山口県民会議
                                         議  長  岡 本 博 之
                                                (公 印 省 略)

「公有水面埋立免許を即刻不許可に!!上関原発建設計画中止!」
を求める署名の提出について

 東日本大震災とそれに伴う東京電力福島第一原発の事故から3年が経過しました。未だ事故原因の究明も進んでおらず、多くの人たちが故郷に帰れず避難生活を送っておられます。
脱原発を望む国民の声は依然として大きいものがあるにもかかわらず、政府は新しいエネルギー基本計画原案で、原発を「重要なベースロード電源」と位置づけ再稼働を目指しています。これは、「今のわずかな利益のために、大きな負債を未来に残す」ことに他ありません。
 上関原発建設計画は新規立地計画であり、山を切り拓き、海を埋め立てて原発を建設するものです。埋め立て予定地の周辺海域は世界的にも貴重な生物が生息する「奇跡の海」です。一度壊された生態系は決して元に戻ることはありません。知事には、この豊かな自然を未来に残すことを私たち県民とともに考えていただきたいと思います。
私たちは安全な原発など存在しないことを福島第一原発事故により改めて気づかされました。今回提出する署名は、「山口県に原発は要らない」との県内外からの切実な声です。どうか本署名の意味をご斟酌いただき、公有水面埋め立て免許を不許可とする判断をいただきますようお願いいたします。

                              記

  提出署名総数 106,507筆
                                                   以上

 

 

上関原発計画予定地の公有水面埋立免許延長申請
不許可を求める申し入れ

 

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テキスト

 

山口県知事
村岡嗣政様
2014年3月26日(水) 上関原発を建てさせない山口県民大集会
                          共同代表清水敏保
                          共同代表田川章次
                          共同代表那須正幹
                          事務局長草地大作
                          〒747-0035
                           防府市栄町1-2-1
                           0835-22-1275(ファクス兼用)

上関原発計画予定地の公有水面埋立免許延長申請
不許可を求める申し入れ


平素から、県政発展と県民の安全や公共の福祉向上のために尽力されていることに対し、心より敬意を表します。
このたび、わたしたちは、上関原発を建てさせたくないという県民の思いを内外に表明すべく、「県民大集会」を実行いたしました。当日は、約7000人の参加者と共に、別紙の通り集会宣言を採択いたしました。この集会に参加を願っても様々な都合で出席できなかった人たちを加えると、この数はさらに大きなものとなることを確信しております。


知事は、3月11日に「二井関成元知事の法的整理を受け継ぐ」と明言されたと報じられました。今なお福島第一原発事故は収束せず、上関原発の新規建設計画は不透明なままです。田ノ浦の公有水面埋立の土地利用計画の位置づけも同様です。そのような中、中国電力は来る4月に埋立免許延長についての回答を県に提出することになりますが、土地利用計画の不透明さという観点からも、延長申請は認められないと考えます。


集会宣言には、新たに就任された村岡知事に対して、「子どもたちの未来のためにも、原発のないふるさとを守る働きを、県民と共に担っていただきたいと願います」と明記しました。どうか、この県民の声をお聞きくださり、上関原発建設を前提とする公有水面埋立免許を不許可としてくださいますよう、お願いいたします。
つきましては、知事が上関原発計画予定地の公有水面埋立免許延長申請を不許可にされるよう、下記の通り申し入れます。


なお、回答については4月10日までに文書でお願いいたします。


申し入れ事項
・上関原発計画予定地の公有水面埋立免許延長申請を、不許可とすること
                                                以上

 

 

 

いのち・未来うべ は、会として、3・8集会を全力で取り組んできました。

多くのチラシを家々に配布しました。署名をお願いしてまいりました。

会員が全力を出しきりました。

おかげで、宇部からはバス10台で会場に駆けつけ、さらに自家用車や電車で向かった人ももちろんいます。

集会の大成功をみなさんと共有することができました。

 

でも、上関原発計画は、まだ中止になったわけではありません。

4月11日と言われる中国電力の回答を待って、山口県は判断すると言っています。

予断を許しません。更に取り組みを強めましょう!

 

今後の予定

山陽小野田・宇部実行委員会 

4月7日(月) 午後6時半 宇部市総合福祉会館 ボランティアルーム(大)

総括と今後の取り組みについて

 

山口県実行委員会 

4月12日(土)午後1時半   山口市小郡ふれあいセンター 

取り組みの報告と今後について

 

いのち・未来うべ

金曜行動の当面の予定

3月28日(金) 金曜ウォーク 宇部市役所前午後6時 

                   山口県庁午後5時集合

                   市民研究会はお休みです。

4月 4日(金) 金曜ウォーク 宇部市役所前6時集合

          市民研究会  再稼働と原子力規制委員会の役割(副代表・浜野勝さん)

4月11日(金) 金曜ウォーク 宇部市役所前6時集合

          市民研究会 「地震・防災と原発事故」 (専門家の講演) 

4月18日(金) 金曜ウォーク 宇部市役所前6時集合

          市民研究会 脆性破壊と玄海原発 (専門家の講演予定)

市民研究会は、午後7時から 市役所裏緑橋教会2階です。

参加費(会場代)は、100円です。

お気軽にご参加ください。お待ちしています。

(研究会のテーマは、変更の可能性があります)

 

 

ご参考に

【報道資料】

NHK山口

http://www3.nhk.or.jp/yamaguchi/lnews/4063086951.html

上関原発反対派が県に署名提出

上関原発反対派が県に署名提出

中国電力が上関町に計画している原子力発電所の建設計画に反対する市民グループが、県に対して原発の建設予定地周辺の海の埋め立て工事の免許延長の申請を認めないよう求めた、10万人分あまりの署名を提出しました。
署名を提出したのは中国電力の上関原発の建設計画に反対する市民グループです。
26日、代表13人が県庁を訪れ今月上旬に山口市内で開かれた反対集会などで集めた村岡知事あての10万6451人分の署名を県の担当者に提出しました。
これに対して県の担当者は「中国電力からの延長申請は適法に行われていて、県には審理を尽くす義務がある。中国電力から補足説明の回答が出された段階で適正に審査していく」と述べ、これまでと同じ説明を繰り返しました。
上関原発の建設計画をめぐって県は、中国電力が申請している建設予定地周辺の海の埋め立て工事の免許の延長を認めるかどうか、去年3月、1年程度、判断を先送りすることを表明しています。
署名を提出した市民グループの共同代表の清水敏保さんは、「本来ならこの署名を村岡知事に直接、手渡したかった。署名した人たち、一人ひとりの思いをしっかり受け止めてほしい」と話しています。

03月26日 19時41分

 

 

 

中国新聞

http://p.tl/WubC

上関原発反対10万超す署名 集会実行委が提出

14年3月27日
 中国電力が山口県上関町で計画する上関原発建設に反対する大規模な集会を山口市で開いた実行委員会のメンバーが26日、山口県庁を訪れ、建設中止を求める村岡嗣政知事宛ての申し入れ書と10万6507人分の署名を提出した。 

 申し入れ書では「今なお福島第一原発事故は収束せず、上関原発建設計画は不透明なままだ」と指摘。中電が申請した公有水面埋め立て免許の延長を認めず、不許可にするよう求めた。 

 意見交換では、建設予定地を村岡知事が視察することも訴えた。応対した県商工労働部の橋口総司理事は「要請内容は知事に伝える」と回答した。 

 集会は8日にあり、主催者発表で約7千人が集まった。実行委の共同代表で児童文学作家の那須正幹さんは「原発がなく、子どもが安心して住める県にしてほしい」と話した。

(2014年3月27日朝刊掲載) 

 


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