いのち・未来 うべ

わたしたちは、原発のない安全な未来を
子どもたちに残すことを願って活動しています

【上関原発】今年夏、山口県は上関原発推進に舵をきった!!

2016年12月30日 | お知らせ

今年8月3日、山口県知事は、上関原発予定地の海の埋立免許の延長許可に踏み切りました!!

『追跡2016 中国地方の現場から 上関原発埋め立て免許延長 国の見解根拠に転換』(中国新聞)

http://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=67790

 8月3日、局面が大きく動いた。中国電力が山口県上関町で進める上関原発建設計画。村岡嗣政知事はそれまでの方針を転換し、予定地の海を埋め立てる免許の延長許可に踏み切った。中電が延長申請した2012年10月以降、先送りしてきた可否判断。国が「原発の新増設は現時点で想定していない」とする中での決断に、波紋が広がった。

「法要件満たす」

 11年3月の福島第1原発事故を受け、予定地での準備工事が中断し5年。埋め立て免許の取り扱いは焦点となっていた。村岡知事は就任以来、判断先送りに転じた故山本繁太郎前知事の方針を踏襲。中電から7度目の補足説明の回答文書を受け取った6月には、8度目の照会もにおわせていた。

 「埋め立てた土地を実際に使う見込みがあると確認できた。法律の要件を満たしており、許可せざるを得ない」。村岡知事は県庁での会見で繰り返した。

 許可の決め手は何か―。中国新聞の情報公開請求で明らかになったのは、中電の7度目の回答。上関原発について、エネルギー政策における重要電源開発地点の指定が「引き続き有効で、解除は考えていない」とする国の見解書面を添えた。県はこの見解を、長期審査に終止符を打つ根拠とした。

 今夏、人口が3千人を割った上関町。上関原発を建てさせない祝島島民の会の清水敏保代表(61)は「原発の賛否を超え町づくりで協力していた。状況は変わらないのに許可を出すとは」。憤りは今も冷めない。

 推進派の上関町まちづくり連絡協議会。古泉直紀事務局長(58)は「やきもきする思いが拭えた」と振り返る。村岡知事は許可した際、発電所本体の着工時期の見通しが付くまで埋め立て工事をしないよう中電に要請。中電もこれに沿うとした。だが、ある県幹部は「(中電は)いつでも工事を再開できるフリーハンドを得た」とみる。

中略

上関原発
 中国電力が山口県上関町で計画し、改良沸騰水型軽水炉1、2号機の出力は各137万3千キロワット。埋め立て海域は約14万平方メートルで、中電は公有水面埋立法に基づき2008年10月、当時の二井関成知事から免許を受けた。中電は1年後に着工したが、福島第1原発事故後に中断。免許期限切れ直前の12年10月、3年延長を県に申請した。15年5月、ことし6月にも延長を申請。村岡嗣政知事は8月3日、一括して19年7月までの延長を許可した。

(2016年12月24日朝刊掲載)

 

そして、上関原発予定地では、海以外の工事がドンドン進んでいます!

小中進さんのブログより

http://blog.konaka.sunnyday.jp/?eid=400

予定地に続く道の道路が改修されています。

トンネル工事が始まるようです。

相変わらず、予定地の入り口にこの看板があります。


山口県と山口県知事の上関原発に対する方向が見えたことで、私たちのこれからの活動の方向もハッキリしてきました。

『上関原発建設反対!』と、正々堂々と闘いましょう!

山口県民の65%が反対している上関原発を、村岡県知事は建てる方向に進めると、舵をきったのです!!

村岡県知事だけでなく、与党県議会議員(自民党・公明党)と野党の議員の中にも賛成している議員がいるのです。

県民の半数以上が反対しているのに、県議会では85%(47名中40人が賛成)の議員が賛成しているのです。

ハッキリと反対を表明したのは、佐々木あけみ議員(社民党)、中嶋光雄議員(社民党)、木佐木大助議員(共産党)、河合喜代議員(共産党)、西嶋裕作議員(民進党)、戸倉多香子議員(民進党)、井原すが子議員(草の根)の7名だけです!!

(上記の県議会議員さんたち、とても頑張られています!どうか応援をよろしくお願い致します。)

これでは民意が反映しているとは、とても言えません!!

これからの山口県議会選挙では、原発推進か、脱原発かどうかも、ハッキリと聞く必要があります!!

しばらく国会議員選挙もないようなので、来年も現政権が続き、原発推進は止まらないことでしょう。

世界は『自然エネルギー』へと、移行しているのに。。。

このまま、今の村岡山口県知事や山口県に任せていいのでしょうか?

私たち一般の県民にできることは、何かないのでしょうか?


来年1月18日(水)13:20~「自然の権利訴訟」「埋立免許差止訴訟」の公判が、山口地方裁判所であります。(傍聴券配布予定時間)

2月1日(水)15:30~「上関原発用地埋立禁止住民訴訟」の公判が、同じく山口地方裁判所であります。(傍聴券配布予定時間)

ご都合の良い方は、どうぞ傍聴にご参加ください。

司法にも、私たち山口県民が反対していることを知らせましょう!


3月25日(土)には、山口市の維新公園で、

『上関原発を建てさせない山口県民大集会2017』が開催されます!!

http://kenminrenrakukai.wixsite.com/2017

こちらにも、ぜひ、ご参加ください!!


来年も、「いのち・未来うべ」は、脱原発を目指して頑張ります!!

みなさまも良いお年をお迎えください。







 

 

 

 

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【市民学習会】高レベル放射性廃棄物の地層処分の問題点(12/16)

2016年12月16日 | お知らせ

喫緊で、たいへん申し訳ありません。

NUMOの地層処分セミナー(9/11)に参加した前田惠子さんのお話があります。

 

~9月11日NUMOの山口説明会に参加して~

   報告:前田惠子さん(会員)

と き:12月16日(金)19時~20時半

ところ:宇部緑橋教会2階(宇部市役所裏)

会場費:100円(カンパ)

主催:いのち・未来うべ(学習部会)

連絡先:080-6331-0960(安藤)

 

前田惠子さんの感想は、以下にまとめられました。

 《地層処分セミナーに参加して》    

9月11日に山口市山口グランドホテルで開催されたNUMO(原子力発電環境整備機構)主催の「地層処分セミナー」に参加した。

参加者は60名弱であった。

初めに映像を使って説明が行われ、その後10~12名ずつのテーブルに主催者側の職員と有識者が参加して質疑応答というスタイルだった。

どんな不都合な状況になっても「説明を聞いて理解してもらうよう努めた」と言い訳は立つ方法ではあった。

改めて確認できた問題点を以下に記す。

●核燃料サイクルは成功の見込みがない。

●肝心のガラス固化体の製造ができない。

●高速増殖炉もんじゅは廃炉。(9月11日時点で再稼働は難しいという見解だった)

●原発を廃炉処分にした際に出るごみも、「低レベル放射性廃棄物」と呼び、こちらの地層処分場は電力会社の責任で探すことになっているが、どこも決まっていない。低レベルと言っても制御棒・圧力容器・配管等などですさまじい汚染があるため、影響が軽減されるのは高レベルと同じく10万年ということ。埋める深さの違いだけ。

●高レベル放射性廃棄物処分場建設費用は3兆7千億円であり、電気代に上乗せされて徴収されているが、再生可能エネルギー賦課金と違って消費者に判りにくくなっていること。

 

◎政府は2016年12月には候補地をマッピングといい形で公表するとしている。

アンケートがあり、セミナーで説明を受ける前後で銅のように理解が進んだか、を確認したい作りではあったが、

「セミナー後は、ますます核燃料サイクルは波状していることがハッキリした。再処理に固執しているのが理解できない(核武装のためならなおさら反対)

原子力政策を止め、使用済み核燃料をどう処分するのかなら話は判るが、まだ原発を進めるというのなら反対するしかない」と答えた。

 


★12月22日(木)には、宇部市内で、地層処分についての講演会があります。

http://www.aysa.jp/seibu_branch.html

(予約が要るようなので、ご希望の方はご予約ください。連絡先:090-4716-2893)

後援団体の一般社団法人原子力国民会議は、原発推進団体です。
http://www.kokumin.org/



 

 

 

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【いのみら通信】いのち・未来うべ通信13号です!

2016年12月16日 | お知らせ

たいへん遅くなりましたが、『いのち・未来 うべ』通信13号ができています。

紙面でご希望の方は、下記までお問い合わせください。

080-6331-0960(安藤)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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【県民大集会2017】上関原発を建てさせない山口県民大集会のホームページ

2016年12月15日 | お知らせ

3月25日(土)に行われる『上関原発を建てさせない山口県民大集会2017』のHPは、下記です!

http://kenminrenrakukai.wixsite.com/2017

すでに、賛同・カンパ、マルシェは募集を始めています!

 

『上関原発を建てさせない山口県民大集会2017』の第2回実行委員会が、1月14日(土)にあります!

------------------------------------------------------------
第2回実行委員会 
 とき:2017年1月14日(土) 午後1時半~4時
 ところ:山口市小郡地域交流センター 第2講義室 
     山口市小郡下郷609番地1  Tel:083-973-0638 
   https://goo.gl/maps/bof7RfbXaiH2
------------------------------------------------------------

山口県民なら、だれでも参加できます!

実行委員になって、この大会を成功させたいと思われる方は、ドシドシ参加してください。



 

 

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【玄海原発】玄海原発の再稼働を止めよう!!

2016年12月07日 | お知らせ

川内原発、伊方原発に続き、原発推進の安倍内閣は、佐賀県の玄海原発を再稼働しようとしています!!

 

佐賀県知事の山口祥義知事は、「県政運営で玄海原発の再稼働に関し、安全性が確認され、住民理解が得られれば、容認する姿勢を改めて強調した。」そうです。

佐賀県知事、玄海原発再稼働「やむを得ぬ」 定例県議会開会

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161129-00010004-saga-l41

しかし、佐賀県内でも、神埼市と伊万里市と2市の首長が、再稼働に反対の表明をしています。

http://www.nikkei.com/article/DGXLZO08464350X11C16A0LX0000/

 

ただ今、国は、玄海原発再稼働に向けて、パブコメ(12月9日締切)を募集しています!!

(提出期限12月9日)

玄海原発3、4号機の適合性審査が終了し、11月9日に適合性審査書案が公表され、パブリックコメントの公募が始まっています。
パブリックコメントの応募が少ないと、原子力規制委員会も九州電力も各自治体関係者も、審査書案が適切だと国民や住民から支持されたと発言して、再稼働へと進むと思われます。

玄海原発3・4号機を再稼働させないために、生活者である私たちが無関心でないこと、反対であることを訴える意見を提出しましょう!!

以下は、先日出された方の例です。大上段に構えなくても、こんな感じなら書けそうですね。
『私は玄海原発3・4号機の再稼働に反対します。
先日11月22日にも地震・津波により福島第2原発の冷却水が止まりました。
福島原発の処理・人々への補償・住宅問題・健康被害も終わっていない現在、地震の多い九州で、再稼働を行えば福島のような事故は起こらないと断言できません。
現在原発があるだけでも周りの住民に多くの健康被害が出ています。
あるだけでも、交付金・借地料・固定資産税・職員給料等、莫大な費用がかかっています。
事故が起きたら、大変な健康被害と処理費用に将来まで莫大な金がかります。
福島を見ればわかります。
国民の税金を無駄に使うな!と言いたいです。』

 

※科学的見地からの意見をということで、

①原発に使われている鋼材について、フランスでは強度不足が指摘され大きな問題になっていますが、日本の原子力規制庁は、あまり問題にしていません。

『2016/11/01 グリーンピース声明:電力会社の報告は不十分ーー原発鋼材、 強度不足の疑い残る。規制委は、より踏み込んだ検査の指示を』

http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/press/2016/pr20161101/

『⽇本の原⼦炉に導⼊された⼀次冷却系部材、炭素異常に関するレビュー』

http://www.greenpeace.org/japan/Global/japan/pdf/Summary_carbon%20issue_20161025_3.pdf

 

②熊本地震をはじめ、九州では地震が頻発しており、今後も大地震がいつ起こるか判らないことを指摘するのも一案と思います。

 

《パブコメ提出方法》
①インターネット(電子政府のHP・意見提出フォーム)
http://www.nsr.go.jp/procedure/public_comment/20161110_01.html
もしくは、
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=198282011&Mode=0
上記から、必要用件をご記入の上、提出してください。
②郵送→ 〒106-8450東京都港区六本木1丁目9番9号六本木ファーストビル
 原子力規制庁 原子力規制部 安全規制管理官(PWR担当)宛て
③ファクス→ 03-5114-2179

パブコメを提出して、国民の声を国に届けましょう\(◎o◎)/!

 

玄海原発再稼働に向け、50km圏内に入る福岡県内の市民団体が、

玄海原発再稼働反対の署名を、大募集しています!!

 

佐賀新聞12月3日


この署名は、年齢・性別・住所・国籍は問いません!
第一次締め切りは12月25日(日)です。最終締め切り 20170131()必着です。
https://www.facebook.com/genkai.genpatsu/photos/a.362594887084986.99308.358984264112715/1385361378141660/?type=3&theater

《署名はこちらから》

どうぞよろしくお願い致します!!



 

 

 

 

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【山口県議会】上関原発建設に反対する山口県議会議員を応援しよう!!

2016年12月06日 | お知らせ

山口県議会、定例会の予定です(今週です!もう始まっています。)

今、山口県議会の与党(自民・公明党)は、国に原発推進の意見書も提出して、上関原発を建てようとしています!!

ご都合のつく方は、是非、傍聴に参加して、村岡山口県知事と与党議員の動きを監視し、私たち市民の声を届けてくれる議員を応援しましょう!!

(宇部市選出の2名の自公議員は、上関原発建設を推進する意見書に名前を連ねています。)

下記の6名の議員は、上関原発計画のことを質問されます。

 

12月7日(水)10:50~ 河合喜代議員(共産党・山口市)

        13:00~ 中嶋光雄議員(社民党・山陽小野田市)

12月8日(木)10:50~ 井原寿加子議員(草の根・岩国市)

        13:00~ 戸倉多香子議員(民進党・周南市)

12月9日(金)10:00~ 木佐木大介議員(共産党・下関市)

        10:50~ 佐々木あけみ議員(社民党・宇部市)

質問項目については、こちら↓をご覧ください。

http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a30000/h28-teirei-rinzi/11teireikai04.html

 

なお、与党議員の質問も傍聴したい方は、こちらをご参考に、お出かけください。

http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a30000/h28-teirei-rinzi/11teireikai01-2.html


 

 

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【市民学習会】12月3日の市民学習会、上関町からのお話です!!!

2016年12月01日 | お知らせ

今回の市民学習会は、12月3日(土)の午後に行われます。

なぜかというと、講師の方が上関町長島の方で、夜だと帰りが遅くなり過ぎるからです。

 

上関町長島(上関原発予定地が南側にある所)から、大谷利夫さんを迎えて、今の現地の状況を話して頂きます。

今、上関町では、上関原発に関する海以外の工事が、中国電力によりどんどん進められているそうです。。。

また、土地の買収も進んでいるそうです。。。

8月3日に村岡山口県知事が、埋立免許延長許可を中国電力に交付し、山口県議会の与党議員7名が原発推進の意見書を国に提出した結果が、こういう形で出ています。

現地の話を聞いて、少しでも阻止できることはないのか、みんなで考えましょう!!


山口県民のみなさん、上関原発ができても良いのですか?

このまま、黙って見ているのですか?

 

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市民学習会 上関現地の実態を知ろう!

   講師に 上関町 長島の住民

 大谷 利夫 さんを迎えて

 

「8月3日 県知事の埋め立て免許許可を境に、埋め立て工事がいつ強行されるか、危険な状況になっている。」

「中電は、今、原発建設を前提に、海の埋め立て工事以外は、全部やってしまおうとしている。」

「大きな重圧のなかで、祝島とは違った苦労を闘ってきた34年の上関原発反対の取り組みの歴史と現実を、

宇部や下関のみなさんに是非知ってもらいたい」(以上、大谷さんのメッセージより)

 

とき:2016年12月3日(土)午後1時~3時半 恒例の金曜学習会の振替です。

ところ:宇部市 緑橋教会 2F (うべ市役所裏)

会場費:カンパ100円

主催:いのち・未来うべ (学習部会) 連絡:080-6331-0960 (安藤)

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上関原発予定地(長島)




 

 

 

 

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