6月26日 中国新聞に掲載された意見広告です。
5月5日、新天町子ども祭りに出展しました。
11時を過ぎる頃にはすれ違う人がぶつかりそうになるくらい人が多かったのに、
チラシを受け取り関心を示す人は思ったより少なかったです。
というより、上関原発、中間貯蔵施設という文字がわかった瞬間、チラシを受け取り、シール投票をし話をしてゆく人と、受け取りを拒否し立ち去る人に分かれるという感じです。
これは学校で受け身の教育を受け、職場でも上からの指示を受け、疑問を持つことや周りとは違う考えを排除される環境に馴れている人が多くなったからではないかと思いました。
県内の問題なのに、学校でほとんど教えられていないことが、「わからない」、拒否反応につながるのではなかろとかとも思います。
小出裕章さんが言うように「1億人の傍観者に支えられている原子力」ですね。
しかし、こういう中で、チラシを受取り、シール投票を行い、スタッフと話し込んで行く人がいることは、本当にありがたいし、心強く貴重なことと思います。
どんな人でも、自分の家の裏に原発や使用済み核燃料の中間貯蔵施設が出来るときけば、反対するでしょう。人のことだと、「傍観者」でいるということが、できないのが原発です。福島の過酷事故を忘れられないし、また能登半島地震の警告も無視できません。
傍観者から、意思表示する当事者へ!
いのち・未来うべは、宇部から上関の原発計画と中間貯蔵施設計画に反対する市民グループとして、活動を続けます。ともに声をあげましょう。
岡本正彰 (いのち・未来うべ 代表)
昨年8月、使用済み核燃料の中間貯蔵施設の建設を発表して以来、
中国電力は、住民運動の盛り上がりをおさえるために、さまざまな嫌がらせ、スラップまがいの行為を行っています。
地元田布施町を起点に、2市4町の周辺地域の世論の高揚を牽引している、小中進さん(原発いらん!山口ネットワーク代表)に対して、不当な通知書を送ってきて、運動に圧力をかけてきています。
これに対して、小中さんは、中国電力の内容証明付きの、以下のように経過を説明して虚偽の通知書に反論書を出しています。
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経過報告
〇2024.03.11.「さようなら上関原発」3.11行動を中電上関事務所前で行う。
〇同日、3.11行動終了後、松浦圭記所長へ挨拶に行く(現地では、ガートマンの
指示に従って下さいと言われた。)
〇同日、現地の田ノ浦の集いの家までは12名で行く(山道の見学者は3名だけです。)
〇2024.03.15.松浦所長より配達証明付きで通知書が送られて来た。
〇2024.03.16.柳井警察署より確認の電話あり。虚偽だと伝えた。中電の脅し、圧力で
でないかと警察の方に質問したが、返答はなかった。
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以下で反論書をぜひ確認ください。
http://blog.konaka.sunnyday.jp/?eid=935
不当な圧力を許さず、上関原発はいらん!「核のゴミ」中間貯蔵施設反対の声をさらに大きくしていきましょう。
「まる新聞」151号 2023年5月2日 発行=村田みけこ
が、送られてきました。
見出しは、「祝島漁民の補償金拒否が原発着工を防いでいる」です。
熊本一規さんのホームページを読み込んで、さらに深めています。
憲法記念日に「権利に基づくたたかい」の基礎を学ぶのに最適です。
暮らしに生きる憲法が、ここにあります。
ぜひお読みください。
下記をクリックしてください。
昨日2月11日、森重晴雄さん講演会の終了後、「囲む会」で岡本正彰さんから紹介された資料は、
です。
牛山元美医師らの取り組みが、紹介されています。
参照ください。
【以下は、2月13日に追記しました】
また、岡本さんの発言は、以下です。(一部、修正加筆しています)
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原発防災として安定ヨウ素剤の配備を
いのち・未来うべ 事務局長 岡本正彰
今日、森重晴雄さんの話を聞き、原発建設に多く関わっている鹿島建設が偽装をしていること、福島原発の深刻な現況がわかりました。
この話を聞いて今後どうするか、
一つはこの話を広め、上関原発を建てさせない活動をする仲間を増やし、計画の白紙撤回実現につなげることです。
もう一つは、原発事故が起きた際の放射線被曝防御を宇部市から考えることです。
宇部市は私達が上関原発計画についての回答を求めた際も、避難計画や放射線防御については、「本市はUPZの範囲外だから国の判断に従う」の一点張りで、原発事故の危険性や事故が起きた際に市民をどう守るかについて、考えようとしません。
しかし上関原発が建てられていない現在でも、島根原発、伊方原発、玄海原発、川内原発に囲まれていて、ひとたび事故が起これば、放射能の影響が5kmとか30kmとかの範囲に収まるはずはなく、100km、250kmに及ぶことは福島の例を見れば明らかです。先程、森重さんも指摘されていたし、私たちは会員の横見出さんは、神奈川県川崎市から下関市に避難しています。
今日お配りした資料に牛山元美医師(さがみ生協病院 内科部長)らの提言を載せています。牛山医師は「日本では誰もが安定ヨウ素剤を備えておくべき」との考えで、オンラインで安定ヨウ素配布会を開催され、安定ヨウ素備蓄の重要性を広められています。しかも同じ考えの医師が複数人おられるそうで、心強いです。
牛山元美医師たちから学び、山口県に安定ヨウ素の必要性を考える医師がいなければ、お願いしてなってもらい、ひろめていく。そうすることで、松本市や丹波篠山市のように、行政で安定ヨウ素剤を備蓄させる体制づくりにつなげられればと思います。森重さんのお話の実践的な結論の一つして提案します。
ともに、進めて行きましょう。
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私たち、いのち・未来うべは、宇部市を中心に山口県西部で活動しています。
会員の資格は、別に地域に限定しているわけではありません。
「うべ」とひらがなにしているのは、まあ、宇部の周辺ですよ、というほどの意味です。
それはともかく、宇部は、ユニークな人が出てきます。
昨年、統一教会問題が浮上してから、ずっとテレビに出ずっぱりの紀藤正樹弁護士も宇部出身です。
さて、今度の週末、2月11日(土)に講演会を開く、森重晴雄さんも宇部出身です。
そして、数少ない原発の専門家です。
福島原発事故からまもなく12年。
宇部市民の中に、ぼつぼつですが、「原発は安全ではないのか」という意見がでてきています。
とくに、12年前、子どもだった人たちから、「学校では放射能が危ないとは言ってなかったよ」という声を聞くことがままあります。
本当でしょうか❓!
専門家は、どう考えているのでしょうか。
ぜひ、講演を聞きにきてください。院生・学生・中高校生は、無料です。
また、専門家からみた、今の福島の原発についての分析もあります。
チラシは、下記からみてください。
森重晴雄さん講演会 2023.2.11 宇部市総合福祉会館ボランティア交流ホール(大)120人
また、宇部市図書館入口のリーフレットコーナーに「原発ゼロへ!考える素材」を置いていますのでお持ち帰りください。