いのち・未来 うべ

わたしたちは、原発のない安全な未来を
子どもたちに残すことを願って活動しています

【お知らせ】3.14山口県民大集会第一回実行委員会&神田香織さん講談

2014年10月28日 | お知らせ

【3.14上関原発を建てさせない山口県民大集会第1回実行委員会のお知らせ

来年3月14日(土)午前10時より、3.14上関原発を建てさせない山口県民大集会を開催すべく、第1回実行委員会を下記の要項で開催いたします。

前回の全体会合で上関原発を建てさせない山口県民連絡会に改称しましたが、集会の実行についてはこれまで通りの準備を必要とします。

各地での取り組みや集会全体像について協議する場となります。

安倍政権が原発推進を進めているので、上関原発計画は止まっている訳ではありません。

ぜひ、多くの方にご参加いただければ、と思います!!


日 時:11月8日(土)18:00~20:00(予定)
場 所:小郡地域交流センター 
http://www.city.yamaguchi.lg.jp/cms-sypher/www/section/detail.jsp?id=1370
※いつもの「小郡ふれあいセンター」ではありませんので、ご注意ください。




その会議の前に、11月8日には、山口市内で神田香織さんの講談を聞く、学習会があります。

原発をつくらせない山口県民の会「学習会」 ~講談師 神田香織さんとともに~

              演目:新作「フクシマの祈り」

日 時:11月8日(土)午後2時開演

場 所:山口県立図書館レクチャールーム

参加費:1000円

問合せ:083-934-5266(原発をつくらせない山口県民の会)


*神田香織さんの紹介

福島県出身 福島県立磐城女子高校卒業。

1980 神田山陽に入門

1985 三部作「剣舞入り講談」「JAZZ講談」「寺山修二作品」などを発表。以後、神田香織独自の講談を次々発表、公団の新境地を開く。

1986 「講談はだしのゲン」公演で日本雑学大賞受賞。

1989 真打昇進


神田さんは、福島原発事故以来、その不条理を告発し続けていらっしゃいます。

今回の演目、新作の「フクシマの祈り」は神田香織さん渾身の一作です!

神田さんは、今年夏に開かれた島根原発再稼働反対集会にも参加されています!!

ご都合のよろしい方、どうぞご参加ください。







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【修平のブン文】 24日5時~山口県庁広場へ集まろう!嘘つき内閣と違法状態の県庁へ県民の抗議の声を!

2014年10月23日 | お知らせ

いのち・未来うべで毎週、金曜ウォークに参加し、山口県庁前でのアピールも続けている崎田修平さんから投稿がありましたので掲載します。原稿をいただいたのは、安倍首相の所信表明演説の直後でしたが、今も全く古くなっていません。

そればかりか、女性2閣僚の辞任、新閣僚のSMスキャンダルと続く惨状は、崎田さんの指摘の通りです。

そして、原発再稼動内閣とでもいう布陣は、担当大臣のいい加減さを露呈しています。

嘘を塗り固めて川内原発再稼動を進めようとしている政権。

その政権のご機嫌をうかがいながら、あわよくば再稼動に続く新設増設論の浮上と上関原発計画の推進を狙う山口県。

そのために、「判断先送り」という違法状態を平気で繰り返しています。

この先には、原発事故と戦争への道が敷かれているとしか思えません。

 

10月25日は、上関・室津現地で集会とデモがあります。

山陽小野田・宇部実行委員会は、バスで行きます。(別項 参照)

それに先立つ明日24日は、定例第4金曜アピールです。

山口県庁に県民の抗議の声を届けましょう。

なお、山口井筒屋前⇒ 中電・市民会館前の定例金曜デモも行われます。

都合つくかたは、ご参加下さい。 午後6時出発です。

 

 

 "ソフトな言葉で飾る独善"

 安倍首相の所信表明演説(全文)を読んで 

             田修平 

 

 黙っておれない心境です。
 『修平のブン文』として、感想を書きました。
 原発については、「規制委員会により求められる安全が確認された原発は、・・・再稼働を進めます。」と、言っています。

 この表現はどだい日本語になっていない。しかし、あえて曖昧にしているのでしょう。
 演説原稿をつくった官僚は、
「規制委員会が安全と確認した原発は、・・・・再稼働します」
と、言えないことを承知しており、慎重に避けているのだと思います。
なぜなら、「規制委員会は安全を判断しません」(田中委員長)と言っているわけですから。


 ここの矛盾をそれこそ、『戦略的』に誤魔化そうとしてしいるのだと思いました。
 原発を国の「成長戦略」政策に組み込んでいるわけですから、脱原発は、「政治」を帯びるのは、ある程度仕方ないかと、・・・・。




 先月9月29日、第187回国会で安倍首相が行った所信表明演説(全文)を読み、その感想を一言にしたのが、表題の"ソフトな言葉で飾る独善"である。

 例によって、「美しい、豊かな、個性、女性、ふるさと、津々浦々、平和」などのソフトな言葉と対照的に「力強く、攻める、頑張る、挑戦、積極的、戦略」などの硬め(ハード)な言葉が多くあり、特に、お好みは「戦略」らしく7回も躍っていた。そして、これらのソフトとハードの言葉を繋ぐかなめの殺し文句が、「経済最優先」と「積極的平和」主義であるようだ。

 「平和」と「積極的」を繋げた「積極的平和」は、元々、日本語として木に竹を接ぐような違和感があり、概念としても、平和学における定義:『貧困、抑圧、差別などの構造的暴力がない状況』とは異なる意味で使っている。すなわち、首相の言う「積極的平和主義」とは、2013年の国家安全保障会議と閣議で決定された、『国際社会の平和と安定及び繁栄の確保にこれまで以上に積極的に寄与していく』ものだそうで、これが「集団的自衛権」の行使とセットであろうことは容易に想像できる。本演説の中では、インド・モデイ首相から強い支持を得たと自賛している。


 演説の見出しは、一 災害に強い国づくり、二 復興の加速化、三 地方創生、であるが、いずれも中身は、今までいかに無策、手抜かり、底抜けの政策をやってきたかの吐露にすぎず、この場合の語り口はソフトなのだ。二では、2020年開催のオリンピックを「復興五輪」と称して、それが福島の復興の目くらまし作戦であることを自ら白状している。

 三では、島根県隠岐の海士(あま)町のロゴ『ないものはない』を、「大事なものは、全てここにある」との意味に勝手(アベコベ)に解釈して、地方創生の成功例として讃えている。

 しかし、地元では、コンビニもスーパーもなければ、娯楽施設もない、本当に、『何にも無いよ』という開き直りの言葉でもあるのだ。過疎が進み、町が消滅する寸前に追い込まれたとき、みんなが、本当の豊かさは何か?と問い、唯一、豊富な魚や農産物を拠りどころとして、地域の人どうしの繋がりを大切に、無駄なものを求めず、シンプルライフを営むことが真の幸せではないかと、気づいた。町おこしの大きな原動力になったIターンの若者の一人(大手自動車メーカーで働いていた)は、『行き過ぎた資本主義の限界を感じた』ことがIターンの契機となったと語っている。それを、「伝統ある故郷を守り、美しい日本を支えているのは、中山間地や離島を始め、地方にお住いの皆さんです。そうした故郷を、消失させてはならない。もはや時間の猶予はありません。」などと、これまでさんざん棄民レジームを展開してきた本丸がぬけぬけと言っている。


 四 地球儀を俯瞰する外交 では、「世界に、自由に、大きな経済圏を創り上げる。TPP交渉や、EU、・・・など、経済連携を戦略的に推し進めてまいります。」と、ここではハードな語り口になる。上記、三 地方創生の言説とベクトルが反対ないし、両立困難なことを言い、つけては、「積極的平和主義」を堅持して、「国民の命と平和な暮らしは守り抜く。」、「その決意の下、切れ目のない安全保障法制の整備に向けた準備を進めてまいります。」と、強気に出る。


 それにしても、外交は「地球を俯瞰」してやるのではないのか。

 「地球儀を俯瞰する」とは、かつての映画「チャップリンの独裁者」に出るアデノイド・ヒンケルを連想してしまった。ヒンケルが世界征服を夢見て、風船の地球儀を机に寝そべっておしりなどでもてあそび、あげくは一瞬で破裂するあのシーンだ。このフレーズ、ひょっとすると、原稿を書いた官僚が仕込んだブラックユーモアかも、それとは知らずに滔々とお読みになったのかも、などと心配に・・・。


 五 成長戦略の実行 では、「女性が輝く社会」、「原発再稼働を進めます」、「国家戦略特区」、「頑張れば報われる」、「成長戦略」などの言葉が躍り、六 おわりに は、四~五と相矛盾することを多くのソフトな言葉にのせながら、国民の奮励に期待して終わっている。


 結局、「ありとあらゆる可能性を開花させる」と言いながら、「今何を為すか」は国民に問いかけるだけで、ひたすら、「経済最優先」と「積極的平和」の独善の道を目指すようだ。

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22日スラップ訴訟公判の報告

2014年10月23日 | 脱原発

昨日22日は、上関原発埋立工事に抗議活動をした祝島島民2名とカヤック隊2名の方が、中国電力によって訴えられている、いわゆる『スラップ訴訟』(恫喝訴訟)の公判が、山口地方裁判所でありました。

広島から貸切バスで、カヤック隊の岡田和樹さんと共に、詩人のアーサー・ビナードさんや多くの方が来られました。

また弁護士さんが、約6名(福岡や神戸から来られてました)こられ、このスラップ訴訟が、全国的に注目されていることが判りました。

日本には、スラップ防止法が無いため、このような訴訟が堂々とまかり通っていることが判りました。

(スラップ防止法があるのは、アメリカ、オーストラリアなどです。)

多くの人に、このような理不尽な訴訟があることを知らせ、日本にもスラップ防止法を作る必要があることを痛感しました。

この訴訟は、5年間も続いており、被告として訴えられた4名の方の精神的、経済的な負担は、かなり多くなっています。

 

*参考

「知ってください、スラップ訴訟(中国電力いやがらせそしょう)」のパンフレット

http://touminnokai.main.jp/doc/slap.pdf


今回は、詩人のアーサービナードさんも傍聴に参加され、報告会や県庁前抗議アピールでスピーチをされました。

ビナードさんのお話の概略

「今、中国電力を支えているのは、ここに集まっている上関原発に反対している皆さんです!もし上関原発が出来たら、中電はとても大きな負債を抱えることになります。中電は、こんなにも中電を愛してやまない皆さんに、感謝しなければならないと思います(笑)また中電は、このスラップ訴訟を起こしたことで、ならず者企業、悪へ転落しようとしている。それから救う方法はただ一つ、上関原発を皆さんの力で建てさせないことです!!今はヒロシマで例えるなら、1945年の8月6日の前日の、8月5日です。まだ原爆は投下されていない。まだ原発はつくられていない。今なら、みんなで力を合わせて止められます!!

このスラップ訴訟のことを多くの人に知ってもらうために、今日ここに来られた人が家に戻って5人の人に伝えましょう。そしたら次回の公判では、抽選の札も足らなくなって、裁判所の人も、てんやわんやの大騒ぎになることでしょう(笑)次回の公判にも、僕はまた来たいと思います!」

「中電の株の9%を持っている山口県は、もっと中電に注文を付けるべきです!命を守ろうとしている人たちを苦しめないで、早く決着をつけるように、促すべき!!」

 次回は、来年1月27日(火)にあります。

今回は、広島から来られた人が多く、山口県勢が比較的少なかったのは、とても残念でした。次回は、山口県のみなさん、宇部のみなさん、もっと多く人数で傍聴に参加しましょう。


*参考

 意見陳述書   2014年10月22日   岡田和樹

  僕たち被告とされている4人をはじめ、上関原子力発電所建設計画当初から30年以上にわたって建設に反対してきた地元の人々や全国から駆けつけた多くの人は、中国電力が訴えているような過激で違法な妨害行為は行っていません。


 原子力発電所からは、必ず膨大な放射性汚染物質が排出されます。

 放射のは生命に直接危害を及ぼすものです。すべての生き物には、生きていくための基盤である大地・空気・水などの自然環境が必要であり、そこが放射能によって汚染されることは、生存する権利が奪われることです。何億年とかけて自然や生命が受け継いできた遺伝子を放射能は一瞬で破壊します。さらには、汚染された遺伝子や地域は、時間をかけても元に戻すことはできません。原子力発電所には、僕たちにとって利益でも夢のエネルギーでもなく、共存することができない放射能を強制的に背負わせる負の遺産です。生まれ育ったふるさとで、健康に幸せに生きていくためには、原子力発電所に反対するほか道はありませんでした。僕たちは一貫して、命やふるさと、自然や財産を守って生きていくため、平穏な非暴力の抗議行動を行ってきました。


 日本の原子力発電所は、世界に誇る技術によって、仮に事故が起きても多重の防護で放射能を封じ込め、安全であると言われてきました。しかし、安全のはずだった福島第一原発は事故を起こし収束の見通しも立たず、今なお高濃度の放射線汚染物質が排出され、世界中に広がり続けています。甚大な被害と想定外の事故が起きている以上、原子力発電所のあり方を根本的に見直さなければなりません。広島原爆から福島事故に至るまでどれほど多くの核犠牲者が出たのでしょうか。原子力の危険性に目をつぶり、なお建設や再稼働をすることは再び過ちを繰り返すことになります。


 僕は、中国電力の一消費者として、これまでの数ある不祥事と隠蔽体質の中国電力を信頼することはできません。

 2010年には中国電力が運転してきた島根原子力発電所で聞きの超過使用が500ヶ所以上、点検の誤記載と記載漏れが1150ヶ所以上あったと報告されました。緊急炉心冷却システム用のモーターなど最高度の信頼性を確保する必要がある機器52件の点検漏れと10年以上の超過使用も含まれていたと言われています。故意にも匹敵するほどの人の命に関わる重大な過失です。全国初の点検不備により原子炉は停止され、経済産業省からは保守点検ランク全国最低評価1を付けられ、この問題だけとってみても、中国電力が原子炉を安全に運転できる事業者ではないことは明らかです。また、放射性物質の処分計画や地元の避難計画も定めていない中で、原子力発電所建設を進める姿勢は、無責任そのものです。


 上関原子力発電所建設においては、これまでにも莫大なお金を地元に配り、選挙においては不正転入を行い、現地では反対する人に暴力をも働いてきました。計画は最初から原発建設ありきで、民主主義とは程遠いものでした。地元理解もないまま工事は進み、僕たちはやむを得ず、現地で抗議をするほかありませんでした。


 しかし、平穏克非暴力の抗議行動に対して、中国電力側は強硬な作業を次第にエスカレートさせていきました。

 海上に浮かぶ一人乗りの小さなカヤックに体当たりするように、大きな作業船を何度も急接近させ荒波を立てて脅したり、クレーン台船の周りで停止し抗議する漁船やカヤックの頭上で、1トン以上ある大きなコンクリートブロックを旋回させたり、日の出前には着工しないとしていた工事を次々と行い、真っ暗な海上で航行灯を点けて停泊し、抗議していた祝島の漁船を、真横から巨大なクレーン台船で押しよけて航行するなど、一歩間違えば死傷者が出るくらい危険な行為を行ってきました。僕たちは、自分たちの安全を確保するためにやむを得ず、ワイヤーに捕まって強引に進む工事に抗議しました。しかし中国電力は、「安全第一」としつつ、ワイヤーに掴まって抗議する男性を大型クレーンで吊り上げるというさらなる危険な行為をしました。

 そのあり得ない状況に強い憤りを持ち、僕もクレーンのワイヤーに掴まりました。直後、作業員4人により、ワイヤーからふりほどかれて、作業船に引きずり上げられた上に、甲板に押し倒されました。そして、3人がかりで首や手足を羽交い絞めにされました。その間も、目の前の作業は止まることなく続行され、首や腹部を絞め続けられていたため意識が朦朧とし、緊急搬送され5日間入院することになりました。中国電力は、僕たちの行動が過激で違法な妨害行為と主張していますが、中国電力自らが危険を招いて惹き起こしたものに他なりません。


 僕は瀬戸内海の沿岸で生まれ育ちました。

 このふるさとである瀬戸内海が大好きで、離れることができず、現在は自立して三原市小泉町で農業をしています。豊かな自然環境や先祖が辛苦して切り開いてきた土地を守り、何千年とかけて実り得た野菜の種子や、生きるための文化や叡智を大切に受け継ぎたいと思っています。日々海や山、川の自然から恵みを受けて暮らしています。先祖が代々繰り返してきた、自然と共にある地域に根ざした生き方こそが、将来にわたり持続可能で幸せな暮らしであると改めて実感しています。僕は、大切な命とふるさとを守ります。それを脅かす原子力発電所を絶対に許すわけにはいかないのです。


 この裁判が始まって間もなく5年が経過します。

 地元広島をはじめ、全国各地のたくさんの方に支えられていますが、裁判の先行きも見通せないまま、時間的にも金銭的にも拘束されて生活に多大な影響を受けています。また、僕たち個人からすると大きな権力を持つ中国電力という公益企業により訴えられているということは、想像していた以上に精神的に大きな負担となっています。僕たちは自分たちが訴えられていることに納得がいきません。そもそも、命や生活を守ろうとした行動が、一企業の利益に対する妨害行為にすり替えられていることは、とても悲しいことです。


 なぜ、中国電力は原子力発電所建設の大前提である住民からの理解を得ようとはせずに、抗議する意見を押さえ込むような争いをはじめたのでしょうか。まずは、建設工事を凍結し、裁判を取り下げ、会社と発電所の不祥事や隠蔽体質を改善し、信頼を回復することからはじめるべきではないでしょうか。僕たちは、一消費者として、中国電力に対し、命や生活、自然環境を大切にして、放射能によって苦しめられてきた広島にとって誇れる企業であってほしいと切に願います。



                                                      (み)

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【大切な連絡】 上関・室津行きのバスの詳細な時間です。

2014年10月22日 | お知らせ

いよいよ10月25日 上関・室津の現地集会とデモが近づいてきました。

上関現地の動向は、大きな位置を占めています。

「原発に反対する町民の会」「祝島島民の会」「上関の自然を守る会」の地元のみなさんの呼びかけに応えて、上関原発をつくらせない県民の声を示しましょう。

また、新設・増設も認めない山口県民の声は、鹿児島県の川内原発再稼動を止める力にもなります。

ぜひ、上関・室津に行って、「さようなら上関原発!」「川内原発再稼動阻止!」の意志を示しましょう。

 

上関原発を建てさせない山陽小野田・宇部実行委員会の現地行きのバスは、

以下のコースを通ることになりました。(残席、少々あります)

いずれも出発時刻です。ご注意ください。

 

 室津へのバスの時間 
 9:00  9:30に変更 山陽小野田市役所前 
 他の場所は、変更ありません。 
 9:30   宇部市役所前  
 9:50   西岐波ふれあいセンター前  
 10:20  山口市小郡総合支所前  
 10:40  山口県庁前 (9号線沿い) 
 11:00  防府市右田中学校前 

 帰路
 16:00   現地発
 
なお、弁当・飲み物などは各自でお願いします。
 

 
 ~~~~~~~~~~~~

 いのち・未来 うべ (代表:木下 愛)

  宇部市新天町2丁目 市民活動センター「青空」内

   TEL 080-6331-0960 

   メール:ando-maipenrai☆nifty.com   ☆を@に変換してください。

   毎週金曜の午後6時 宇部市役所前 金曜ウォークへもご参加ください。

~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

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【転載歓迎】10月22日(水)の予定、もう一度!追加事項有り!

2014年10月18日 | お知らせ

先日もお知らせしましたが、

10月22日(水)に、上関原発の埋立工事を妨害したとして、4人の一般市民が中国電力に訴えられた、

スラップ佐訴訟(恫喝訴訟)の公判が、山口地方裁判所であります。

http://blog.touminnokai.main.jp/?eid=8


下記の動画を見ると、何故、中電が、祝島島民やカヤック隊を訴えるのか、本当に訴えたいのは、祝島島民やカヤック隊の方ではないかと思うのですが……。

被告にされているカヤッカーの一人、岡田和樹さんが中電作業員によって負傷させられた時の動画

【「負傷者発生」 中国電力が埋め立て工事を強行 2009.11.7~8】

(4分半あたりに岡田さんが、船上でねじ伏せられている映像があります。)

 


もう一人の被告、祝島島民の清水敏保さんが作業員に抗議をされている時の動画

【上関原発 29年の歴史に刻む大強行 2011.2.21~】

(3分あたりに、清水さんが作業員に抗議をしている映像があります。)

 



この訴訟の公判はもう27回も開かれています。

その度に、広島や祝島(船で来るので1日がかりです)から、わざわざ山口市まで来なければいけません。


この度は、詩人のアーサー・ビナードさんが、この恫喝訴訟の傍聴団の団長として、多くの仲間と共に広島から貸切バスで来られます!!

傍聴席を私たち仲間で一杯にして、裁判所に、この裁判が注目されていることをアピールし、裁判官にプレッシャーを与えたいと言われています。

午前10時頃に山口地裁に集まり、10時半に傍聴席の抽選が行われます。

11時から公判が開かれ、この日は、上関原発を建てさせない祝島島民の会代表の清水敏保さんとカヤック隊の岡田和樹さんが、意見陳述をされます。

公判が終わった後、山口地裁の向側のビル林業会館で報告会があり、その場でビナードさんは少し話をされます。

また昼食後に山口県庁前広場で、抗議行動があります。

その時も、ビナードさんは、抗議スピーチをされます。

私たちもこの理不尽な訴訟に、抗議の意思を示しましょう!!

ご都合のつく方は、どうぞ、山口地裁に10時頃にお集まりください!!

 

 


2012年に、広島市中国電力本社前で、抗議に来られた祝島島民のみなさんを前に、ビナードさんがエールを送られた動画が下記です。

さすが、詩人だと思う内容ですね。

 「原発反対はいのち肯定」アーサー・ビナードさん祝島の人たちへ 2012.6.27


///////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////

そして、この日の夕方、宇部市では、ある講演会が開かれます。

これは脱原発ではありませんが、聞いておくべき大切な講演会です。

長野県に、第二次大戦の戦没画学生の絵画を集めた、『無言館』という美術館があります。

http://www.mtlabs.co.jp/shinshu/museum/mugon.htm


その無言館の館長、窪島誠一郎さんの講演会が開かれます。


~~無言館からの 命・人生、戦争~~

    戦没画学生の遺作が物語るもの

7月1日、安倍内閣は多くの国民の反対を押し切って、

集団的自衛権の行使を容認する閣議決定を行い、

「海外で戦争する国」づくりに一層の暴走をるづけています。

絵筆を銃剣に持ち替えて、戦場に消えた多くの若き

画学生たちの命、そして戦争について、無言館の館長、

窪島誠一郎氏が語ります。


日時:10月22日(水)18:30~20:30(18:00開場)

場所:宇部市シルバーふれあいセンター 2Fふれあいホール

料金:999円

問合せ:宇部緑橋教会TEL0836-21-8003

主催:憲法9条の会うべ


この講演会のチラシの裏側に、作詞家・小説家のなかにしれいさんが、今年7月に作られた詩が載っていました。

とても印象的な詩なので、ここに紹介したいと思います。


平和の申し子たちへ!

   泣きながら抵抗を始めよう

                      なかにしれい

  二〇一四年七月一日火曜日

  集団的自衛権が閣議決定された


  この日 日本の誇るべき

  たった一つの宝物

  平和憲法は粉砕された


  つまり君たち若者もまた

  圧殺されたのである


  こんな憲法違反にたいして

  最高裁はなんの文句も言わない


  かくして君たちの日本は

  その長い歴史の中の

  どんな時代よりも禍々しい(まがまがしい)

  暗黒の時代へともどっていく


  そしてまたあの

  醜悪と愚劣 残酷と恐怖の

  戦争が始まるだろう


  ああ、若き友たちよ!


  巨大な歯車がひとたびぐらっと

  回りはじめたら最後

  君もその中へ巻き込まれる

  いやがおうでも巻き込まれる


  しかし君に戦う理由などあるのか

  国のため?大義のため?

  そんなもののために


  君は銃で人を狙えるのか

  君は銃剣で人を刺せるのか

  君は人々の上に爆弾を落とせるのか


  若き友たちよ!

  君は戦場に行ってはならない

  なぜなら君は戦争にむいてないからだ


  世界史上類例のない

  六十九年も平和がつづいた

  理想の国にうまれたんだもの


  平和しか知らないんだ

  平和の申し子なんだ

  平和こそが君の故郷であり

  生活であり存在理由なんだ

  平和ぼけ?なんとで言わしておけ

  戦争なんか真っ平ごめんだ

  人殺しどころか喧嘩もしたくない


  たとえ国家といえども

  僕の人生にかまわないでくれ

  僕は臆病なんだ

  僕は弱虫なんだ


  卑怯者?そうかもしれない

  しかし僕は平和が好きなんだ

  それのどこが悪い?


  弱くあることも

  勇気のいることなんだぜ

  そう言って胸をはれば

  何か清々しい風が吹くじゃないか


  怖れるものはなにもない

  愛する平和の申し子たちよ


  この世に生まれ出た時

  君は命の歓喜の産声をあげた

  君の命よりも大切なものはない


  生き抜かなければならない

  死んではならない

  が 殺してもいけない


  だからこそ!

  もっともか弱きものとして

  産声をあげる赤児のように

  泣きながら抵抗を始めよう


  泣きながら抵抗をつづけるのだ

  泣くことを一生やめてはならない

  平和のために!






 

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【転載歓迎】10.25反原発デー県民集会へ!山陽小野田発、宇部、県庁前経由現地行きバスあります。

2014年10月13日 | 上関白紙撤回

10月25日(土)に、上関町室津で、反原発デー山口県民集会が開催されます!

上関原発計画の白紙撤回を求めて、毎年1回、この時期に行われます。

上関原発建設を止めたいと思われる方、是非、ご参加ください!!

 

裏面

裏面の文章部分

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

上関原発計画がどうなっているか、一緒に考えませんか?

 

山口県上関町に中国電力による「原発建設計画」が持ち上がって、32年が経過しました。

2011年3月の東京電力福島第一原発の事故により原発の安全神話は崩壊し、いま日本にあるすべての原発は停止しています。また、上関での公有水面埋め立て工事も中断されたままになっています。

 そんな中、2013年10月に中国電力は、工事再開の目途がつかないまま、公有水面埋め立て免許の延長申請を行いました。そしてその申請を受理した当時の山本知事は、それまでの『延長は認めない』とした自らの言葉などなかったかのように、可否の判断を2014年春まで先送りにし、後を引き継いだ村岡知事も2015年春まで、さらに1年間先送りしてしまいました。

 政府自民党は、既存の原発の再稼働を急いでいますが、原発の新増設には言及していません。国民の多くが脱原発を望む状況の中で、公有水面埋め立ての目的である新規設置となる上関原発の建設ができるのか、不透明なのです。山口県が中国電力に補足説明を求めている主な理由もここにあります。国の原発政策の中に上関原発がどのように位置づけられ、実現性がどうなっているのかの説明を再三求めているのです。中国電力に明確に答えられる事項でないことは明らかであり、国の政策が確定するまでの時間稼ぎに、県が協力しているとしか考えられません。また、上関原発計画では施設計画の確定において最も重要な原子炉設置の許可も、未だされていません。原子炉設置許可申請は2009年12月に提出されていますが、未だに審査は行われていません。その間に福島第一原発事故が発生し、審査を行う機関が変わり審査する基準も変わっています。二井元知事が表明された「新たな安全基準を満たす原子炉等施設の位置や規模が決まらなければ、土地利用計画は確定しない。」の意味はここにあります。

 村岡知事は公有水面埋立免許を「法」に基づき失効させるべきだと、私たちは考えます。もしもこの先、国の原発政策の中で、上関原発の位置づけが明確になり、原子力規制委員会から原子炉設置許可が出されるようなこととなり、その上で埋立許可申請があったならば、その時に再度受理する・・・。それが当然ではないでしょうか。

 私たちは、安全な原発など存在しないことを福島第一原発から学びました。悲惨な原発事故を二度と起こさないためには、原発をつくらないこと、そして今ある全ての原子炉を廃炉にすること以外にはないと考えます。私たちは、次代を担う子供たちのために、原発に頼らない社会の実現を求めていかなければなりません。

 未来に何を残していくべきか、一緒の考えていく機会にしませんか。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

今年は、3月8日に、『上関原発を建てさせない山口県民大集会』があり、以前にも増して、皆さんの結束は固くなっています。

 

宇部・山陽小野田地区からは、貸切バスも出ます。

  追記:山口県庁前 10時15分 出発 


とても難しく、面倒な問題ではありますが、私たちが未来に何を残したいのかを考えたら、上関原発は必要のないものであることは、確かです!!

みんなで、話し合いながら現地へ向かいましょう。


   ~~~~~~~~~~~~~~~~~


   いのち・未来 うべ(代表:木下愛)

       メール:ando-maipenrai★nifty.com  ★を@に置き換えてください。

     電話:080-6331-0960

     お手紙:〒755-0029 山口県宇部市新天町1丁目2-36 宇部市民活動センター「青空」内



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【転載歓迎】 10・25上関現地へ! 山陽小野田、宇部から直行バス!

2014年10月09日 | お知らせ

鹿児島へ川内原発再稼動阻止!でバスで行った山陽小野田・宇部実行委員会は、

バスは楽だし楽しいし、とてもいいものだということを発見しました。

おまけに、ずいぶん安い!です。

どうぞご利用ください。

お問い合わせ・お申し込みは、チラシをご覧ください。

「いのち・未来うべ」は、事務取り扱いをさせていただきます。

 

 

//////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////
山陽小野田・宇部~上関町室津まで、直行バス!!
いのちの海を守れ!
さよなら上関原発!
10.25反原発デー県民集会
日時:10月25日(土)
場所:上関町室津地区
 

バスツアー参加費 2500円
(公共交通での現地への往復は6000円前後です。)
 
日程(予定)

  9:00 山陽小野田市役所
  9:30 宇部市役所
  集会13:30~
 18:30 宇部市役所
 19:00 山陽小野田市役所
全行程一般道の利用。途中「長沢」にてトイレ休憩を予定しています。

 

満席となり次第締切りとさせていただきます。
食事は各自でご用意ください。
利用者が多い場合は補助席となることがあります。あらかじめご了承ください。

 

主催・連絡先 
「上関原発を建てさせない山口県民連絡会」山陽小野田・宇部実行委員会


共同代表
  浜野勝0836-67-1508  秋本和美 090-6405-1062 

  札場良年(メール)kamegon★ninus.ocn.ne.jp   ★を@に変換  してください。

口座
ゆうちょ銀行 記号 15540 番号 3628101名称 イノチミライウべ
料金の受けとりをもって受付けの完了とさせていただきます。


///////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////

 

 
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10/22スラップ裁判、アーサー・ビナードさんも傍聴!!スラップ裁判・原康司さん、11日宇部で講演会

2014年10月09日 | お知らせ

10月22日に山口地方裁判所で行われる上関原発損害賠償請求訴訟(スラップ訴訟)に、詩人のアーサー・ビナードさんが傍聴団の団長として来られます!!

広島から貸切バスで多くの人が来られます!

祝島の人々も来られます!

私たちも傍聴に行き、多くの人が注目していることをアピールしましよう~!!

http://blog.touminnokai.main.jp/?eid=8

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

4800万円損害賠償請求訴訟のおしらせ

原告:中国電力 被告:祝島島民2名.カヤッカー2名
日時 10月22日(水)11:00~
場所 山口地裁

 今回の裁判では、意見陳述が予定されています。傍聴される方はよろしくお願いします。
尚、傍聴希望者が多い場合は抽選となりますので30分前までにお越し下さい。
裁判終了後に裁判所向かいの林業会館で報告集会を予定しています。

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

裁判は11時からですが、傍聴席の抽選があります(予定)ので、10時頃に山口地裁へ集合しましょう。

報告集会と、午後から山口県庁前広場での抗議集会で、ビナードさんがスピーチをされます!

皆さん、よ~くビナードさんのお話を聞き、山口県に抗議の声を上げましょう~!!

 

この訴訟が、スラップ訴訟(いやがらせ裁判)と言われるのは、下記の上関原発反対運動の歴史があるからです。

●上関原発、32年にわたる反対運動

 1982年、中国電力による上関原子力発電所建設計画が浮上。それに対して地元の祝島島民をはじめ全国各地からの「いのちや生活・ふるさとを守りたい」という声に寄り、30年以上、計画は進みませんでした。

●中国電力の強行作業とスラップ訴訟

 ところが2009年10月、中国電力は住民の声を押さえ、埋立準備工事を強行。それに対して非暴力で抗議してきた個人に、中電作業員が暴行する事件も起きています。

 そして、同年12月、中国電力は抗議していた人の中から祝島島民2人と一般市民2人を選んで、工事を不法防御したとして約4800万円もの損害賠償を請求しました。

●長引く裁判とデタラメな訴状

 しかし、被告となった4人は、非暴力で抗議をしてきたに過ぎません。訴えられたことで、時間的にも金銭的にも、精神的にも苦痛を強いられています。また、中国電力が請求している損害についてはあいまいな部分があり、さらに妨害行為の証拠として提出した資料にも事実と異なるものが多く、裁判官からも正されています。

 この訴訟は、原発建設に反対する声を押さえ、萎縮させるための「スラップ訴訟」と言えます。

 (「知ってください、中国電力いやがらせ訴訟、スラップ訴訟パンフレット」より引用)



日時が前後しますが、

10月11日(土)に、下記の講演会があります。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

宇部自然保護協会の環境学習会  

「日本から韓国へ カヤックで横断 海岸漂着ゴミについて」

10月11日(土)

①15:00~17:00

 マイケル・リード氏、原康司氏 講演会

② 17:30~21:00 

懇親会

 場所:宇部市総合福祉会館2Fボランティア セミナールーム

 勉強会 無料  

懇親会3千円(早目に連絡を)

連絡先:携帯090-7137-4955(福場)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

*原康司氏は、前期のスラップ裁判の被告でも、上関原発反対運動に多大に貢献されています。

*マイケル・リード氏は、山口県の海岸(特に日本海側)で、漂着ゴミを集めるイベントを企画されています。

 

原康司さんプロフィール

  祝島の暮らしと原発裁判から転載させていただきました。

  http://goo.gl/A5h9ua

 


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【代表を引き受けるにあたって】 いのち・未来うべ 代表 木下 愛 の挨拶

2014年10月08日 | お知らせ

いのち・未来 うべでは、9月6日に開催した第3回総会で、2011年小出裕章さんのお話を聴く会以来の体制を新しい布陣に整えました。その場で、全員一致で選出された、新代表 木下愛の挨拶を掲載します。

 

写真は、3・8上関原発を建てさせない全県民集会で集会アピールを読み上げる木下 愛。

 

 

 

 

     「いのち」 と 「未来」  

                              木下 愛

日一日と深まる秋に心なしか背筋の伸びるような、なんとも凛とした季節です。
本年度「いのち・未来 うべ」の代表に選任いただきました木下愛と申します。


私のような若輩者が代表を務めさせていただくのは正直荷が重いのですが、一方で皆様と共に原発のない社会へ向けた活動の一翼を担わせていただけることをとても光栄に思っております。


3.11以後、各地で「原発はいらない」との声が今まで以上に大きくなったにも関わらず、政府は福島の惨状に目を伏せ、国内での原発再稼働・海外への原発輸出を推し進めようとしている昨今。「いのち・未来 うべ」に集う人と人との力は、まさに未来への希望です。


言うまでもなく、原発/核の問題はそのままこの地球に生きるすべての命の未来に直結しています。だからこそ世代を越え、地域を越え、私たちは“便利なもの”ではなく“本当に大事なもの”に価値をおく社会を紡いでいかなければなりません。「真に強く美しい」とは何か、「いのちがめぐる」とはどういうことか、私たちは知っています。他の命への共感と尊敬が多様で美しい色彩としなやかさを地域に織り込み、同じ時代をともに生きる命の深い優しさと怒りが強く鋭い力となってこの地球を守るはずです。


魚たちが泳ぐきれいな川や海があり、鳥たちが歌う澄みきった空がある。そして子どももおとなも草の匂いに埋もれ自由に転がり回れる大地が広がる、そういう当たり前の故郷を私たちの手で繋いでいきましょう。


皆様どうか、今後とも温かく力強いご支援ご参加をお願い申し上げます。

 

 


                                 
なお、3役などは、以下の通りです。

                代表  木下 愛

                副代表  尼崎 安秀   安藤 公門

                事務局長  浜野 勝

                監事   小畑太作  西村 真

 

今後とも、いのち・未来うべ をよろしくお願い致します。

 

 宇部日報に掲載された記事


 

注 新聞の文中に「会員最年少」とありますが、正確には、「運営委員など役員の中で最年少」です。

28歳より若い会員もいます。

 

入会希望、連絡 お問い合わせは、下記へどうぞ! 

 いのち・未来 うべ (代表:木下 愛)

  宇部市新天町2丁目 市民活動センター「青空」内

   TEL 080-6331-0960 

   メール:ando-maipenrai☆nifty.com   ☆を@に変換してください。

   毎週金曜の午後6時 宇部市役所前 金曜ウォークへもご参加ください。

 

 

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【下関の鍬野さんから】 下関、山陽小野田、宇部から山口県全体へ。世界の原発をなくそう。

2014年10月07日 | お知らせ

下関から一緒に参加した鍬野さんの当日のレポートを掲載させていただきます。

ストップ!川内原発再稼動の現地の熱気が伝わってきます。

この力を、全県に波及させ、10月25日の上関現地・室津の取り組みにいかしましょう。

上関原発計画の白紙撤回を実現しましょう。


~~~~~~~~~~

ストップ川内原発再稼働!9.28全国集会に参加

                              報告  2014/10/5 鍬野 保雄     

 

 928日朝、645分過ぎ下関市王司パーキングから7名の下関市民が“ストップ川内原発再稼動!928全国集会”に向かう「38山陽小野田・宇部実行委員会」がチャーターした大型バスに乗り込んだ。

バスには既に宇部、山陽小野田、周南、萩等からの参加者が乗っておられ温かく迎えられた。

バスは一路鹿児島へと向かう。天気は快晴でなんとなく行楽地へ向かう楽しい気持になる。大牟田から5名の方が乗車されるために、それまではお互いの自己紹介も控え、ひたすらバスの乗客となる。

 

 前日、御嶽山が噴火し、火山噴火が予知できないということを知らされた。川内原発は地図で見れば桜島から約50km、霧島山からは約60kmでいずれも今も噴火を続けている。まさに火山列島における火山密集地帯の一角にある。予知できない火山の噴火による火山灰による原発の停電、冷却機能喪失、メルトダウンが想定される。原子力規制委員会は「再稼働の基準はクリヤーしているが、安全とは言わない」という。また火山の専門家は納得していないし、国民の実感としても予知できない噴火、地震というものを想定しないで基準クリヤーといっても理解出来るはずはない。それでも再稼働をするというのはすじが通らない。

 

 バスは9時過ぎに南関I.C.先の高速バス停で大牟田の知人のYさん達5名も同乗。そこから各自自己紹介に入る。いろいろと説明をしたい人も居て、その話を聞きながらバスが進む。34名の参加者の自己紹介を聞きながら、バスは熊本県内を南下、八代から人吉へ向かう道は深く切り立った山間部をトンネルが相次ぎ人吉を過ぎて長いトンネルを抜けると視界が大きく開け、宮崎県のえびのP.A.へ着く。南国の明るい日差しがさんさんと降り注いでいる。バスはそこよりさらに一路南下、昼前に桜島S.A.到着。パーキングエリアには大型バスが沢山止まっており、バスの側面のガラスには「川内原発再稼動反対」の紙が貼られていたりして、九州各地から集結しているのが分かり心強かった。

   バスは鹿児島の高速I.C.を出て見慣れぬ鹿児島市内を通り抜けて、予定通り12時過ぎに会場の天文館公園近くまで私たちを運んでくれた。会場の天文館公園では午後1時からの開会に合わせて人々が集まってきている。公園入口ではチラシ配りが行われていた。それを受取りつつ会場に着くと緑の芝生がきれいに刈りそろえられていた。舞台の上には“さよならげんぱつ”“再稼動するな!”の横断幕とカラフルな織物のようなものが吊り下げられる等、カラフルな装飾が目に飛び込んだ。

 午後1時開会を司会者が宣言すると舞台上にはずらりと今日の発言者等が並んでいる。 鹿児島の主催者の挨拶は先ず若い女性が立ち「九州は安全な農産物供給地でありそれを放射能で汚染する川内原発再稼動は許さない」と力強く訴えた。

 

 続いて主催者団体事務局長の向原さんが、地震、火山の脅威の中で川内1号機は1984年、2号機は1985年のポンコツであり、安全というのは科学を冒涜している。安倍が九電の会長との会談で「何とかしますよ」といった718日は、規制委で審理中であり許せない。109日から15日に県内5ヶ所の説明会に押しかけよう。

 一部30km圏内に入る姶良市議会は24名の議員中、1名を除き「再稼動反対」決議を出した。また市来串木野市では住民の過半数が反対署名、薩摩川内市でも推進派囲む包囲網が厚くなっている。放射線を知らぬ無知蒙昧な権力に屈する臆病者、拝金主義者に、一歩も引かずに再稼動を止めさせる。


 開会して、会場の熱気も盛り上がり、陽射しは真夏のような暑さになった。さすが鹿児島である。   

 続いて鎌田慧さんが東京での川内原発再稼動反対集会(16,000人結集)をふまえて、安倍内閣の悪政が民意を全部踏みにじるもので、再稼動は「人は死んでももうければ良い」これだけあからさまな国民への挑戦である。福島の郷土は荒廃し、人々は流民になっている。原発はもうけられない、東電はメチャメチャになっている。原発はいったん稼働すれば半減期10万年の核廃棄物を残すが、安倍は10万年の禁固刑にしなければ。人間を助けるべき経済が人間を殺す。国内植民地に経済で従属させる。破綻した安心安全。絶対に未来の子どもを守るため、川内原発再稼働阻止は全国の子どもを守る闘いであり、今日一日がんばろう。

  次々にスピーチが続いた後で菅元首相が登壇した。 御嶽山噴火は予知出来なかった。川内原発の危険性は誰の目にも明らかである。3・11の午後630分には福島第11号機はメルトダウンが始まった。そして8時間後、地震津波から11時間でメルトスルーした。半径250km、5千万人の避難が必要と考えた。川内原発再稼働となれば九州一円がモノをいう権利がある。250km圏内の再稼働ストップに全力を挙げる。 

 共産党の国会議員2名、社民党の国会議員1名からそれぞれ連帯の挨拶があった。山本太郎参院議員も参加されていた。

  福島からは小川さんという男性より「3,11後26ヶ月、現在も22万5千名の人々が仮設の避難生活が続いており、原発による避難者は13万5千名であり、九州の人々にご支援いただいている。福島過酷事故は収束どころか、毎日400トンの地下水による汚染水を海に流そうとしている。既に1,700人が震災死しており、原発はいらない。莫大な血税が震災、原発事故につぎ込まれている。全国54基の原発をなくすてめに全力で発信をし、川内の人々と脱原発に向けていきましょう」と福島の報告。

 また川内村元村議の西山ちか子さんは川内村が「福島は安全で原発怖くない」と安全アピールしていることと「川内原発再稼働反対と原発は安全でないことを一般の人々に伝えてください」とアピールした。

 


  地元のいちき串木野市の住民代表達が壇上に上がり、私たちは故郷を失いたくないと数人で5月から始めた署名が今、人の過半数を超える15,655名分となった。市民の意見は再稼働反対である。(なお、9月30日、いちき串木野市議会と日置市議会は再稼働に同意を求めるよう鹿児島県知事へのそれぞれの意見書を採択した。)次々とアピールが続き、最後に本日の参加者7,500名と司会者が知らせた後、デモ行進に移った。

 

 

 県外参加者の隊列は前の方であった。自分たちの隊列の後についたグループのアピールがとてもまとまっていた。隊列の先頭に横断幕、その中央でマイクを握り歌を歌う人、その横でギターを弾き、その後ろで携帯スピーカーから音を流し、人々はノボリをもつか、竹の杖で道路を打ち、リズムを取りながらみんなが一緒にアピールするのだ。歌を歌いながら進む一団の横断幕にある「脱原発四万十行動」とはとネットで見ると四国電力の伊方原発に反対運動をしているグループだった。こんな楽しげに注目を集めるアピールデモはきっとやる方も楽しみがあると思った。

 8月末に来たときのように右翼の街宣車や大型車両が10台ぐらい来て、大音響で暴言を吐き威圧しようとした。どこからかお金が出てやっている「仕事」であろう。警察が彼等を規制していた。 

 4時過ぎにデモを終えてから、私たちを乗せて来たバスを待つ間、次々にデモ参加者が私たちの前を過ぎていったが、九州各地はもとより大阪の釜ヶ崎日雇労働組合の旗をもった労働者の一団もあった。

 

 私たちはバスを待つ間にみんなで記念写真を撮った。みんな無事デモを終えてホッとした表情だ。

 帰りのバスの中でまた一人ひとりが感想を述べ合った。 

 ある方は「孫の運動会は行かずに来れて良かった」

 また別の人は「力強い発言に勇気づけられた。これから子どもたちが健やかに育ってほしい」

 重度の身体障害をもつ岡本さんは「脳性マヒの不随意運動で途中で歩けなくなりました。これからも出来る限りがんばります。避難計画が必要な原発は要りません」

 また宇部の安藤さんは「250km圏内は当事者というのは常識だが、当事者は全国民にしなければ。川崎市の下水処理場では今、汚泥が450~700ベクレル/kgになっている。この汚泥を溜める所を持たない。今後問題になるだろう。(川崎市でこのレベルということが恐ろしい。)「原発を止めるためにも、山口から安倍退陣の声をあ げよう。そのために周南市で開かれる11月16日の集会デモに参加しましょう」と呼びかけた。首相退陣を求める思いを形に示して行きたい。そして参加者各自が感想を寄せ合って疲れも忘れて、話が続いた。

  バスは大牟田からの参加者5名とも別れ、山口県へ。下関到着は午後11時前。下関の参加者たち7名は王司P.A.で降りた。残り22名は宇部へと向かった。長い長い充実した一日だった。この体験を生かしてこれからも歩んでいくことだろう。この企画を準備してくれた「38山陽小野田・宇部実行委員会」の皆さんありがとうございました。これからも川内原発再稼働阻止と、上関原発計画阻止、そして世界の原発をなくしていくために共に闘いの炎を拡げていきましょう。

  

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