いのち・未来 うべ

わたしたちは、原発のない安全な未来を
子どもたちに残すことを願って活動しています

5月11日、李元栄さんを囲む会 

2024年05月05日 | 脱原発

お知らせ

 李元栄さんを囲む会

  時間が変更になりました。

  5月11日午前10時〜12時に変わりました。

〜〜〜〜〜 

昨年、ソウルを出発し、下関から東京まで

東京原発の汚染水放流反対のアピール行進をおこなった李元栄(イ·ウォニョン)さんが、

新たな呼びかけを行っています。

国際都市・京都でパレードと集会を行い、国際世論形成にむけて国連本部のあるニューヨークでアクションを起こすというものです。

それに先立ち、宇部市で下記の交流会を持ちます。

ぜひともご参加ください。

 

 李 元栄さんを囲む会

とき:2024年5月11日(土)午後1時〜3時 AM10時〜12時に変更

ところ:宇部市民活動センター「青空」

 通訳あり。ZOOMあります。希望者は、フェースブックのメッセージヤーで岡本正彰さんに申し込んでください。

以下に、李元栄さんの構想と趣旨説明を掲載します。

 

  核汚染水STOP世界市民宣言書(案) (2024-04-23)

 「どうしてあえて海に捨てようとするのかわかりません。 いくら希釈しても放射能の絶対量はそのままです。 海の生態系が破壊されます。 放射能は半減期があるので、きちんと保管しておけば大幅に減らすことができます。 なぜ保管できないのですか? 日本政府は、命を故意に破壊することをやめるべきです。 人類自滅のテロは中止されなければなりません。 これからは地球村の主人が乗り出さなければなりません。 韓国と日本の市民が歩いてこれを悟らせ、放流を防ごうとしています。 一緒に歩けば実現できます。」
~~~~~~~~~~~~~
 この文は2023年夏、ソウルから東京まで韓日両国の市民が1,600kmを行進しながら一緒に叫んだスローガンです。
 この数十年間、3度爆発した原子力発電所事故で、人類は核戦争ではなく、原子力発電所で滅亡する可能性もあるという事実を知ってしまいました。 世界450余りの原子力発電所で発生した核廃棄物は、人類に致命的な災難をもたらす水準を超えています。 2011年の東電福島第一原発事故が示す通り、事故が起きれば海は汚染されるしかなく、人間を含む地球生態系に途方もなく大きな衝撃を与えます。
 地球の生態系において、すべての生命体は他の生命体と互いに依存して存在してきました。 人類も同じです。 人類には、自分の未来世代はもちろん、生態系のすべての生命体の生存を尊重しなければならない責任があります。 そのため我々は、不注意に放流された核汚染物質を回収して生態系から分離する方法を探さなければなりません。 そのような努力をして当然なのに、むしろ日本政府は生命体に致命的影響を及ぼす核汚染物質を意図的に海に捨てています。ここに根本的な問題があります。
 これは、人類を含む地球生態系の生命を殺そうとする犯罪行為にほかなりません。 子どもたちの未来を犠牲にして現世代の利便性を享受しようとする利己的な行為を手本として見せています。 この誤った手本が続いていくことになれば、破滅するしかありません。

 ロシアが原子力潜水艦から廃棄物を放流しようとすることに日本政府が激しく反対し、ロンドン条約議定書(1996)が採択されました。 しかし、今は自己矛盾に陥っています。 さらに問題なのは、米国と国際連合(UN)です。 米国の連邦政府は、国際原子力機関(IAEA)の主張を根拠に日本政府に肩入れしています。 しかし、IAEAの公正性は認められていません。 核安全の責任を負わなければならない立場にありながら、操作と捏造も辞さない国際機関です。

 国連も問題です。 自らが作った世界自然憲章(1982)とリオ環境会議の合意で制定した地球憲章(2000)の精神にも背を向け、生態系の破壊を傍観しています。 国際社会の規範や秩序が根こそぎ壊された状態だといえます。 このままでは希望がありません。

 一方、100の海洋学研究所が集まった全米海洋研究所協会(NAML)、そしてノーベル平和賞(1985年)受賞団体である核戦争防止国際医師会会議(IPPNW)は、核汚染水放出の反対を明確にしました。 さらに昨夏、米国のマサチューセッツ州とニューヨーク州の州政府が核汚染水の放出を阻止しました。 州政府の判断こそ正しいのです。

 これ以上傍観することはできません。 ただ一つしかない地球。 これから数多くの生命と子孫が生きていく基盤である地球です。 各国の人民が意志と力を合わせて過ちを戒め正さなければなりません。 今こそ行動が必要です。

 特定国家の排他的利益から脱し、地球村のすべての民衆が意思を明らかにし、核資本と権力をコントロールしなければなりません。 今や民衆がそのような力を発揮できる時代です。 今年6月の「核汚染水STOP世界市民行進」の趣旨が示しています。 行進を通じて世界市民の意思を伝えるため、次の宣言を決議します。

 1. 人類と地球生態系を意図的に危険に陥れる日本政府は、核汚染水の海洋投棄を直ちに中止し、地球村のすべての生命に謝罪すること。
 2. これをかばう米国政府、そしてIAEAは支持を撤回し、安全な対策を講じさせること。
 3. 国連と国際社会は、これを阻止できなかった職務放棄を反省すること。
 4. 世界市民よ、このような過ちを傍観すれば、我々自ら子孫に罪を犯すことになることを肝に銘じ、犯罪を故意に犯す国家や勢力を積極的に戒め、正しましょう。
 5. 世界市民よ、私たちが地球村の主人であることを自覚し、すべての生命の尊厳を守り、正しい道標を立てていけるよう、ともに取り組みましょう。

 

  日本の同志たちに知らせます。


 今年はアメリカの大統領選挙(11月)を控えています。 米国内の核汚染水反対の世論を造成する目的を兼ねて、7月6日(土)ニューヨーク中心街と国連本部付近のGLOMA世界市民行進が確定しました。 6月8日(土)京都のGLOMA世界市民行進に続く朗報です。 これを日本の同志たちにもきちんと共有しようと、5月10日から一週間ほどの期間、福岡から静岡までJRの電車で移動しながら去年の夏一緒に歩いた同志たちに会って話をする構想をするようになりました。 その後、16日頃に記者団にも会ってから帰国しようと思います。 やむを得ずお会いできなくても、お知らせはお伝えしたいです。 何卒、よろしくお願いします.

                     (2024-04-26 李元栄 イ·ウォニョン)

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村岡県知事の発言をめぐって〜最大の人口減少と過疎化の原因は、原発と核施設の押しつけ

2024年05月04日 | 脱原発

村岡県知事の発言をめぐって

  〜最大の人口減少と過疎化の原因は、原発と核施設の押しつけ

             いのち・未来うべ 代表 岡本 正彰

 4月25日のYAB山口朝日放送は、以下の放送を行っている。

 
 人口戦略会議が4月25日、消滅可能性自治体を公表したことへの受け止めについて村岡知事は、「おそらく、地方の首長は推計結果について特段驚いていないと思う。むしろ、本当に人口が集中している首都圏の方が人口が減っているという意識がないんだろうと思う。」
 
 村岡知事は資料を取り出して、大学入学定員の約4割が東京圏の1都3県に集中していると説明し、人口配分から見て、いびつだと指摘した。
「ある程度都市に人が集まっていくのは国全体の活力としては必要だと思うものの、あまりにも過度な形で進んでいるところは、非常に危ういと思っている。」「県全体で人口減少対策は行っているが、個別の自治体だけで対策を行うことは難しい」とも話した。
そして、「これを単に人口が減っている地方の問題だけにとどめるのは非常に誤りだと思う。国全体の将来を見据えてどのように考えるのかを、これを契機に本腰を入れて考えていただきたい」と、このように話し、国全体で考えるべき課題だという姿勢を示した。
 
 その通りだと思う。ここまで言えるのなら、上関原発計画と中間貯蔵施設計画ははねつけてほしい。
 今まで、村岡県知事は、国を批判しないことをモットーにしていたフシがある。原発について「エネルギー政策は国の専管事項」、阿武町と萩市むつみのイージス・アショア配備については、安保防衛政策は国の専管事項」という答弁を繰り返してきた。今回の人口減少問題でも、あえて原発や岩国基地については触れないようにしているが、だれが考えても、この2つは、人口減少の原因になっていることは明らかではないか。

 原発や基地に依存しないまちづくり・県つくりを志向し、原発や中間貯蔵施設に対して、きっぱりと「ノー!」を言って、若者はもとより、県民が暮らしやすい県政を展望することこそ県知事の役割ではないのか。
 国の政策の問題を指摘するなら県民の立場にたって、そこまで主張してほしいものだとニュースを見直しながら思った。
 
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金曜ウォーク配布資料「考える素材」バックナンバー(2023年1月〜)

2023年01月08日 | 脱原発

023年1月6日 87号(545回目) 戦争と原発、タモリ氏「新しい戦前」と原子力基本法 

 2023年新年第1回目の金曜ウォーク。7人の集まりでした。岡本正彰さんから「コロナで参加できませんが、みなさん、体調に気をつけて今年も元気に声を上げていきましょう」というメッセージがありました。

 「一日も早く、こんなウォークをしなくてもいい世の中になってほしいものですね」という声がありました。

 核の軍事利用を、つまり核武装を平然と謳っている法律がある!!!
 原子力基本法の第2条、目的に記されています。戦争を止めることと原発のない社会をつくることは、一体です。

2023年1月13日 88号 (546回目)地域実行委員会の結成集会 

岡本さんがコロナ回復して参加。雨が止まないので新天町商店街の西側入口でミーティング、その後、アーケードのなかを歩きました。配布資料に小出裕章さんの講演動画(原発の軍事利用、戦争のための原子力=核政策について集中して論じたもの)のQRコードを付けました。 

2023年1月20日 89号 (547回目)森重晴雄さんのアピール(挨拶) 

 

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金曜ウォーク配布資料「考える素材」バックナンバー(2022年6月〜12月)

2022年07月01日 | 脱原発

 金曜ウォーク配布資料 バックナンバー

2022年12月30日(金)84号 「(心は)東へ西へ」

2022年12月23日(金)83号 豪雪と原発

2022年12月16日(金)82号 熊本一規さん講演会資料

2022年12月9日(金)81号上関ギャザリング。3月集会実行委員会。

2022年12月2日(金)80号 熊本一規さん学習会、権利に基づく闘い

2022年11月25日(金)79号 県民連絡会も山口県へ申入れ

2022年11月18日(金)78号 山口県と中国電力に申入れ

2022年11月11日(金)77号 子ども甲状腺ガン裁判第3回報告  

2022年11月4日(金)76号 「許可はするが工事はするな」

2022年10月28日(金)75号 意見募集、若い世代の原発についての意見

中国電力の素早い反応に疑問の声がだされました。
まるで選挙の結果を待っていたかのような対応です。

中国電力は、10月25日、山口県に対して公有水面埋め立ての申請をまたもや行いました。

また同時に、上関原発を建てさせない祝島島民の会を提訴しました。

金曜ウォークに新しく参加し人から疑問が次々と出されました。

「そもそも、国の認可を受けていない原発工事のためにどうして上関町田ノ浦の海岸を埋め立てる許可をだすのか」
「会社が計画しただけで公共の海を埋め立てるできるのか?」
「そもそも、許可を出した県知事は、つくられるものが原子力発電所ということを知っているのだろう。火力発電所でもなんでもなくて、原発ですよ。許可したということは原発に県知事として賛成ということじゃあないの。ならば、その旨はっきりと言って事故が起こった場合は私が責任をとります、と言うべきだよ、本当におかしいよ」
この意見に対して、
「前回の許可を出すときには、県知事は、文書を出して『原発の基本計画が認可されているわけでないので埋立て工事には着手しないように』という文書を出しているんよね、工事の許可はするが、工事はするな、なんじゃらほい!でしょう。デタラメですよ」

 

2022年10月21日(金)74号 原発は人を減らす装置

今日の金曜ウォークで配布します。

また、上関町長選挙に応援に行った仲間からの感想や中間報告が行われます。

 

2022年10月14日(金)73号 上関町長選挙、同町議補選
 上関町長選挙が、急に行われることになり、上関原発を建てさせない祝島島民の会から町長選挙に木村力(つとむ)さん、町議補欠選挙に堀田圭介さんが出ることになりました。小中進さんが、応援の呼びかけを行っていることが報告されました。配布資料の詳細を確認しました。
 また、いのち・未来うべの総会の準備状況の報告、
 ピースサイクルへの協力が検討されました。

宇部新川駅近くのキッチンカーは、椅子やテーブルが整備されて、「雰囲気が出てきたねぇ」という声が聞こえました。金曜夜の人出は回復しつつあるのでしょうか。「上関原発はいらない!」のアピールが少しでも届けば、と願います。

2022年10月7日(金)72号 民事調停、熊本一規さんの報告
 
 今日の金曜ウォークには、30歳の男性が参加しました。 自己紹介がありました。若い人が参加すると論議も一層にぎやかになってきますね。 

 上関原発、中国電力が申し立てていた海上ボーリング調査をめぐる民事調停は、月に1回は開かれ、年を越すのではないかと予測されていましたが、10月5日の第1回で「不成立」となり、この日で終わってしまいました。すでに新聞、テレビで報道されていたので、この日のウォーク前ミーティングの話題は、不可思議な進展に疑問や意見が集まりました。

 答えは、簡単でした。中電が「法律論争をしない」と言って調停を打ち切ったからです。実質的に取下げたと言ってもいいでしょう。事前に送った祝島島民の会の質問書、回答書に明らかに法律論で争うこと、その論点が明示されています。さらに漁業法などの追加資料もこの日に出されています。

 「法律論争をしない」ということは、「反論できません」ということです。
「なぜ、こんな誰がみても完敗宣言ととれる対応を中電側の弁護士さんたちが選択したのか?」という疑問が参加者から出されました。 
 詳しくは、熊本一規さんの報告をお読みください。熊本さんは、祝島の島民の会の清水敏保さん、木村力さん、それに代理人弁護士の中村覚さんとともに、島民の会特別会員として調停に立ち会っていました。


2022年9月30日(金)71号 祝島島民の会の中電宛て質問状
 10月5日から柳井簡易裁判所で中電の申し立ててきた民事調停が始まります。公開の裁判と違って非公開で行われるため傍聴にも行けないのですが、公有水面の埋立期限が来年1月には切れる中で、中電の焦りが感じられます。しかし、岸田政権が原発全面「活用」の方針を出した中で新設増設の焦点に上関原発が立つことは明白です。原発はいらない!島民の会の主張を広げることを確認しました。

森重晴雄さんが経産省に提出した鹿島による耐震偽装の調査の申請書が主な話題でした。仲間の詳しい説明がありました。詳しい学習会を行うことになりました。
 原発は、再稼働も新増設・革新小型炉も検討する以前に、「福島はどうなっているのだ。問題をずらすな」の声をあげよう、という意見が出されました。その点で森重晴雄さんの経産相への審査請求を重視したいと思います。
 「安倍元首相の国葬・県民葬に異議あり!山口県民の会」事務局の坂本史子さんもウォークに参加し、県への質問書の提出と回答の報告、10月15日、下関で行われる県民葬への抗議を行おう、というアピールがありました。

2022年9月23日(金)70号 森重晴雄さんの訴え

 今日は、いつもの金曜ウォーク。急に寒くなってきたせいか、体調不良で参加できない仲間もいました。
ミテーィングの話題は、森重晴雄さんの訴え。おしどりマコケンとの対談を途中まで見た人の感想として、「専門用語が多くて難しかった。でも、鹿島の耐震偽装が本当なら日本中を揺るがす大問題ではないか。背筋が寒くなった」と語りました。

 宇部出身ということもあり、「確か、森重さんと彼女は、宇部高校の同級生ではないか」と指摘する人もいました。
 また、宇部高専で行われた森重さんの講演会に参加したこともあるという人もいました。

 いずれにせよ、大事なことなので、しっかり理解して、その上で広めて行きたいと確認しました。
 
宇部新川駅近くのキッチンカーは、2台出ていました。


 「日本で2番目においしい・・・」と幟がでていたので、「一番はどこですか?」と尋ねると
 「お母さんが家でつくったもの」という答えでした。10時まで開いているそうです。

2022年9月16日(金)69号 原発と戦争 「我が国の安全保障に資すること」

9月16日の金曜ウォーク@うべは、午後6時から真締川公園(宇部市役所横)で開催された総がかり行動宇部の集会とデモに合流しました。集会は、安倍元首相の国葬・県民葬に疑問と怒りを表すものとなりました。いのち・未来うべからは、岡本事務局長が、障がい者とアベ政治について、安藤代表が原発と戦争について、とくに原子力基本法第2条の「我が国の安全保障に資すること」について、原発は核武装を準備するものであり、2,012年の法律改正で書き加えられていること、戦争への道と原発が連動していること、を訴え、それを進めてきたのが、福島の原発事故を「アンダーコントロール」と言って押し隠し、オリンピックでごまかし、さらにアメリカとの核共有論を主張したのが安倍元首相であることを指摘し、国葬にも県民葬にも反対であることをアピールしました。デモにも、会からいつもより多い人数で参加しました。

2022年9月9日(金)68号 要請書「原発推進方針の撤回を」

金曜ウォークのミーティングでは、岸田政権の原発の推進政策への大転換についての話題と
旧統一教会と自民党の関係の批判、安倍元首相の国葬批判に集中しました。
一番おかしいのは、反社会的団体としての旧統一教会と関係を断つと自民党議員の「調査」を報告しながら肝心の安倍元首相については何の言及がないばかりか、国葬の対象に祭り上げるというのです。犯罪の片棒を担いでいる人を法的根拠もないまま国葬(山口県では県民葬まで行おうとしています)を行うことは道理の通らないことです。

来週の金曜ウォークは、9月16日は、総がかり行動うべの行動に合流します。
午後6時、宇部市真締川公園(宇部市役所西側) 集会とデモが行われます。
主催:戦争させない・9条壊すな!総がかり行動うべ実行委員会

 

2022 年9月2日(金)67号 岸田政権の原発新政策批判2 東海第2
全国で岸田政権の原発新政策への批判が、旧統一教会擁護の自民党批判と相まって、
累乗効果となって、高まっています。
各地で続けられてきた脱原発・原発ゼロの声が、今その成果を発揮しようとしています。
今週号には、各団体の抗議声明を紹介しました。
また、時宜を得た東海第2原発現地の抗議行動の紹介と抗議声明を掲載しました。


2022年8月26日(金)66号 岸田政権の原発新政策
ついにと言うべきか、岸田政権はGX会議なるものをつかって
原発の新増設(再稼働、寿命の延期、新型炉開発など)を発表しました。
旧統一教会問題と安倍元首相の国葬をめぐって国民世論に追いつめられて
話題を切りかえようとしている、という論評もありますが、流れから言えば政権発足以来の狙いを
打ち出したことには変わりありません。
その内容は、とうてい認められるものではありません。
今週号には、福島の現地の声、福島民報の論説を掲載しました。

2022年8月19日(金)65号 田ノ浦参加報告と経済安保
今日は、戦争させない・9条壊すな!総がかり行動うべ実行委員会の行動に合流しました。
真締川公園(宇部市役所西側)で開かれた集会のリレートークで岡本正彰さんが「安倍元首相は原発を進めてきた張本人、国葬も県民葬も認めるわけにはいかない」と発言しました。また、「考えるヒント65号」を参加のみなさんに配布し、福島と経済安保による戦争準備に注目することを安藤代表が訴えました。その後、デモに参加しました。

 

2022年8月12日(金)64号
曇り空でしたが、湿度が高く連日の猛暑を引きずっています。
ヒストリア宇部横の一角でミーティングを行いました。

岡本正彰さんが、できたての「いのち・未来うべ 通信26号を配布しました。


今日は、坂本史子さんも自転車を押して参加。
裏面の資料に添付した安倍晋三元首相の国葬・県民葬に異議あり!山口県民の会の知事あての要望書と質問について説明してもらいました。坂本さんは、呼びかけの事務局をしています。
連日の報道やSNSへの投稿などで国葬県民葬の疑問が高まっています。行政の中立性公平性を大きく損な

います。原発の側面からみても、安倍元首相のオリンピック強行のために「福島の原発事故はアンダーコントロールされている」という発言は、福島の原発事故の実態を押し隠すものでした。

宇部新川駅前では、交差点の一角で木下徹さんが、路上ライブを行っていました。記念写真としばし歓談。

 

2022年8月5日 (金)63号

 旧統一教会と政治の問題は、山口県でも国会議員の名前が次々とあがっています。
 上関原発は、これらの人の力によって進められてきたと言っても過言ではありません。

同時に、原発をめぐる動きも激しくなっています。汚染水の放出を福島県知事と地元首長が認めました。

見逃してはいけない大きな動きです。地元の抗議声明を添付しました。

2022年7月29日(金)62号 

暑い日が続きます。
ヒストリ宇部の横の日陰で意見交換をしました。
今日の意見・情報交換でも、旧統一教会と自民党政治の話題が中心でした。自民党を支持してきた人は知っていたのでしょうか。岸防衛大臣(故・安倍晋三氏の実弟)は、記者会見で「選挙で協力してもらっている」と発言し、隠すことすらしない態度にも驚きと怒りの声がありました。岸氏は、上関原発を抱える山口県2区が地盤です。
国葬について中止を求める行動を起こそう!という呼びかけが行われました。


岸田政権になって急速に原発の新増設を求める発言と報道が増えています。
狙いは上関原発です。
原発緊急事態宣言下に今も日本はある!小出裕章さんの講演で触れられるこの事実。

事故を起こしてからでは何を言っても遅い。

法律などの資料を掲載しました。

宇部市役所の旧棟(国道沿い)は、外観はまだ解体されずに残っています。8月には解体されるのでしょうか。

 

2022年7月22日 61号

国葬の話題が中心になりました。何という愚かなことに税金を使うのか。福島の現実をオリンピックで押し隠してきた人をなぜ賞賛できるのか、世界中に自分の財布からのようにお金をばらまいて、国民は苦しんでいる。そんな人を到底、「偉人」扱いすることは許されない。朝日新聞の川柳はよかったなど。

ヒストリア宇部の横のテーブルと椅子は、ミテーィングにちょうどよいですね。

ここで日頃からお茶でもしながら話し合えば面白いでしょう。
対面の市役所の解体工事は、内部が進んでいるのでしょうが、まだ外観はもとのままです。

2022年7月15日 60号

アベさん銃撃事件について意見が交わされました。小出裕章さんの見解が論議されました。
選挙の結果と昨日の岸田首相の原発9基稼働指示に「日本国民はいつまで、だまされればすむのだ」という意見もありました。
なお、金曜ウォークの新しい集合場所は、宇部空襲の記念標柱の立っていた場所です。
集合時間に岡本正和さんがミーティングに参加し、来年7月2日に宇部市による新しい記念碑が建つという説明がありました。
この「考える素材」は、先週号から宇部図書館の雑誌スポンサーの棚に置かれています。

2022年7月8日 59号

 節電キャンペーン

金曜ウォークの集合場所(スタート・ゴール)が、

新川橋(ヒストリア宇部隣り)になって2回目のウォークです。
本が2冊回覧されました。
平和フェスタ2022のチラシが配布されました。
安倍晋三・元首相の死亡確認のニュースが、スマホを見ていた仲間から
伝えられました。

 

2022年7月1日 58号 

 松本子ども留学と上関田ノ浦海岸で泳ごう。

ミーティングでは、最近の電力不足キャンペーンの狙いに話題があつまりました。
参議院選挙後の再稼働・新規原発建設の動きの加速に注意が必要と確認しました。
他に、最高裁判決について岡山の大山弁護士の意見と解説。
中国電力の株主総会の報告など。

今日から集合場所は、新川橋(ヒストリア宇部隣り)になりました。

2022 年6月24日 57号
 6月17日の最高裁判決への怒りが、充満しています。

 「責任」とか「監督」「指導」「規制」などという言葉が便利よく蒸発してしまっています。

「国策なのに誰も責任をとらない」ことのおかしさは、今度原発を建てるとき、そこには国の何の権限もないまま造られるということだ。

今日のウォークでは、幟をみて話しかけてくる人がいました。

2022年6月17日 56号 

 原発の危険性、小出さん講演会の資料

2022年6月10日 55号 

 上関原発埋立をめぐる中電の矛盾点、熊本一規さんの解説

2022年6月3日 54号 

 安定ヨウ素剤の配備、松本市議会の討議



2021年7月30日 11号

 那須正幹さん追悼 祝島同行記2 岡本正彰


2021年7月23日 10号

 那須正幹さん追悼 祝島同行記1 岡本正彰

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小出裕章さん講演会2022、本日、予定通り開催します。

2022年04月16日 | 脱原発

コロナの第7波の到来を予測する報道も増えてきましたが、

今日時点では、予定通り、開催致します。

しかし、体調に不安のある方は、ご自身で慎重に判断ください。
高熱のかたの入場は、お断りします。



4月12日と15日の2日間、昼休みに山口大学吉田キャンパス前で

小出裕章さん講演会のチラシを配布しました。
多くの新入生に受け取ってもらいました。

そのとき、こんな会話がかわされました。

「小出裕章さんって知っていますか?」

「い~え、全然知りません」

「福島の原発事故は、覚えていますか?」

「え~、テレビでやっていたので、・・・」
「その原発事故に警鐘を鳴らし続けてきた原子力の専門家です。そして、今も事故が終わっていないことを訴えています」

「へぇ~、そんな人がいるんですか、・・・あっ、すみません、時間がないので・・・」
「今の日本で一番知ってもらいたい人の一人です。ぜひ動画サイトで小出ひろあきで検索してください」
「は~い」

ぜひ、会場で直接、小出さんの話を聴いてほしいです。

今日の講演会は、大学生以下は無料です。

             (4月112日 山口大学吉田キャンパス前)

 

 

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茨城県知事選 はなやまちひろさんの総括に注目。

2017年08月29日 | 脱原発

市民運動や住民運動は、魂のこもった原点がなにより大切と思います。
1人ではできない、だから多くの人と手を結ぶ。

つながりをつくる。
それは、選挙という場でも求められると考えます。

脱原発を福祉や暮らしの課題と結びつけてたたかう場合もそうだと思います。
今回は、票数としては及びませんでしたが、魂のこもった母体を形成できたことはとても素晴らしく、山口県でも学ぶ点がいっぱいあると思いました。

 ご本人の了解を得て、以下に掲載させていただきます。

討議の参考に活用ください。

なお原文は、はなやまさんのフェースブックからです。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100008158968937

                                        いのち・未来うべ 事務局 安藤

~~~~~~~~~~~~

【2017年茨城県知事選挙について】


今回の選挙、すでにいろいろと言われていますが…
大井川氏・橋本氏ともにかなり前から知事選の準備をしてきましたが、「原発は争点としない」と言及を避けてきました。今年3月の大井川さんの立候補表明では「住民投票」との発言もありましたが、以降トーンダウンし原発政策にはほとんど触れられませんでした。

原発反対の活動仲間とは「原発反対の候補者が出ないのか?これでは誰にも投票ができない。どうにかならないのか?」と話をしてきました。
この間の野党共闘の流れの中で、茨城県にも市民連合が結成され、知事選については、これまで野党候補として毎回候補者を立ててきた共産党系の明るい民主県政をつくる会と、茨城県市民連合、原発反対の運動からも市民が参加し、「東海第2原発の再稼動反対」の候補者を選ぼう、ということで最終的に6政党・政治団体の推薦で鶴田まこみさんを支援することを決めたのです。

推薦するにあたっては、民進党や社民党にも推薦の要請をしています。県内の労組や団体などの複雑な事情で、推薦というところには届きませんでしたが、それぞれ自主投票を決めていましたので、独自に応援をという流れができました。実際に見えるところ、見えないところで支援をいただいています。
野党共闘ができずに、共産党が独自で候補者を出して、また負けてしまったような投稿がなされていますが、以上のとおり、茨城県内の抱える複雑な事情がある中で最大限の野党共闘はできていたと思います。

鶴田さんの立候補により、それまで「争点としない」としてきた「東海第2原発の再稼動問題」が一番の大きな争点となり、大井川・橋本の両候補も政策として一定の政策を言及せざるを得なくなりました。
大井川氏は「県民の意見を聞いて決める」として独自の考えは語りませんでした。選挙戦の中でもほとんど語られることはありませんでした。

橋本氏はこれまで「国が決めること」と一貫して答えており、「東海第2原発の再稼働問題」については、選挙の直前に突然「慎重に」と表明したものです。「慎重に」では弱いと思ったのか「再稼働を許さない」と表現は強くなっていきましたが、以前からそれらしきことを言ってきたのならばともかく、信用性のない空虚な「脱原発宣言」で、原発反対運動の仲間からも「これは到底信じられないので支持できない」という意見が多数でした。これを信じて「戦略的投票」など、到底できないものでした。

実際に候補者ポスターに後貼りされた「再稼働を許さない」シールは、原発再稼動の声の大きいところでは貼ってある、原発のある東海村では貼られないという状態、街頭演説でも触れない、と二枚舌としかとれない状態でした。

原発が争点となり、橋本氏が「再稼動許さない」発言をしたことで、政策の違いは見えにくくなりました。また、現職が「再稼動許さない」「慎重」と発言したことが大きく取り上げられ、事情を知らない県外の方からも「今回は橋本氏に戦略的投票を」と提起され、著名な方までそれに乗ってしまうということが起きました。
主要なマスコミは、野党共闘の候補者であることを言わず、共産推薦とだけいい(いのち輝く会としてもきちんと報道するように申し入れをしたものですが)、ひどい記事では一騎打ちとして候補者が2名であるかのごとく報道がなされました。公平・公正な報道がなされずここでも誤解を招きました。

こうした逆風はありましたが、鶴田候補の大きな魅力もあり、地域の「いのち輝く会」も驚くようなスピードで進み最終的に40市町村に及び輝く会ができ、市民の手作りの選挙活動が各地で行われました。
後からの立候補表明で時間的制約があり、人的にも市民が仕事を抱えながら活動することには限界があり、県民のみなさんに伝えきれなかったところが大きかったのですが、その中でできることはやりきった、と思います。
少なくとも「共産党候補が後から出てきて、戦略的投票を阻害した」「野党共闘ができなかった」ようなことはありません。以上のとおり、そもそも橋本氏を脱原発候補としてみていない、現状でできる限りの野党共闘はでき、かつ進んだので誤解をいただかないようにお願いしたいと思います。

また橋本氏の票を減らしたようにも書かれますが、鶴田さんに投票した人は、橋本氏に投票したとは思えませんし、そもそも橋本氏の「脱原発発言」で推進派系の票も大量に動いています。橋本+鶴田票で勝てたというほど簡単な事情ではありません。

結果は及びませんでしたが、鶴田さんも次に向けて動きたいと力強くおっしゃっています。わたしたちも、次に向けて動きます。そして来るべき「東海第2原発再稼動、20年延長の動き」に備えて、態勢を整えます。
長文ですが、私としての選挙の総括になります。

~~~~~~~~

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東海村の看板

2017年08月26日 | 脱原発

茨城県知事選のさなか、

鶴田まこみさんを応援する、

takeshi.irie さんのフェースブックから転載させていただきます。

https://www.facebook.com/takeshi.irie.3994

 

 

一目瞭然、よ~く伝わります。

なお、上関原発を建てさせない山口県民連絡会でも、

県内主要国道に、上関原発はいらない!の看板を立てる計画があるとのこと。

参考になります。

 

また、現在、茨城県各地で、高木章次さんのマンガリーフレットが配布されています。

それもわかりやすいツールですね。

こちらにあります。

みらいの環境とエネルギーを考える会
https://mirai-ene.jimdo.com

参照ください。

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中村敦夫さんって、どんな人?

2017年08月23日 | 脱原発

中村敦夫ひとり語り

 朗読劇 線量計が鳴る

 ~元原発技師のモノローグ~

 9月17日(日)13時30分開演 14時~16時

 宇部市多世代ふれあいセンター 2Fホール

                主催:中村敦夫朗読劇公演実行委員会 (代表 永谷政一)
                後援 宇部市など

                問合せ:いのち・未来うべ 080-6331-0960(安藤)


中村敦夫さんって、どんな人ですか?

という質問が寄せられました。

「木枯ら紋次郎で一世を風靡した人ですが・・・」

「あのう、私、木枯らし紋次郎って全然知らないのですが、

知らないと、朗読劇は、わかりませんか?」

「いえいえ、決してそんなことはないと思いますよ。」

 

そう答えましたが、

それでも、朗読劇の所々のセリフや最後の原発マフィアを追及するあたりは、
木枯らし紋次郎を彷彿とさせるので、
知っておいた方が、より楽しく理解でいるかもしれません。

参考に、毎日小学生新聞のインタビュー記事を一部コピーしておきますので
参考にしてください。
ルビは残しておきます。


先輩からの手紙/182 わが道をゆく紋次郎 中村敦夫さん/上

https://mainichi.jp/articles/20160716/kei/00s/00s/012000c

~~~~~~~

一夜いちやにしてスターに


 「あっしには、かかわりのねえことで……」

 今いまから44年も前のこと。当時とうじ、一世いっせいをふうびしたテレビの時代劇じだいげきに「木枯こがらし紋次郎もんじろう」という番組ばんぐみがありました。江戸時代えどじだいの街道筋かいどうすじ。上州じょうしゅう(今いまの群馬県ぐんまけん)生うまれの渡世人とせいにん(やくざのような存在そんざいですね)の紋次郎もんじろうは、旅たびの先々さきざきでいろんな事件じけんに遭遇そうぐうし、弱よわきを助たすけ、悪人あくにんを退治たいじしては、静しずかに去さってゆきます。大おおきな編あみ笠がさにマントのような合羽かっぱ、長ながい楊枝ようじをくわえながら、さらりとはき捨すてるのがこの決きめぜりふ。

 紋次郎役もんじろうやくを務つとめたのが、当時とうじ32歳さいだった中村なかむらさんでした。日本にっぽんを代表だいひょうする映画監督えいがかんとくの市川崑いちかわこんさんがカメラを回まわし、アメリカの西部劇風せいぶげきふうのストーリーや音楽おんがくも斬新ざんしんだったことから、夜よる10時じという当時とうじは深夜しんやといっていい時間じかんだったにもかかわらず、大だいヒット作品さくひんになりました。

~~~~~~~~~



 

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【意見】原発だけ何故、特別扱いするのか?

2017年08月07日 | 脱原発

いのち・未来うべの会員ではありませんが、行動をともにすることの多いMさんから談話が寄せられましたので、メモを起こして掲載します。

~~~~~~~~~~~~~~~

原発に反対する理由は、ひとつだけです。

事故が起こらないと言っていたのに事故が起こった。

原発は、核分裂というすごいエネルギーをだすものなので、

いったん事故が起これば対処のしようがない。

福島の事故のテレビ報道を忘れることはない。

当時、関東に住んでいた身内も恐怖を伝えてきました。

事故が起こらないと言うのは、嘘。

起こったことは隠せない。

このまま行けばまた起こります。

反省して、次の大きな事故が起こる前に原発を全部やめてもらいたい。


それと、この機会に言っておきたいが、

原発は国の規則の中で特別扱いが多すぎませんか。

勧められて、小泉純一郎さんの鹿児島の講演をネットでみましたが、
「普通、日本ではゴミの処分地をもっていなければ産廃業者はやってはいけない。

免許を取れないし、取り消される。

核廃棄物の処理も処分も方法がなくて溜る一方なのに、原発では許されている。おかしい」

という指摘があったが、本当にそうだと思います。


小さな業者だったら免許取り消しで営業できなくなるのに、核のゴミは大きな電力会社だから許されるのか、おかしいですよ。


山口県知事による公有水面埋め立ての申請と許可、

普通の建築や土木の会社だったらすぐに書類不備で不許可でしょう。

それを何回も何回も、質問を繰り返して許可にしてしまった。中国電力だから、原発だから特別扱いでしょう。おかしいですよ。

それと、くどくなるので言いたくないが、どんな職種にも技術者には事故を起こせば業務上過失責任があります。誰かが刑事責任が問われます。

あんな大きな事故なのに、東電や政府の責任者、誰か捕まっていますか?

これもおかしいでしょう。

ともかく、次の事故が起きたらおしまい。
その前に、原発を全部やめさせたいですね。

~~~~~~~~~

 

文中にある小泉純一郎さんの鹿児島講演会は、
YOUTUBEで視聴できます。産廃については、1時間18分頃触れています。

小泉純一郎氏講演会「日本の歩むべき道」
主催 大切な歴史のふるさと鹿児島を考える会 

 

 

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8/3山口県知事の埋め立て許可交付、検証

2016年08月27日 | 脱原発

8月3日、突然に、

村岡山口県知事は、中国電力に対して上関原発建設予定地の埋め立て許可を交付しました。

毎日新聞

 http://mainichi.jp/articles/20160803/k00/00e/040/234000c

山口県は3日、中国電力が申請していた上関(かみのせき)原発(同県上関町)の建設予定地の公有水面を埋め立てるための免許の延長を許可し、中国電力の迫谷(さこたに)章副社長に許可書を交付した。その一方で県は、原発の本体工事の着工時期の見通しがつくまでは埋め立てないよう文書で要請した。

 東京電力福島第1原発事故後に原発の安全対策を強化した新規制基準が設けられたため、予定通り上関原発を建設するには原子炉設置許可の申請内容を変更するか、新たに申請し直す必要があり、本体工事の見通しは立っていない。地元住民の反対も強く、今回の許可を受けて、中国電力がすぐに埋め立て工事を始める可能性は低いとみられる。

 上関原発は、瀬戸内海に面した海域約14ヘクタールを埋め立て、陸上部分を含む約33ヘクタールを造成し出力137.3万キロワットの改良型沸騰水型(ABWR)原子炉2基を建設する計画。中国電力は2009年10月に埋め立て工事を開始し、同12月には国に原子炉設置許可を申請した。原子力規制庁によると、設置許可申請が出ている唯一の新設原発。

 ただ福島の事故後の11年3月、県の要請で埋め立て工事を中断。埋め立て免許期限は「着工から3年以内」のため、中国電力は免許が失効する直前の12年10月に延長を申請したが、県は「国のエネルギー政策上の位置付けの確認」として結論を先送りしてきた。埋め立て免許の新たな期限は19年7月まで。

 中国電力の迫谷副社長は「要請を大変重く受け止めて検討していく必要がある」と話し、埋め立ての着工時期は明らかにしなかった。許可書を交付した弘中勝久副知事は「慎重かつ厳正に審査を重ねてきた。要請は村岡嗣政(つぐまさ)知事の思いでもあるので、重く受け止めていただきたい」と話した。【松田栄二郎、祝部幹雄】



福島原発事故が起きて5年経った今になって、なぜ埋め立て許可を交付したのでしょうか?

7月の参議院選挙結果を見て、山口県民の賛同が得られると判断したのでしょうか?


山口県は、「重要電源指定が有効であると資源エネルギー庁の課長が文書で回答してきたこと」が、ほぼ唯一の判断材料であると公表しました。

山口県として、中国電力の上関原発建設計画を、承認し推進することを宣言したものです!
山口県は、「原発推進」に明確な梶を切ったのです!!

「本体工事の時期などが明確になるまでは公有水面の埋め立て工事に着手しないように」という「県知事の要望」を条件としてつけた、と言って、原発推進ではない、原発本体は国と中国電力の責任であるかのような姿勢をとっています。

そもそも、7回にわたる照会と結論先送り自体が、「承認のための時間稼ぎ」でした。
今度もまた、姑息な責任逃れです。

多くの県民にとって福島原発事故以後、原発推進はありえない選択です。
しかし、事態は、「時間とタイミングの問題」だったのです。

ひとつには、参議院選挙での江島潔氏(自民党)の発言があります。
http://atta-an.seesaa.net/article/439724819.html

もう一つは、上関町長島の現地の様子です。
『いのち・未来うべ通信12号』上関・長島現地の訪問記をぜひお読みください。
ここには、原発推進は、既定路線という実態があからさまにでています。




 

8月5日、県庁で行われた祝島島民の会の抗議行動で発表された声明を掲載します。

 

 

    埋め立て工事免許延長への抗議文 2016.8.5

 

  村岡知事は決定理由を「埋め立て免許を出した時と同じ条件が整っている。不許可は違法な処分。」としている。

 

 もともと埋め立て工事は三年間で竣工するのが原則である。また、2011年東日本大震災後に当時の二井知事は免許の延長を認めない方針を表明した。当時の二井知事は違法行為を行うとしたのか。(そうではない)

 

 知事は県民の安心、安全を守る立場である。途方もなく、県民の安心、安全を脅かす原発建設に伴う埋め立て免許に関して、県民の安心、安全を守るための政治的判断を発揮すべきである。特に建設予定地からわずか4kmの対岸にある祝島の住民は、村岡知事の埋め立て工事延長許可によって安心、安全な生活が壊されていくことになる。本日の行動は埋め立て工事免許延長許可への島民の怒りの一端である。

 

                            祝島島民の会


私たち山口県民は、周辺の人々と力を合わせて、今まで以上に、『上関原発建設絶対反対』を訴えていきましょう!!


一方、このたび鹿児島県知事選挙で当選した三反園(ミタゾノ)鹿児島県知事は、26日、九州電力に、川内原発の稼働を一時停止するように申し入れました。

http://www.asahi.com/articles/ASJ8T6QVXJ8TTIPE02Q.html

鹿児島県民のみなさんに続きましょう!!




 

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