いのち・未来 うべ

わたしたちは、原発のない安全な未来を
子どもたちに残すことを願って活動しています

【スラップ裁判】8/30報告集会があります!

2016年08月28日 | 情報

6年8ヶ月つづいた上関原発埋め立て工事のスラップ裁判の締めくくり、
和解期日が明日になりました!

8月30日(火)14時から、山口地方裁判所であります。

http://kaminoseki-genpatsu-slapp.jimdo.com/slapp裁判の日程/

しかし、非公開ですので、関係者以外は協議会場に入ることはできません。

協議の結果報告集会が、山口地裁向かいの林業会館であります。


もう和解は決定するようで、下記の新聞記事が出ています。

中国新聞2016年8月27日


広島から被告を支援している仲間も大勢やってきます!!

 広島のみなさんの取り組み。

 【明日の予定】

 12:30 山口県庁前

 13:00 要望書手渡し予定

13:45 山口地方裁判所前 送り出し

14:30 裁判所向かいの林業会館にて

      裁判報告集会

17:00 までに終了

  https://www.facebook.com/kaminosekigenpatsu.slapp/?pnref=story

 

山口県知事が埋め立て許可を中国電力に交付したばかりですので、和解といってもホッとはできない気持ちですが・・・。

山口県民の上関原発反対派も、広島の皆さんと一緒に、県庁前に集まりましょう!!


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

8/3山口県知事の埋め立て許可交付、検証

2016年08月27日 | 脱原発

8月3日、突然に、

村岡山口県知事は、中国電力に対して上関原発建設予定地の埋め立て許可を交付しました。

毎日新聞

 http://mainichi.jp/articles/20160803/k00/00e/040/234000c

山口県は3日、中国電力が申請していた上関(かみのせき)原発(同県上関町)の建設予定地の公有水面を埋め立てるための免許の延長を許可し、中国電力の迫谷(さこたに)章副社長に許可書を交付した。その一方で県は、原発の本体工事の着工時期の見通しがつくまでは埋め立てないよう文書で要請した。

 東京電力福島第1原発事故後に原発の安全対策を強化した新規制基準が設けられたため、予定通り上関原発を建設するには原子炉設置許可の申請内容を変更するか、新たに申請し直す必要があり、本体工事の見通しは立っていない。地元住民の反対も強く、今回の許可を受けて、中国電力がすぐに埋め立て工事を始める可能性は低いとみられる。

 上関原発は、瀬戸内海に面した海域約14ヘクタールを埋め立て、陸上部分を含む約33ヘクタールを造成し出力137.3万キロワットの改良型沸騰水型(ABWR)原子炉2基を建設する計画。中国電力は2009年10月に埋め立て工事を開始し、同12月には国に原子炉設置許可を申請した。原子力規制庁によると、設置許可申請が出ている唯一の新設原発。

 ただ福島の事故後の11年3月、県の要請で埋め立て工事を中断。埋め立て免許期限は「着工から3年以内」のため、中国電力は免許が失効する直前の12年10月に延長を申請したが、県は「国のエネルギー政策上の位置付けの確認」として結論を先送りしてきた。埋め立て免許の新たな期限は19年7月まで。

 中国電力の迫谷副社長は「要請を大変重く受け止めて検討していく必要がある」と話し、埋め立ての着工時期は明らかにしなかった。許可書を交付した弘中勝久副知事は「慎重かつ厳正に審査を重ねてきた。要請は村岡嗣政(つぐまさ)知事の思いでもあるので、重く受け止めていただきたい」と話した。【松田栄二郎、祝部幹雄】



福島原発事故が起きて5年経った今になって、なぜ埋め立て許可を交付したのでしょうか?

7月の参議院選挙結果を見て、山口県民の賛同が得られると判断したのでしょうか?


山口県は、「重要電源指定が有効であると資源エネルギー庁の課長が文書で回答してきたこと」が、ほぼ唯一の判断材料であると公表しました。

山口県として、中国電力の上関原発建設計画を、承認し推進することを宣言したものです!
山口県は、「原発推進」に明確な梶を切ったのです!!

「本体工事の時期などが明確になるまでは公有水面の埋め立て工事に着手しないように」という「県知事の要望」を条件としてつけた、と言って、原発推進ではない、原発本体は国と中国電力の責任であるかのような姿勢をとっています。

そもそも、7回にわたる照会と結論先送り自体が、「承認のための時間稼ぎ」でした。
今度もまた、姑息な責任逃れです。

多くの県民にとって福島原発事故以後、原発推進はありえない選択です。
しかし、事態は、「時間とタイミングの問題」だったのです。

ひとつには、参議院選挙での江島潔氏(自民党)の発言があります。
http://atta-an.seesaa.net/article/439724819.html

もう一つは、上関町長島の現地の様子です。
『いのち・未来うべ通信12号』上関・長島現地の訪問記をぜひお読みください。
ここには、原発推進は、既定路線という実態があからさまにでています。




 

8月5日、県庁で行われた祝島島民の会の抗議行動で発表された声明を掲載します。

 

 

    埋め立て工事免許延長への抗議文 2016.8.5

 

  村岡知事は決定理由を「埋め立て免許を出した時と同じ条件が整っている。不許可は違法な処分。」としている。

 

 もともと埋め立て工事は三年間で竣工するのが原則である。また、2011年東日本大震災後に当時の二井知事は免許の延長を認めない方針を表明した。当時の二井知事は違法行為を行うとしたのか。(そうではない)

 

 知事は県民の安心、安全を守る立場である。途方もなく、県民の安心、安全を脅かす原発建設に伴う埋め立て免許に関して、県民の安心、安全を守るための政治的判断を発揮すべきである。特に建設予定地からわずか4kmの対岸にある祝島の住民は、村岡知事の埋め立て工事延長許可によって安心、安全な生活が壊されていくことになる。本日の行動は埋め立て工事免許延長許可への島民の怒りの一端である。

 

                            祝島島民の会


私たち山口県民は、周辺の人々と力を合わせて、今まで以上に、『上関原発建設絶対反対』を訴えていきましょう!!


一方、このたび鹿児島県知事選挙で当選した三反園(ミタゾノ)鹿児島県知事は、26日、九州電力に、川内原発の稼働を一時停止するように申し入れました。

http://www.asahi.com/articles/ASJ8T6QVXJ8TTIPE02Q.html

鹿児島県民のみなさんに続きましょう!!




 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【お知らせ】 「いのち・未来うべ」通信12号が発行されました

2016年08月07日 | お知らせ

 

   

       通信12号 (表紙) 1ページです。

 

 

 

上関・長島の現地の訪問記です。道路の拡幅など原発建設を目的とする以外にはありえない工事が中国電力の発注で行われています。

 

 

 

                     目次です。

 

 

このブログではPDFファイルを置けません。

全文が読めるPDFファイルは、ここに↓ にあります。(代表安藤の個人ブログ)

http://atta-an.seesaa.net/article/440807850.html

拡散に活用いただければ幸いです。

 

訂正があります。

紙で配布している通信12号では、9月定期総会は、9月6日となっていますが、正しくは

9月11日(日)です。

時間は、午後2時~4時です。

場所は、宇部市まちなか環境学習館です。

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする